釣りブログの中でも、釣行記だけに重みを置くブログは、テンプレ(形骸)化しやすい。
「もういっそのことプログラムに任せればいいんじゃないかな?」とたまに思う。
それを脱しろまではいわないけど、読者に飽きられないようにするのも、役目では?
文で伝えるため積んでいくレンガ
釣行記を書く材料で必要なのは、「場所」「単独or複数」「何狙い」。このくらいあれば、同じく釣りをしている読者には伝わります。
釣行で気づいたことはメモして、その一つ一つがレンガみたいなもの。文章にするのは、それを上手に重ねていくことです。
もし釣れなければ「何故」と疑問を投げかけ、反省点を見つめれる。
そうすることで自分を改善できるし、同じ悩みを持った人も糸口を見つけて、両者ウィンウィンじゃないですか?
釣行記は話のネタがかぶりやすい
以前は”釣り情報”を集めるために、地域名で釣りブログを探したり、アクセスランキング上位をカンサツすることもあった。
その時思ったのが、「みんな誰のマネしているか知らないが内容似すぎじゃね?」というデジャブ感。
あえてフォローすると、日記として書けばそれはしょうがないんですよ。
隠していない個人の日記なんて、なんの魅力もありません。
だから手法としてベタなのは、内輪向けにグループで書くか、不特定の人に向けて書くかの選択。
ブログのジャンルでも、「日記」だけで続けるのは、アイドルみたいなカリスマが必要です。
日記は「今日? 楽しかった」など定型文になりやすい。
それにもメリットはあって、更新に割く時間が少なくできるところ。
定形文をうまく使い、短時間で毎日のように更新するほうが、サーチエンジンからは高評価を得るため、多くの人の目に入ることができます。
テンプレ更新をするなら記事の雛形を作ろう
テンプレ更新をする際に役立つのが「定型文作成ツール」です。
仕事や就活のメールなど厳格な文章は、始まりと終わりは大体同じでしょう?
ならブログも「拝啓」「本文」「敬具」という構成にすればいい。そのような雛形を作れば、『変数』を弄るだけで済むので、プログラムでの自動生成も現実味になる。
「釣りブログの変数とは?」を考えると──
- 日時(からのデイorナイト)
- ボッチorコラボ
- ゲーム内容
- 状況に合わせた使用ルアー
- メソッド内容
- 釣れたor釣れない
- また頑張るぞい(アフィ添え)
などが挙げられる。これらの変数を入力するブログ記事の雛形を考えると──
「A」の釣行は「B」。
「C」狙いの「A」ゲーム!
今日のフィールドは「D」なので「D」をチョイス!
「E」で誘っていると「F」!
[if:Bでコラボならば]Zさんまたやりましょう!
[if:Fで釣れなかったら]言い訳を考える(変数:I)
「G」
「おっ、よく見る内容だな」と思うテンプレが完成する。
これはエンジョイ勢用のテンプレ。他にも『ガチ勢』『理論勢』『ダウナー勢』なども作れますね。
テンプレブログは更新頻度が命
こういう内容が続くようなら、エクセルでマクロ組んで「今日、どこで、なにを、だれと」を入力して文章作成してくれるほうが、労力は減るんじゃない? これが本来のエクセルじゃね? と(違う)。
仕事の書類など、少し硬めの文章は【余計な文(挨拶)】が多すぎるので、そういうのは事前に辞書登録でもして、パッと出せるほうがデキル人。
釣りブログの大半は、雑誌のコラムから影響を受けているのでしょう。
月刊誌でも内容は昨年と大して変える必要ないし、マンネリ気味な文章で、書き手も読み手も「飽きねぇのかな」と揶揄してしまう。
釣りの理論なんて、20年前から大して変化していません。だから、魚釣りをした文章も進化する理由がないんですよ。
だから合理化もひとつの道なんです。