天然ゴムの高騰は釣り道具の価格帯に影響を及ぼすのか

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天然ゴムの高騰で、国内タイヤが軒並み値上げに踏み切るらしい。

釣り具にも使われているのは少なくないし、影響を受ける可能性はある。

結論からいうと、影響がある製品もあれば、ない製品もある

「……えぇ?(困惑)」と思われるかもしれない。

はる@釣行中
はる@釣行中

素材を知ることで、影響が出るかも? な製品は特定できます。

天然ゴム高騰の原因になった自然災害

だいたい天災が悪い。(転嫁)

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国内の天然ゴム貯蔵は、今年2月をピークに下降線で、今が臨界点。

産業が隆盛な国の消費は増え、供給元は水害やらの天災で生産が落ち、今は世界的なゴム不足です。

その煽りを食らうのは、最も消費が多いタイヤ業界。

主要メーカーが「6月までに値上げをする」と決定したが、他業種にも影響は出るでしょう。

ゴムと思われている物は「天然ゴム」か「シリコーンゴム」が使われている

コンドーム先輩は、天然ゴムシリコーンゴムと2種の素材があります。

どちらが気持ちイイかは別として、「人生を守るアイテム」として、強度は重要

それは天然ゴムが勝っています。

魚釣りでもゴム製品は多い。

こちらはシリコーンゴムが主流で、天然ゴムはごくわずか。

人々の生活を支えている『ゴムっぽい物』は、シリコーンのほうですね。

明らかにゴムっぽい「ワーム」は、プラスチックを素材とした合成樹脂

もちろんシリコン製もありますが、天然ゴムのワームは存在しないくらい。

そのため、明らかにゴムだろうワームは影響を受けることは考えにくい。

ですが、影響を受けそうなのが他に存在する

タイラバで学ぶ天然ゴムとシリコンの特徴

「スピナーベイト」「タイラバ」などは、ヒラヒラしたスカート部分にゴムを使用している。

これもシリコン製が多いですが、天然ゴムのメリットに「弾力性と伸縮性そして強度」がそれを上回ります。

つまり、食いちぎられることがほぼないことが利点。

スピナーベイトでみるモジャモジャしたラバーは、魚のバイトで食われるため劣化が激しく、長期の使用に向いていない。

天然ゴム製品なら、劣化がそれよりマシになり、長期でも安定したクオリティを保ってくれる。

つまり、「細かくビラビラした物は天然ゴムのほうがいい」ってわけ。

ちなみに天然ゴムとシリコーンの見分け方を追記しておくと。

主成分を見れば話は早いが、天然ゴムは素材同士がくっつきやすく、粉をまぶしてあることが多いので、これが見分ける目安になる。

更に長期使うメンテナンス法として、水洗いして乾燥後に、魔法の粉をまぶすことで、劣化もある程度防げるようになったりする。

釣り具で値上げされそうなゴム製品はタイラバとウキゴム

ゴムっぽい釣り具でコストパフォーマンスを求めるなら、天然ゴムが向いています。

天然ゴムが使われる例を挙げれば、「タイヤ・ホース・靴・駆動のベルト」など、長期の性能維持と耐久が求められる部位ぶ多い。

釣り具で使われているのは、グローブや竿受けなど。

タイラバやスピナーベイトなどもあるし、地味に使われているのがウキゴムだったりする。

実際は石油原料だったり合成樹脂が多い。

なので高騰の煽りを食らうのは少なく、お財布へのダメージは軽微ではないかな。

……一方、釣り業界はというと

ちょくちょく「円安で為替変動して相場がヤバイ」と、各メーカーが値上げしてますね。

釣り具の純国産品は、和竿くらいしかないです。

その他の製品は、輸入した資源で製造しているため、為替変動で天国と地獄を行き来するのが、国内製造業の宿命ですね。

悪癖なのは、「円高で儲かるようになったけど価格を戻すとはいっていない」ところ。

それだけ過去よりも現代の製造基準が高まり、余計にコストがかかっている実情ともとれます。

今後とも釣りを続けていくのであれば、値上げは産業を支える投資と思って、受け入れるのが吉かと思います。

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