APIAの帽子デザインは好き。
2020年発売のコーデュラキャップが気になって、製品ページを見てみると……、季節に合わせたデザインをしていることに気が付きました。夏はデカ目のロゴドーンに派手なカラーリング。秋冬は機能性を保ちつつ落ち着いた見た目にしている感じ。
てことは……4種あれば1年戦えるな!
APIAの考え抜かれたアパレルデザインに惚れろ!
APIAのアパレル紹介ページはこちら。
上ほど新作かつ季節に合わせたリリースになっています。
このひとつひとつの紹介文に、デザイナーとアングラーの融和を感じました。コーデュラキャップは秋冬に合わせ、落ち着いたデザインになっています。
秋冬は暖かさが重要。季節の変わり目は天候変化もしやすいから、急な雨にも耐えてくれる生地にしている、とのこと。嬉しい心配りですよね。
使いやすさを追求するのもデザイン
デザインには「設計」の意味合いがあります。
イラストを描くのもデザイン。図面をひくのもデザイン。客を呼び寄せる仕組みもデザイン。戦略的マーケティングもデザイン。
大衆には、”完成されたモノ”に対して使われやすい言葉。でもデザイナー側だと、作成までの過程に使う言葉ですね。良いデザインには必ず意味があるんですよ。なぜなら、誰かのために考えられているから。
誰でも今すぐデザインは出来ます。
例えば、部屋にある物を使いやすいように並べ替えるのもデザイン。分類としてはインテリアデザインですね。風呂で「どこから洗う?」と問われ、いつも決まった順番にしているのもデザインといえますね。
デザインは、ビジュアルやアートだけの言葉じゃない。
APIAのアパレルは、ひとつひとつにデザインの理由を明記しています。ただ売るのではなく、アングラーが着けたビジュアルと、着用する季節に合わせており、優しさを感じますね。
夏は大きめロゴで元気さと、快活なカラーで動きたくなるデザイン
この帽子デザインを見てどう思います?
こちらは春リリースのフラットキャップ。
春は気温が上がり始め、人々も活性が高くなり、外へ出かけることが多くなる季節。だから派手目で明るいデザインで大丈夫! 街歩きでも違和感ないですよね。
もしこれを真冬に被っていると……なんだか”浮いた”感じになりませんか?
明るいデザインは夏っぽさを感じるから、雪が降る中でこれを見かけると、「アイツ寒くないのかな……」と思うでしょ。
ファッションは季節と気温に合わせることが重要
夏は汗をかきやすいため、ほぼ無地の帽子だと、汗の跡が目立ちやすいですね。だからロゴが大きく派手なカラーリングなら、汗の跡がけっこう隠れてくれます。
色鮮やかな服を着ている人は、なんだか陽気なイメージがあるでしょ? それと同じで、ファッションには個性が滲み出るものです。
正直いって、フィッシングウェアで個性を出すのは難しい。
だからこそ、季節感は大事にして欲しいと思います。真夏にモコモコしたジャケットを羽織ってると、脳がバグッてんじゃないかと思うでしょ?
見た目が他人に与える印象は大きいのです。
最後に──2デザインあればオールシーズン戦える!
派手派手は春から夏に、落ち着いたカラーは秋から冬に。
年間オシャレアングラーを目指すなら、シーズン別にせめて2パターンのアパレルは用意したいですね。ルアーもたった1個の1カラーで全てを釣りきるのは難しいじゃないですか。
デザインに意味を持たせ、このデザインはこういう時に使うんです! をちゃんと説明できると、説得力が違いますね。
APIAのように、季節でデザインをあわせてくれるメーカーは貴重です。春夏秋冬で揃えてしまえば、オシャレアングラーになること間違いなし!
ただし、似合うかどうかは別の話だよね……。
他にもAPIAのキャップを褒めている記事があります
APIAのキャップは一目で「良い!」と気づいたよ – とあ浜 (hama-angler.com)
こちらもぜひお読みください!