駿河湾の釣り禁止拡大: マナー違反が釣り場を失わせる理由とは?

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私が釣りを始めてからン十年……。釣行範囲内(主に静岡)で釣り禁止になったポイントが増えましたね……。主な理由はゴミ問題に不法侵入など、マナー悪すぎ問題が9.9割ほど。

はる@釣行中
はる@釣行中

特に駿河湾のマナーがひときわ悪いと評判に。。

一体どうしたら負の連鎖を断ち切ることができるのだろうか。

この記事のまとめ:

この記事は、釣り場のマナー問題が引き起こす深刻な影響について述べています。特に静岡県の駿河湾周辺では、ゴミの放置や不法侵入といったマナー違反が頻発し、ついに由比漁港が釣り禁止となりました。

とうとう由比漁港が釣り禁止になったらしい

駿河湾奥にある由比漁港は、アオリイカで有名なポイントでした。

由比漁港は桜えび漁が盛んな港。桜えびは朝と夜に漁を行うので、漁船の出入りも激しく、釣り人の投げた仕掛けが船に飛び込むとか、停泊中のロープにルアーを残して逃げるなど、漁師と釣り人の間でトラブルが耐えませんでした。

組合もいい加減にキレたし、保安上でも部外者は出入り禁止にしたほうが楽。それならばと、ついに「釣り禁止」の決定となりました。詳しい経緯は以下のサイトを参考にしてください。

http://ameblo.jp/devastation-hakainoato/entry-12094030525.html
https://ameblo.jp/salt-angler1990/entry-12450878327.html

漁港は本来、漁業関係者だけが利用できる施設です。

そこを勘違いしている釣り人が多いから、漁港で禁止になっているわけです。

人としてのマナーが必要であって、釣り人が定めるルールじゃない

アウトドアのマナー悪化問題は、何も魚釣りに限ってはいません。

キャンプや登山でもゴミ問題はあるし、深夜まで大騒ぎするBBQとか、自分さえ良ければ全てヨシ! ──な人々が、先人が切り開いた分野を閉じていくのは心苦しい。おまけにそれが”ごく少数”であるからこそ、なおさら苦しいのです。

「ゴミはゴミ箱へ」

子供のうちに誰でも学ぶこと。

「公共の場では騒がない」

周りが静かにしているなら、そこは静かにするべき場所なのでは?

アウトドアのみでいうなら、「自分のゴミは自分で持ち帰る」「ゴミをなるべく出さない努力をする」「現地や他人に迷惑をかけない」などがあります。当たり前に聞こえるでしょうけど、その当たり前を出来てない人がいるから、今の状況になっています。

ルールを守れないのは、ケモノ同様でしょう。

釣り人口のうち1割がマナー違反していると考えると……恐ろしいことですよ

釣り人口は1000万人規模といわれています。

その中の2割は啓蒙活動を行い、7割は普通に楽しんでおり、1割はルールを破る行為をしている……と、区分出来そう。これはあながち間違ってないはず。

1億人のうち100万人が迷惑行為を行っているとすれば、各県に数万人規模のヤバイ奴らが潜伏しているかもしれない。もしそれが一同に集結したら……? そうなりやすいのは、人気ポイントですね。

ハイシーズンや人気ポイントでは、横入りや居座りなど、SNSでマナーに関する愚痴や晒しは日常です。それでも、仲間同士で潰し合っている内はまだいいんですよ。

公共に迷惑かけたら終わりでしょ?

【終わりに】模範的アングラーが師となるかが今後を左右する

釣りのマナーを教えてくれるのは誰だろう……?

それは最初に教わる人や、情報ソースでしょうね。

初心者にいきなり「あいつの居る場所は釣れるから追い出せ」とか、「侵入禁止だからこそ釣れるんよ」などと教える人は、ぶっちぎりでヤバイ奴です。マナーが特に悪い年代といえば、高齢者層が目立ちますが、そうなるのも、その時代は海がゴミ捨て場だったから……。

よくある言い訳に、「以前は出来たのに……」があります。

なぜ今は出来ないのだろう。それは皆が間違いだと認識したからです。いい加減に現実と向き合っていただきたいものですね……。

各地にある注意書き看板もタダじゃないんですよ

今では各地に注意書きの看板を必ず見かけますね。

水辺なら条例のこと、レジャー(水遊び・釣り・マリンスポーツ)に関わること、狩猟の可否、立入禁止区域の表示などがあります。

これらの看板も、タダで立てているわけじゃありません。

はる@釣行中
はる@釣行中

1500円とはいえ誰かが払ってるわけだね・・。

優しい世界なら、こんな注意書がなくとも皆がルールを守る前提。誰もルールを破らないのなら、注意書きも必要なりくなります。守らない人、知らない人が多すぎるから、注意書きがあるのです。

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