釣り人が炎上しやすい3つの案件【魚は大事に扱う】

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たった1枚の写真で、人生が棒になるケースも存在する。

それが魚釣りという「小さなクラスタ内」でなら、そこから淘汰されるだけ。

はる@釣行中
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しかしながら未だに、全裸で釣りをしている人も多く感じる(形容)。

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釣り人が炎上しやすい案件とは?

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SNSの普及が進んでも、未だにちょっとのつぶやきが、世界に発言していることを理解しない人が多い。

当人は「噂話」くらいの認識でしょうけど、例えるなら、TVのニュース速報で上部にピロリンッと会話が表示されているようなものです。日本で視聴率1%でも、100万人くらいヒソヒソ話を耳にしているわけ。

それが目につくと、口撃ならまだ優しいほう。これが「炎上」の初期段階。

多くは個人を特定され、関係する学校や職場を追われるし、法廷に立つケースもある。

最終的には、社会的に抹殺されることが多いので、ネットはバカほど危険な場であることは、今昔なにも変化していません。

どの分野でも当てはまることですけど、炎上は「違法」や「マナー」がキッカケであることが多い。

ひとつは社会的に悪いこと。もうひとつは個人が悪いと思うこと。

それを知ってか知らずか……SNSの釣りクラスタでも、度々燃え上がっている人を見かける。

はる@釣行中
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というわけで、燃えないようするには何を考慮したらいいのだろう。

  1. 違法行為をしない
  2. 魚は大事に扱う
  3. マナーとルールに持論を挟まない

大体この3つが原因であることが多いので、対処を考えてみましょう。

1.違法行為をする

  • 立ち入り禁止区域内で釣りをする
  • 禁漁時期・区域で釣りをする
  • 船上で救命胴衣を着用しない

これらは法律違反です。みんなから叩かれるのは当然のことだし、通報されてクサイ飯も現実的。

この中でも意識が低いのが、「立ち入り禁止区域への侵入」「禁漁時期・区域で釣りをする」こと。

ほとんどの漁港は「SOLAS条約」がなくとも、関係者以外立ち入り禁止区域です。

仕事道具である船が係留されているし、防犯も兼ねるなら、関係者以外は排除するのが利口です。

それなのに、「船の影は釣れる」とか、何してんすか? って感じです。

禁漁でひっかかりやすいのは、「サケ」「マス」など、降海型の魚達。

これらは漁業権で禁漁時期が決められていますが、それは漁協ごと、地域で変化します。河川はともかく、海域でそれを限定するのは難しい。なので海の取り締まりは曖昧だから、そこを言い訳に狙っている人も多いのが実態。

でも河口付近なら海域の一部も、漁業区域によりきちんと定められています

「河口から外洋範囲◯mまで」など、細かく制定されていますし、漁業権に含まれる魚は遊漁券がないと密漁になります。

  • 禁漁時期とは、特定の魚種に対する措置なので、該当する魚種を狙うことが違法となります。
  • 禁漁区域とは、特定の地域に対する措置なので、該当する地域で釣りをすることが違法となります。

禁止と定められていても、屁理屈でいくらでも口実はできるので、取り締まる側の心労を思うと、釣りを禁止するほうが早いのではないかと。

でも現地で違法なことを知りにくいし、新参ならなおさらだから、ルールの周知が必要不可欠でしょう。

そもそも遊漁(釣り)は、漁業法の”遊漁規則”に基づく必要があります

規則を遵守する必要があるわけですが、そのルールブック自体が提供されないのも問題ですけどね。

2.魚を雑に取り扱う

デジカメとモバイル通信が高機能になり、「ブツ持ち写真」がよく見られるようになりました。

魚を外気に晒すことは、人間を宇宙空間に放り出すことと同じようなもの。数十秒も晒せば弱りますし、鱗を持たない魚は素手で触れば火傷します。

ボク知ってるよ? 誰かを連れて釣りに行くのは、撮影班が欲しいからって。

魚を雑に取り扱うのは、「リリース問題」としてよく議論されています。

主観だと渓流アングラーがもっとも知識は高い。それは鱗を持たない弱い肌をした相手なので、魚の取り扱いにめちゃ気を配らないといけないから。

海の魚は大半が鱗を持つので、無い種より影響は少ない。

でも海のブツ持ち写真は、「血がダパー」「グリップで顎グサー」「熱いアスファルトにドーン」など、としかいいようがないですね。

ネット上の「お魚保護警察」に目を付けられないためには、それらの行為を嫌う人もいると、知る必要があります。

血がダパーしてる写真をアップすると、AIが「こいつ人刺したのか?」と判断して、追放されたりするケースも増えてくるでしょうね。

写真を投稿する前に、一呼吸置いて、「この画像は本当に大丈夫か?」と確認できる余裕があるなら十分でしょう。

炎上する人は大抵「うおー釣れたーやったぜー! いいねもらえるぜー!」で、感情のまま投稿しているケースがほとんどですから……。

3.マナーとルールを問いただす

人が関わりあう以上、お互いが良い気分を持ち続けるために、マナーが存在します。

しかし、これに法的な拘束力はありません。

法律で定められていない以上、正しいか正しくないかは、個人に委ねられます。

だからこそ、もっとも荒れる話題になる。

例えば隣の人との間隔が30mあったとして、その中間に入ってきた人がいました。

マナーとしては「声をかけて許可を得る」のが妥当ですけど、いちいち許可を必要としない人もいるし、30mの幅がないとぶち切れる人だっています。

それを「人それぞれ」と呼ぶんですけど、だからこそ答えがなく、堂々巡りして炎上しやすいわけ。

私なら別に許可はいらないし、むしろ面倒だから離れるほうですね。

はる@釣行中
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間に無言で入ってこれる肝の持ち主なら、トラブルの火種になりかねませんから。

これらの3案件で「引き金となる要因」が存在します。

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魚釣りで炎上の引き金になりやすいのは画像です。

写真には多くの情報がつまっています。立入禁止のポイントだったり、お忍びで釣りに来てるのに晒されるとか、釣ってはいけない魚が映っていたりとか、ね。

ポイント公開は地元アングラーが嫌がるので、風景をまともに撮るのは避けたほうが無難です。

数多くの炎上案件は、胸に秘めたままなら、炎上すらしなかったでしょう。

愚痴や噂話を聞かされている人間が、「違法性はないだろうけど、部不適切かもしれない。判断してほしい」など、スクリーンショットを公開したのが引き金になったケースもあります。

共通するのは、「内輪だけで話していたつもりが──」という言い訳です。

愚痴をリアルでもネットでも、ちょくちょくいう人は、炎上する可能性が高いでしょうね。

完全に匿名な”インターネット”なんて、存在しませんよ?

インターネット・リテラシーとは

ネットリテラシーは、「ネット上のマナー」として周知されている。

それは間違いで、「インターネットを正しく理解し、安全に扱える能力」のことを指します。リテラシーは読解記述能力のことです。

ちなみに和製英語なので、外国で”ネットリテラシー”を使うと、「キミは網に詳しいのかい?」と返されるかも。

世界で情報社会化が進む中、日本のITリテラシーは先進国の中で下位です。

PCにスマホ・タブレットは、どの家庭でも1台はあるはずだし、学校でも授業があるのに、なんででしょうね?

みなさんにお願いがあります。ボードに自分の大切な情報を書いて、渋谷の交差点に30分ほど立っていて欲しい。

ネット炎上、1枚の写真で伝える防止法 年300回講演、プロの教え
 インターネット上で不謹慎な書き込みや違法行為を見せびらかし、猛烈な非難を受ける「炎上事件」が後を絶ちません。あまたの事件を分析し、学生や企業向けに炎上を起こさない方法を教えているプロがいます。年300回を超える講演をしている、IT大手グ

記事にある一文が、「ネットで発言することはどういうことか」を明確にあらわしている。

冷蔵ケースに入ったり、ピザで遊んだり、ランチを撮影したら重要書類が映っていたなど、人生を棒にふってしまった先輩達は、共有相手から「ウケるw」と反応を貰いたかった、それだけでしょう。

未だにツイッターに鍵をかけたくらいで、「何をいっても許される」ような考えが多いのには苦笑します。

内輪で内緒話するなら、LINEのほうがマシなんですよ。

炎上するのであれば、しないように隠れてすればいい?

──という考えは、遠くないうちに自滅するでしょう。

「違反行為と知りながらする」と「違反行為と知らずにする」では、裁判でも判決に大きく関わります。

ルールとマナーを守って楽しく釣りを!」とはよく耳にします。

正論ですが、それを養うための知識と情報は、誰が発信しているんですかね?

それに関して深く掘り下げた文章とか、あまり耳にしたり目にすることもないのですが?

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法律やマナーは受け身だと、何も知ることができません。

でも魚釣りみたいな、能動的じゃないと正しいルールが知れない世界も、少ないのではないでしょうか。なんたって地域ごとにローカルルールがあったりしますからね。

ただそこに居る魚を釣ろうとするだけでも、法律上の様々な規約が絡んでいます。

はる@釣行中
はる@釣行中

それを釣り人は案外知らないものです。

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