ソルトルアーメンでもバスフィッシングの雑誌は一度読んだほうがいい

「ソルトとフレッシュの釣りで何が違う?」

そう問われれば、”本質として同じ物であり変わらない”と答えます。

それぞれに傾倒する人であれば、「こっちが上!」と答えるかもしれません。

今回はそういう頭デッカチさんを諌めるような内容。

主観としては”どっちもどっち”であり、それぞれ重視されるテクニックは違うと感じます。

それは雑誌の内容にも現れていますね。

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「魚を釣る」か「魚を探す」か

バスフィッシングを含めるフレッシュウォーター(湖・河川)の釣りでは、”魚を釣る”ことが重視されています。

一方ソルトウォーター(海)の釣りでは、”魚を探す”ことが重視されています。

それは何故かというと、場所の広さに違いがありすぎるため。

釣りをするにあたり、水質の違いというのは、それほど重大な違いじゃありません。

海水と真水では浮力が違うため、浮くはずのルアーが沈んだり、沈むはずが浮いたりしますが、それを最適化することで現在の技術が確立されたようなものです。

どちらも”そこに居るであろう魚を釣る”ことに変わりはないのだから。

貴方が住む場所から行きやすい釣り場って、フレッシュですか? ソルトですか?

アングラーは実際に自分が釣りをできる場所を基に、知識を詰め込んでいくのではないでしょうか。なので、「こちらを知れば向こうは必要ない」と、頭カッチカチに考えている人は多いかと思います。

ソルトとフレッシュでは、そもそも魚に対する意識もちょっと違うんです。

ソルトでは「魚を釣る=食べる」の意識が強いので、ブツ持ち写真で血ダパーしていても「やったね!」くらいに感じます。

ところがフレッシュの人は「魚を釣る=慈しんで帰す」の意識が強く、それを見ると「ちょっとその扱いはどうなの!」と憤慨したりします。

この辺の違いは、第三者として見るとハッキリわかります。

どちらにせよ、それぞれ歩み寄らないと、「なぜそうしているのか?」を知ることはできません。

「良い部分は取り上げ悪い部分は戒める」ことで、健全なジャンルは育ちますが、ソルトとフレッシュでは価値観が違いすぎるんですよね。

私は渓流から海へ変遷したので、その違いがよくわかります。

どちらの知識も詰め込むほうがいい話

ルアーフィッシングにおいてバスは先駆であり、ソルトは後進になります。

狭い場所でリリースを繰り返すバスは、スレが進行しすぎて、ルアーを使えば簡単に釣れる魚ではなくなっていきます。

そこで革新し続けたのが「リグ」であり、ルアーを動かす「テクニック」です。

ソルトルアーで存在するリグやテクニックは、既にフレッシュで確立された物なので、口悪くいえば”猿真似”みたいなもの。

シーバスルアーはもともと「バスルアーでも釣れるんだけど?」からはじまっているので、現在主流のルアーは”専用に刷新されたもの”です。

なので存在するルアーの種類は、バスフィッシングのほうが圧倒的に多いのは事実です。

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進行するスレを打ち破るために、釣るための技術が躍進したフレッシュのルアーフィッシング。

対してソルトのルアーは、年々少なくなる魚もあって、広大な海からピンポイントで魚を探すことが発達していきます。

なのでソルトの人たちは「魚がいる場所(ポイント)を教えて♪」が多いし、フレッシュの人たちは「あそこに居る魚を釣らせて♪」と教えを請う流れが多いです。

これらは雑誌の内容にも反映されており、その違いを春の味覚である「タケノコ」で例えると──

・ソルトの雑誌は、タケノコがどこで生えて、どのように見つけるかが主に書かれている。

・フレッシュの雑誌は、生えているタケノコを、どのようにして上手く掘り出すかを書かれている。

みたいな感じ。

あるジャンルに傾倒する人は、総じて視野が狭くなりがちです。

そのジャンルが「シーバス」「ヒラメ」「ブラックバス」「トラウト」などであろうと、どれか単一を読み続けると、知識としては偏りやすい。

これはそれぞれが得意とする分野が違うためです。

ソルトルアーメンは読んでおいたほうがいいジャンル

ソルトのプロもバスフィッシングからの人が多いように、魚を釣るためのテクニックを培うに、バス雑誌や動画は重宝します。

「ロッドの動かし方でルアーはどう動くのか」「ピンポイントで投げるためにはどうしたらいいか」「スレた時の対処法とルアー選択」──など。

これらはバス雑誌のほうが圧倒的に詳しく書かれています。

シーバスを狙う人であれば、バスと渓流は読んでみたほうがいいかと。

そもそも魚は障害物など、何か隠れる場所に生息する習性があるため、シーバスもバスも狙うべきポイントは大して違いはありませんし、そこへ至るテクニックはバスのほうが充実しています。

渓流は流れの中を攻めることが当たり前のため、魚が隠れる淀みへのアプローチ法がぎっしり詰まっています。「アップクロス」「ダウンクロス」の概念もこちらが先で、フライフィッシングのほうが先駆です。

また”音”に敏感なため、自身が魚に近づくために自然とマナーも身につくので優れています。

「Basser」は根強い人気を誇るバス雑誌で、最新号では”テキサスリグ”について詳しく書かれています。

ヒラメを基とするフラットフィッシュでは、「ジグヘッド+ワーム」がよく使われますが、その前身がテキサスリグです。

倒木やら石が点在する湖底を、根掛かりせずボトムをネチネチ攻める方法として有効なリグなので、トリプルフックむき出しで魚を引っ掛ける気マンマンのジグヘッド達は、見習ってもらいたいものです。

根掛かりを外すテクニックも、バスフィッシングのほうが多く紹介されていますね。

ある1つのジャンルを知ろうとし続けると、壁に当たりやすいです。

そんな時は全然関係ない世界を息抜き程度に見ることで、「あっ」と思う発見をすることは多々ありますよ。

個人的には、ヒラメの雑誌を読むよりシーバスの雑誌を読んだほうがいいのではないかと。

もともと「サーフでシーバスを狙っていたらヒラメも釣れるんだけど…」からはじまったものなので、テクニックや魚の居やすい場所も大して変わりはありません。

ただそれよりも、ルアーが重く、なるべく底を狙うほうがいい程度の違いです。

知識なんて広く浅く、そして知ろうとして新たに吸収するのが理想です。

ひとつを突き詰めた場合、それを否定されると「何が間違っているんだ!」とムキになりがちでしょう?

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