19年度(来年)内で9割は完成予定の浜松市沿岸域防潮堤。
サーフアングラーとサーファーにとっては妨げになるので忌む方もいると思いますが、浜松市の地域防災の要として重要な防潮堤工事です。
M9クラスが想定される南海トラフ大地震で起きる津波に対して、有るのと無いのでは、宅地の浸水領域を7割減することができます。
──とはいっても、「これってどのくらいの規模なの?」と疑問を持つ方もいるかと。
それらに対する解を浜松市が用意してくれました。
【浜松市公式】防潮堤動画館
こちらでは普段見ることのできない、工事中の防潮堤を見ることができます。
砂丘の上に立つ防潮堤は、天竜川から浜名湖にかけて総延長17.5km。
それを空からの視点を交えて紹介しています。
陸側からはわからない規模の秘密
地域景観を大事にしているため、地上からその様子はよくわかりません。
実際に沿岸部道路を走行しても、元からある松林が丁度隠しているし、バイパスよりは低いので目立ちにくい。
なので「防潮堤なんかあるの?」と思えます。
これが海側から見ると、「なんだあの要塞都市!?」と感じてしまうかも。
ちなみに浜岡原発の防潮堤のほうが物々しいです。
この防潮堤に関してもうちょい詳しく書いた記事はこちらです。
翌年2017年1月からは中田島海岸も規制対象
青の破線は進入禁止区域。
これではほぼ全面侵入禁止じゃないかと思えますが──
緑の矢印は海岸へ侵入することのできる通路。
工事内容によって変化はしますが、行政によれば、必ず通路は確保するとのこと。
なのでアングラーとサーファーには、配慮したのかもしれません。
中田島砂丘は観光名所ですしね、当然の措置かと。
ドローンパイロットは今後食いっぱぐれのない職種?
ドローンでの空撮は需要があります。
自動飛行で荷物の宅配も成功するなど、ドローンの可能性と関心は高まっています。
関わることは「技師」にあたると思いますが、高給ってわけでもないです。
でも人材が不足していることは確か。
アウトドアやスポーツでの撮影には有効で、特にトレッキングで絶景を撮ることができるようになります。
映像制作会社が部署を作って運営するのが現実的でしょう。
実力と語学力があれば、世界での需要はいくらでもあるのではないですかね。
今では1万円以下でも買えるようになりました。
仲間で釣りをすることが多い方は、誰かに与えて「俺を撮れ!」ってやってみてもいいかと思います。
360度カメラも面白いけど、デイゲームの釣りは風景を撮ってナンボでしょう。