メガマウスザメの来訪は地震の予兆なのだろうか?

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レアな種が発見されるたび、または珍しいことが起こるたび、「地震の予兆か?」と噂されます。

とはいえ、日本では毎日のように地震が起きているわけで……その因果関係を証明するのは難しい。

血液型診断のように、「そういわれればそうかも?(適当)」みたいに感じるでしょう。

サメだけど肉食じゃないクジラじみた生きる化石「メガマウスザメ」。その捕獲例と地震の関連性も、調べてみれば”さもありなん”と感じる。

その信憑性について少々真面目に考えてみましたが、否定的な文となりました。

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統計で発見後平均54日以内で大地震が訪れている?

長ったらしい序文を並べるのも、読む側として疲れるだろうので、とりまこちらを参照してみてください(他力本願)

「地震の前兆かも?」論として参考になります。

メガマウスザメは深海(150m付近)に生息している。

そのため死体が流れ着くことも稀で、生きた姿を見れたことは、引きこもった美少女すぎる妹が部屋から出た姿を見てラノベ主人公になるほどの幸運であるといえる(エロマンガ先生的説明

捕獲例は世界でも少なくその数は120例ほど。日本では20例ほどの目撃・捕獲例があり、世界でも多いほうだったりする。

参考記事を鵜呑みにするかはともかくとして──

捕獲例の半数近くが大地震に関連している事実は、「偶然にしては出来すぎている」とも受け取れる。

東日本大震災と熊本地震の直前にも捕獲されてはいるので、その可能性も捨てきれないかもしれない。

「じゃあ今回はどうなるの?」といわれても、憶測はいくらでもできるが、断定は誰にもできないでしょう

2062年の未来から来た2chネラーに聞いてみたいものです。

地震予知で期待される「電磁波」が影響を与えている説

地震の前兆として、岩盤破壊によって起こる電磁波をキャッチする方法が期待されてはいます。

これは緊急地震速報で使われる「地震波」とは別物です。

この”予知の可能性を秘めた電磁波”について、まともに説明すると量子力学で知恵熱必死になるので簡単にいうと、システムとしては”間違い探し”みたいなものです。

地球全体はそれだけならば一定した磁場に覆われています。

地殻変動による岩石破壊や圧力による熱など、活動によって起こるエネルギーは電子や量子を発生させます。それは波動として観測できるので、”電磁波”といわれます。

地震による電磁波は、地中から地上へ放出されることで観測できます。

それが常に一定の波に乱れを起こすので、「通常状態との差異から地震によるエネルギー発生を見極められるかも?」が、この予知システムの根幹です。

とはいえ、日本は活断層が存在しない箇所のほうが少なく、また電気に頼る生活が当たり前となっているので、日常的に磁場は乱れ気味。

また宇宙からもガンガン降ってくるので、”地震の前触れである岩石破壊が発生させる電磁波だけ”を感知することは、ノイズが多い現代では技術的にも難しいわけです。

本気で観測するなら、全国の活断層にカミオカンデのような観測点を建てるハメになるでしょうけど、数が多すぎて費用もかさむし現実的じゃありません。

日本にイーロンマスクみたいな人がいれば、やっちゃうかもしれませんね。

地震が発生させるこの電気的なエネルギーは、地球上の様々な生物に影響を与えるといわれています。

ナマズは”電気エネルギー”を察知することに優れ、それを危険であると察知し、そこから逃げようと暴れることで地震予兆として古来より語られてきました。

ではメガマウスも電気を感知することに優れているだろうか?

──生態すら謎の域なので、答えは学者でもわからないでしょう。

深海生物といわれていますが、水深150m前後と比較的浅い地域に生息しています。

深海魚は深度によって、目が退化するか高度に発達するかの進化をしています。メガマウスは光が余裕で届く範囲に生息しているので、電気を頼りに生活をしているのかって説は論として欠けるでしょう。

過去の捕獲からの放流実験を行った例によると、日中は160m付近にいて、深夜に15mほどまで上昇した例があるようです。

水面近くに浮上するプランクトン、つまりエサを食べるために浮上したといわれています。

個人的な意見として「弱った個体が海流にドンブラされた」を推す

日本海側での発見例がないことと、太平洋沿岸で発見されることが多いことから、黒潮の贈り物みたいなものかなと。

温暖な海に生息しているので、冷水塊に捕まるか寿命で仮死状態となり、潮流に運ばれてやってきたのではないでしょうか。

TOKIOが捕獲したラブカは、駿河湾には普通にいる古代魚で、静岡県民としてはそれほど珍しい存在じゃあなかった。

メガマウスは目撃・捕獲例が世界でも少ないので、漁場と漁法から外れて生息している可能性のほうが高いんじゃないかなと思います。

ようするに、「漁師にとって儲けになりにくい水域」にいるから、見つかる事例が少ないのでは?

捕獲作戦をするとなれば、赤道付近を深夜に水面下30mまでまき網する──ってなるんでしょうね。

肉質が非常に柔らかいようなので、網に入るとトコロテンみたいになるかもしれません(誇大)

地震発生後に予兆っぽい例を取り上げればキリがない件

古来より地震を呼ぶ魚といえば「ナマズ」。そして「リュウグウノツカイ」も有名どころでしょう。

川でアングラーにぽこぽこ釣られるナマズは置いておいて、リュウグウノツカイは実のところ、年間発見数から”珍しいほどじゃない”程度です。

こういうのを発見しやすいのは漁師ですが、見慣れない魚は”縁起が悪い”として、見なかったことにすることも多い(例:ラブカ

この手の”さも珍しい生物”は、毎年どこかしらで打ち揚げられて発見されています。

毎日のように地震が起きる国では、「下手な鉄砲──」みたいに”偶然当たる”確率は高い

メガマウスが発見された年で起きた地震を検索すれば、M5以上は9割がた発生してはいます

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けれども、ご覧の通り1ヶ月内でも地震発生は全国規模の日本なので、「磁場が狂ってるレベルじゃねーぞ!」て感じです。

地震による電磁波は、他所から来た魚が影響を受ける可能性はあるでしょうけど、地震に慣れた日本人のように、近海に棲む魚たちも慣れているのではないかとも考えます。

電磁波による健康障害は、過敏である人ほど体調不良を覚えることがあるようです。”虫の知らせ”みたいなものでしょうね。

メガマウスさんの来訪は、ドワーフがたまたま訪れたみたいに迎え入れましょう。「珍しい生物が見つかる→予兆か?」はもはやテンプレみたいなものです。

仮にそれを信じるとしても、どこで起きるのか、どこへ逃げるのか、外れたらどう責任を取るのか……。

それを考えれば、「そんなのあるわけない(震え声)」と答えるのが楽ってものです。

メガマウスさんに会える場所

ちなみに日本でメガマウスが最初に発見されたのは、静岡県の浜松市だったりします。

駿河湾でも発見例があり、一時期駿河湾フェリーがメガマウスラッピングされたほど、偶発なブームともなりました。

現在でも標本展示として見れる場所は主に水族館で、以下の通り。

マリンワールド海の中道|福岡県福岡市

京急油壺マリンパーク|神奈川県三浦市

美ら海水族館|沖縄県

東海大学海洋科学博物館|静岡県静岡市

鳥羽水族館|三重県鳥羽市

海洋科学博物館のHPをリニューアルしてあげたい。ちょっと前時代的すぎんよ~。

これに「ただのサメじゃね?」とツッコムとおしかりを受けそうだ(予防線)

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