ページが軽いから天気予報は「YAHOO天気・災害」を参考にしています。
同時に3つ発生して、全て隣接しつつ日本に影響を及ぼすのも珍しいですが、画像にある通りヤフー先生雑すぎない?
雑すぎて伝わらないヤフー先生の台風情報
ヤフーでもページ上部の「◯号拡大」というリンクから、個別に見ることができます。
見やすさでは「ウェザーニュース」がいいかと。
さすがにこれだけでは記事としても雑なので、真面目に予想進路からの注意喚起を行います。
東日本は9号と11号の進路に注意
台風9号は本州直撃ルートが濃厚で、御前崎と伊豆どちらが上陸先に選ばれるかってところ。
台風は中心から東側がより風雨が強まるので、上陸すると神奈川~関東への影響力は大きい。上陸が「22日の午前9時頃」だが、雨はそれより早く降るので通勤ラッシュに電車が止まって阿鼻叫喚になるのも予想できる。
昼頃まで影響するだろうので、”どうしても行かなければいけない使命感”を持つならば、始発から7時までに沿線を利用して頂きたい。
なぜ半円の右側が強くなりやすいかっていうと、衛星画像でみるとわかるけど、こちら側から風が吹き込んでいるためです。
今回の台風たちは衛星画像で見る限り、熱低が本気を出したくらいの勢力なので風はそれほどでしょうけど、雨は集中的に降るかと思います。
静岡では箱根近辺とか、群馬から茨木辺りがよく降りそうですね。足は早いし条件が違うので、去年の鬼怒川氾濫みたいにはなりにくいかと。
11号は先の7号とほぼ同じルートで、なかなか無い北海道直接上陸ルート。
7号と同様に風よりも雨の被害が懸念されている。ルート次第では福島から上の沿岸部で大雨ってことも。
西日本は10号の進路次第で持続的な大雨も
本州から離れるという迷走をしている10号くんですが、前線を引き連れていないので、今のところ海上以外に影響は出ていません。
9号が上陸しつつ、朝鮮半島にかかっている雲を吸収して、なおかつ10号が九州寄りに来ると──北部で大雨もあるんじゃないですかね。火曜日頃からは南部でも雨が降りだすかと。
ちなみにこの「予報円」は、台風の大きさを示すのではなく、「中心が円のどこかになると思いますよ?」という指標だったりする。
対策をするには日曜の昼下がりがリミット
すでに宮城・岩手の沿岸部では風が強くなったりしているかと思います。北海道では雨対策を、本州では風対策を行うのが得策かと考えます。
……このくらいの勢力なら、冬の爆弾低気圧のほうがよっぽどたちが悪いですけど、慢心は禁物。
風よりも雨の被害が出るだろうので、これを機にドブ掃除や雨樋のチェックをしておくといいと思います。