スネークも驚くほどのカムフラージュ率を誇る外洋のアジ

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偏光を利用して巧みに姿を消す”アジ”の研究結果をナショジオが掲載。

スネーク御用達のステルス迷彩を搭載か?

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魚は海のニンジャ

ちょっと何を言っているのか解りにくい記事ですが、簡単に言うと──

斜め45度からとあるアジを見ると、やっぱり見えなくなることが判明した

ということ。

……うん、わかりにくいな。

研究者たちは以前から、シロガネアジやメアジのような銀色の魚が、体表の色をカムフラージュに使っているのではないかと推測していた。光を別の方向へ反射させれば姿を目立たなくできるからだ。

この研究結果では、”偏光”が重要なキーワードとなっています。

「”偏光”とは何か?」──を簡単に説明すると、「光の波長の方向(ベクトル)」のことを指します。

まともに説明するとダレるので、釣り人に身近な「偏光サングラス」を例にしてみましょう。

「偏光レンズ」と「普通のレンズ」の見え方の違い

偏光レンズは水面からの反射光をカットすることにより、水中がよりよく見えるようになります。

目は光によって映像を投影するので、光の”反射”をカットすることにより、水面を認識しにくくなる。とも受け取れます。

これと同じことがステルスアジに適用されているようなものではないかと。

今回調査した魚のうち、カムフラージュに最も長けていたのがシロガネアジとメアジの2種の外洋魚だった。近海の魚や人工の鏡よりも、周囲とのコントラストは小さかった。従来、研究者は魚の体表が鏡のように光を反射しているのではと考えていたが、実際のカムフラージュ効果は鏡よりもずっと高かったのだ。

カムフラージュ効果が最も高かったのは、魚の頭または尾から45度の角度に対してだった。これは捕食者が狙ってくる角度であるため、理にかなっているともいえる。

メアジはよく釣られているし、店頭でも見かけるアジです。

シロガネアジはどんなヤツなのかと言うと、こんなヤツ。

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うすうすです。

こいつを斜め45度から見ると、太陽光の位置と体表の影響から光の波長がこちらに届きにくくなるため、風景と同一化しているように見え、視認しにくくなる……という実験結果でした。

光学迷彩の一種にも含まれ、自然界では他にも迷彩機能を搭載している種は多いですね。ハイテクです(KONAMI)

この研究は米海軍が支援している。外洋で姿を隠す方法が分かれば、有効活用できるからだ。魚の行動の解明という科学的価値に加え、観光客向けのエコロッジ(環境負荷を最小限に抑えた宿泊施設)周辺で海の景観を乱す物体を目立たなくする、調査用の潜水艇をより見えにくくする、魚から見えやすい釣り用の疑似餌を作るなど、人の活動に関わる応用も考えられるとブレイディ氏は話している。

釣り人やメーカーにとっても、”魚から見えやすい疑似餌”というのは永遠の課題かもしれない。

ひょっとしたら今までのナチュラル系の反射タイプは、海中では特定の方向で、魚からは見辛かったのかもしれない。

その仕組みを人間側でコントロールできる可能性を秘めているのが、当研究である。

結果次第では、「フラッシング(光≒魚)を認識して本当に魚が捕食しに来ているのか?」という疑問にも繋がるんだよなぁ。

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