答志島(鳥羽)の釣りポイント完全ガイド2026|答志港・和具港・桃取港の攻略と市営定期船アクセス・狙える魚

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答志島(鳥羽)の釣りポイント完全ガイド2026|答志港・和具港・桃取港の攻略と市営定期船アクセス・狙える魚

答志島(とうしじま)は、三重県鳥羽市の沖に浮かぶ伊勢湾最大の有人離島で、鳥羽マリンターミナル(佐田浜)から市営定期船で渡る「陸っぱりで離島の潮通しを味わえる」希少な釣り場です。結論を先に言うと、答志島は答志港・和具港・桃取港の3つの港を軸に、アジ・メバル・カサゴ(ガシラ)などの足元ターゲットから、投げ釣りのカレイ・キス・アイナメ、秋のアオリイカまで狙える多彩なフィールドです。ただし答志港内はアミエビ使用禁止+投げ釣り禁止、答志新港内は投げ釣り禁止という港ごとのローカルルールがあり、これを知らずに入ると規制違反になります。エサは島内で買いにくいため鳥羽側での事前調達が前提です。この記事では、2026年7月時点の公開情報をもとに、定期船アクセスと料金、港ごとの攻略、狙える魚の時期、そして必ず守るべきルールを整理します。

答志島とは|鳥羽市営定期船で渡る伊勢湾最大の離島釣り場

答志島は鳥羽港の北東に位置する周囲約26kmの離島で、鳥羽市に属する有人島としては最大の人口を抱えます。島内には答志・和具・桃取の3つの集落があり、それぞれに漁港があります。離島とはいえ鳥羽の市街地から定期船でわずか十数分から30分ほどという近さで、車を持ち込まずに身軽に渡れる「日帰り離島釣行」の入門地として、東海圏のアングラーに古くから知られてきました。

釣り場としての魅力は、なんといっても外洋に近い離島ならではの潮通しの良さです。複数の釣り場ガイドや釣具・釣行の紹介記事では、伊勢湾口の潮がよく効くために魚影が濃く、良型が出やすいポイントとして繰り返し評価されています。アングラーズなどの釣果投稿サイトでも答志島エリアは継続的に釣果が上がっており、2025年時点でもアジ・根魚・アオリイカなどの実需が確認できます。陸続きの堤防では味わいにくい「離島の一級ポイントに歩いて立てる」体験が、渡船代わりの定期船だけで得られるのが最大の差別化ポイントです。

本州側の拠点からの位置関係でいうと、浜松からは東名・伊勢湾岸道・伊勢自動車道を乗り継いで鳥羽まで車でおおむね2時間半前後、名古屋方面からは1時間半前後が目安です(いずれも地図上の一般的な所要時間で、渋滞や経路で前後します)。鳥羽まで車で来て、佐田浜の駐車場に車を置き、定期船で島に渡るのが基本の動線になります。

アクセス完全ガイド|佐田浜(鳥羽マリンターミナル)からの定期船・料金・駐車場

答志島へは、鳥羽市営定期船を使います。乗り場は近鉄・JR鳥羽駅からほど近い佐田浜の「鳥羽マリンターミナル」で、ここから答志島の3つの港(桃取港・和具港・答志港)行きの便が出ています。島内で乗り降りできるのはこの3港で、桃取港が最短、答志港が最も遠いという位置関係です。公開されている案内では所要時間の目安は桃取が10分強、和具・答志が20〜30分程度とされています。

定期船の料金(2026年7月時点の公開情報)

鳥羽市の公式案内および観光情報に基づく片道運賃は次の通りです。金額は改定される場合があるため、乗船前に鳥羽市定期船課の最新情報で確認してください。

  • 桃取港:大人450円/小児230円
  • 答志港・和具港:大人550円/小児280円
  • 全航路乗り放題の1日フリー乗船券:大人1,480円/子ども740円(複数の港を回るなら割安になります)

小児は6歳以上12歳未満が対象です。複数の港をハシゴして釣り歩くプランなら、都度払いよりフリー乗船券のほうがお得になるケースがあります。

駐車場(佐田浜)

車で来る場合は、鳥羽マリンターミナルに隣接する佐田浜第1駐車場が便利です。公開されている料金体系では、最初の1時間は無料、以降は時間ごとに加算され、24時間の上限はおおむね2,000円程度とされています(普通・軽自動車の場合)。長時間の釣行では上限料金が効いてくるため、朝から夕方まで釣る前提なら上限額を頭に入れておくと安心です。なお離島の加盟旅館に宿泊する場合は24時間無料のサービス券が出る仕組みもあります。料金は変わり得るので、これも2026年7月時点の公開情報として参考にしてください。

時刻表とダイヤの注意

定期船のダイヤは季節や改正で変わり、平日・休日で本数が異なります。始発・終便の時刻はここに固定値としては書きません(古い数字を鵜呑みにすると帰りの便を逃す事故につながるため)。必ず鳥羽市公式サイトの最新の時刻表PDF、または定期船課(電話案内あり)で当日のダイヤを確認してください。特に帰りの最終便は釣りに夢中になると逃しやすいので、渡ったら真っ先に帰りの便の時刻を確認するのが離島釣行の鉄則です。

狙える魚と時期カレンダー|答志島で1年を通して楽しむ

答志島は足元のライトゲームから投げ釣り、エギングまで幅広く楽しめます。釣り場ガイドや釣果情報で報告されている主なターゲットと、一般的なシーズンの目安を表にまとめました。地域や年によって前後するため、時期はあくまで目安として捉えてください。

ターゲット春(3-5月)夏(6-8月)秋(9-11月)冬(12-2月)主な釣り方
アジサビキ・アジング
メバルメバリング・エサ釣り
カサゴ(ガシラ)穴釣り・胴突き
クロダイ(チヌ)フカセ・ダンゴ
グレ(メジナ)ウキフカセ
アオリイカ○(親)◎(新子)エギング
カレイ×投げ釣り
アイナメ×投げ釣り・ブラクリ
キス×投げ・チョイ投げ

◎=最盛期・○=狙える・△=難しめ・×=ほぼ対象外の目安です。夏〜秋はアジのサビキやアジングが賑わい、冬は根魚(メバル・カサゴ)とカレイ・アイナメの投げ釣りが主役になります。秋はアオリイカの新子(コロッケサイズから成長期)が数釣りのベストシーズンで、エギングも面白い時期です。足元の根魚を効率よく拾いたいならテトラ穴釣り完全ガイド2026|カサゴ・メバル・タコを狙う穴釣りテクニックの仕掛けと立ち回りがそのまま応用できます。メバルの生態や釣り分けを深掘りしたい場合はメバル完全図鑑2026|浜名湖・遠州灘でのメバリング・エサ釣り・生態・料理もあわせて読むと、答志島でのタックル選びの指針になります。

答志港・答志新港のポイント攻略

答志港は島内でも屈指の一級ポイントとして知られ、潮通しと魚影の濃さが高く評価されています。定期船の発着する船着き場から、堤防づたい・トンネル経由で新波止方面まで歩いてアクセスできます(船着き場から新波止まではおおむね数百メートル)。

青灯波止・旧一文字・新波止

釣り場ガイドの地形情報では、答志港のなかでも青灯(あおとう)の波止が最も潮の通る一級ポイントとされます。沖に向けて水深も取れ、大物が期待できる一方、外側のテトラは非常に大きく足場が悪いため、ここは上級者向けです。無理に外側テトラへ降りるのは危険なので避けてください。テトラの入っていない旧一文字は足場がフラットで釣りやすく、初心者やファミリーにはこちらが向きます。新波止は定期船発着所の北側にあり、こちらも人気の釣り座です。

狙える魚とタックル

答志港では秋から春にかけてメバル・アイナメ・カレイ・グレなどが狙え、根魚やクロダイの実績も豊富です。足元やテトラ際はカサゴ・メバルの穴釣り・胴突きが効き、堤防の先端からはウキフカセでグレ・クロダイを狙えます。根掛かりが多いエリアなので、投げ物をやる港(後述の桃取など)とは釣り方を切り替えるのがコツです。

答志港・答志新港のルール(最重要)

答志港内は投げ釣り禁止かつアミエビ(コマセ用のアミ)使用禁止です。答志新港内は投げ釣り禁止です。これは漁業や係船への配慮に基づくローカルルールで、知らずに投げ釣りやアミエビでのサビキをやると規制違反・トラブルになります。答志港でサビキをしたい場合はアミエビを使えないため、この港では足元の探り釣り(穴釣り・胴突き・ウキ釣り)主体に組み立てるのが正解です。現地の看板・掲示が最優先なので、必ず確認してから釣り座に入ってください。

和具港(答志島)赤灯堤・小波止のポイント攻略

和具港は答志港に比べると水深がやや浅めですが、安定した釣果が期待できる港です。砂地が多く、キスやマゴチ(コチ)の実績があり、チョイ投げ向きの地形といえます。

赤灯堤・小波止

釣り場ガイドでは、和具の赤灯堤は足場が良く釣りやすいポイントとして紹介されています。水深は浅めですが、堤防際や航路をチョイ投げすると小型のカレイやコチが拾えます。港内のボタ底(かけ上がりや底の変化)をエビや小さなカニで探ると、チンタ(小型のクロダイ)がよく釣れるという情報もあります。定期船発着所の近くにある小波止はアクセスが良く、サビキでアジ・サバ、小物釣りでキス・カレイと、家族連れでも一日回しやすい足場です。

釣り方のヒント

浅場の砂地が絡むので、キスやカレイのチョイ投げは和具のほうが答志港より向いています。投げ物を楽しみたいなら、投げ釣り禁止の答志港ではなく和具・桃取を選ぶのが基本の使い分けです。カレイ・キスの仕掛けや投げ方は冬のカレイ投げ釣り完全攻略|浜松・静岡サーフのシーズン別戦略の内容がそのまま参考になります(サーフ向けの記事ですが、仕掛け・オモリ選び・置き竿の考え方は堤防チョイ投げにも応用できます)。なお和具港内でも投げ釣りに関する掲示がある場合があるため、現地の看板を必ず確認してください。

桃取港のポイント攻略

桃取港は佐田浜から最短(10分強)で渡れる港で、投げ釣りの好釣り場として知られます。浮島と牛島の間の水道部にあたるため潮の流れがきつく、この潮流が魚を呼ぶ一方で、釣りにくさの原因にもなります。

大波止と「埋立て地」

定期船が発着する桃取港の大波止に加え、港から15分ほど歩いた通称「埋立て地」と呼ばれるエリアが投げ釣りのメインステージです。ここでのメインターゲットはアイナメとカレイで、投げ釣りでキス・カレイ・アイナメが狙えます。人気のアイナメ狙いは夜釣りでの釣果が良いと報告されています。

潮まわりの選び方

水道部で潮が速いため、大潮まわりだと仕掛けが流されて釣りにくくなります。釣り場ガイドでは小潮まわりでの釣行がおすすめとされており、潮が緩む時間帯を狙うと投げ釣りが成立しやすくなります。潮の速さは根掛かりや高切れの原因にもなるので、オモリは重めを用意し、潮位表と潮まわりを事前にチェックして釣行日を選ぶのが桃取攻略の肝です。秋にはアオリイカも回るため、エギングを組み合わせるのも面白い選択です。秋イカの狙い方は秋イカシーズン徹底攻略|浜松・静岡サーフ&堤防エギング完全ガイドのシャクリ・タナ取りが参考になります。

安全・規制・マナー|エサは鳥羽側で調達・漁業優先・危険箇所

答志島は漁業の島であり、釣り人は「漁港を使わせてもらっている」立場です。ここを外すと釣り場そのものが閉ざされかねないため、以下は必ず守ってください。

港ごとの釣り禁止・使用禁止ルール(違反防止のため再掲)

  • 答志港内:投げ釣り禁止・アミエビ使用禁止。この港ではアミエビのサビキも投げ釣りもできません。足元の探り釣り主体で組み立てます。
  • 答志新港内:投げ釣り禁止
  • 投げ釣りをしたい場合は、和具・桃取など投げ釣りが可能なエリアを選びます(各港とも現地掲示が最優先)。

これらは規制であり、守らないと違反・トラブルになります。ルールは更新される可能性があるため、立入禁止・釣り禁止・使用制限は、現地の看板・掲示と、鳥羽市・鳥羽磯部漁業協同組合など自治体/漁協の最新の公式情報が最優先です。本記事の記載と現地の表示が食い違う場合は、必ず現地の表示に従ってください。

漁協の自粛要請について(2022年3月に解除済み)

過去に鳥羽磯部漁業協同組合が、感染症のまん延防止措置に伴い、漁業関係者・地元住民を除く外部からの来訪者に対して漁港内への立入りと魚釣りの自粛をお願いしていた時期がありました。この一律の自粛要請は、まん延防止等重点措置が解除された2022年3月6日をもって解除されています。同漁協の公式案内でも「平時は、漁港内への立入禁止等の措置はとっていない」旨が示されており、現時点で答志島の各港に恒常的な一律立入禁止措置があるわけではありません。ただしこれは「無条件に何をしてもよい」という意味ではなく、危険箇所を避ける・迷惑駐車やゴミ放置をしないといったマナーを守ることが前提です。

エサ・道具は鳥羽側で調達

答志島内では釣りエサの購入が難しいため、乗船前に鳥羽市内の釣具店でエサ・仕掛け・氷などを準備しておくのが鉄則です。島に渡ってから「エサが足りない」となっても補充できません。氷やクーラーの保冷も、日帰りで持ち込む前提で多めに用意しておくと安心です。

危険箇所と安全装備

答志港の青灯波止外側の大型テトラは非常に危険で、足場も悪いため無理な進入は避けてください。離島の堤防は救助までに時間がかかることを前提に、ライフジャケットは必ず着用し、単独行動を避けます。潮が速い桃取の水道部は、足場の濡れや高波にも注意が必要です。日没後は港内でも足場が見えにくくなるため、ヘッドライトと予備の光源を携行してください。

漁業優先・迷惑行為の禁止

係留ロープ・漁具・網には絶対に触れず、その周辺には仕掛けを投げ込まないこと。漁船の出入りがある場所では竿を上げて道を空けます。ゴミは必ず持ち帰り、駐車は佐田浜の正規駐車場を使い、島内・港内での迷惑駐車はしないこと。地元の生活道路や作業スペースを塞がない配慮が、答志島の釣り場を守ることに直結します。

日帰りモデルプランと食事・トイレ事情

車を鳥羽の佐田浜に置き、定期船で身軽に渡る日帰りプランが基本形です。参考として、朝から夕方まで楽しむ一例を挙げます(時刻は当日のダイヤに合わせて調整してください)。

日帰りモデルプラン(一例)

  • 前夜〜早朝:浜松・名古屋方面から鳥羽へ移動、佐田浜第1駐車場に駐車。
  • 朝一の便でまず釣り場へ。潮まわりが小潮寄りなら投げ釣りの桃取、根魚・フカセ主体なら答志・和具を選択。
  • 渡ったら真っ先に帰りの最終便の時刻を確認(ここが最重要)。
  • 午前:足元のアジ・根魚やチョイ投げで数を稼ぐ。
  • 午後:潮の効く時間帯に一級ポイントで良型を狙う。フリー乗船券なら別の港へ移動して釣り歩くのもあり。
  • 夕方:最終便に余裕をもって間に合うよう撤収、鳥羽へ戻る。

トイレ・食事

各港の待合所・発着場にはトイレがありますが、営業時間外や早朝・夜間は利用できない場合があります。渡る前に佐田浜側で済ませておくと安心です。食事は、島内に食堂や旅館はあるものの釣りのタイミングで開いているとは限らないため、飲み物・行動食は鳥羽側で用意して持ち込むのが確実です。答志島は伊勢海老やカキなどの海の幸で知られる島でもあるので、宿泊で訪れるなら地元の食事を楽しむプランも魅力になります。

まとめ|答志島は「港ごとのルール把握」が釣果と安全の分かれ目

答志島は、鳥羽市営定期船で気軽に渡れる伊勢湾最大の離島釣り場で、アジ・メバル・カサゴから投げ釣りのカレイ・アイナメ・キス、秋のアオリイカまで幅広く楽しめます。ただし答志港内は投げ釣り禁止・アミエビ使用禁止、答志新港内は投げ釣り禁止という港ごとのローカルルールが釣果と安全の分かれ目です。投げ釣りは和具・桃取、足元の探り釣りやフカセは答志、というように港の特性で釣り方を切り替え、エサは鳥羽側で調達し、帰りの便を最初に確認する——この段取りができれば、答志島は日帰り離島釣行の満足度がとても高いフィールドです。料金・ダイヤ・ルールは2026年7月時点の公開情報であり変わり得るので、出発前に鳥羽市と鳥羽磯部漁業協同組合の最新情報、そして現地の掲示を必ず確認してください。

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