【利点と欠点】釣り人は新型ジムニーを買うべきか否か

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ジムニーに数年乗っていたからこそいえることがある。

それは「(できれば)もう二度と乗りたくない車」であること。

確かに”便利”と感じたシーンこそあるけど、ともに過ごした時間からすれば、ほんの一瞬だった。

2018年夏までに発売されることが”ほぼ確”な新型ジムニー。

ひとつだけいえることは……、現行からの乗り換えは確実に「お得」になります

世界最高峰の悪路走破性を持つ、スズキ「ジムニー」の歴史

冒頭でいったように、「もう二度と乗りたくない車」であるジムニーですが、”私のする釣りではあまり必要としないから”という理由。

乗り心地や環境保護に重点をおくであろう新型が出るのは知っていたが、その発売を待つか否か……。

もうええやろってことで、向こう5年の節約思考で「ワゴンR」を契約していました。

20年ぶりのモデルチェンジが決定しているスズキの「ジムニー」。

すでに某林檎よろしく外観はリーク済み。正式発表は10/27より開催の東京モーターショーになるはず。

スズキ・ジムニー|wikipedia

実のところ、2020年のオリンピックイヤーに、ジムニーは生誕50周年を迎えます

その間に3度のモデルチェンジをしているが、日本車としてモデルチェンジがかなり少ない車種。

よく道すがら見るであろう丸っぽいタイプの現行型は「JB23」。

それが発売されてから実に20年が経過しているわけだが……。カルトめいた人気で、中古車市場でも未だ高値で取引されている。

愛好家を「ジムニスト」と呼んだりするらしい。失礼ではあるが、経験した私でも共存意識を持てない人達である。

道路が冠水するとテンションがあがるジムニスト達

ジムニーの強みはボディ剛性と強い足回り。パートタイム4WDで軽自動車として足りないトルクを、カッチリした4WDと低速ギアで補う。

地上最低高を高めにして、凸凹道なぞなんのその。河原のゴロゴロした砂利道も余裕だし、砂浜だって問題ない。室内に水が入るレベルの冠水でも無難に走れるのはジムニーくらい。

人気車種のため、社外パーツが数多くあり、カスタムが容易なところがジムニストを魅了する。

現代の車に比べれば単純構造のため、修理自体が「パーツを取り寄せて自分で取り替えればいい」考えでいじれるから、。スポーツカーよりもDIYで簡単にいじれる。

壊れても自分で直しやすいのが、愛着が沸く要因かもしれない。

現在多く走る「SUV(Sport Utility Vehicl)」は、街道をメインで走ることを視野にした”それっぽい車”が多い。いわばリア充向けのアウトドア車である。

対してジムニーは、「俺が道を切り開く!」といわんばかりに、道なき道を走れるちょっとオカシイ開拓車。さすが旧式でも現代の衝突安全基準を満たしているだけはある。

スズキのSUVラインナップに含まれてはいるが、この中でもジムニーは抜きん出てオフロード寄りの車。

多くの車が30cmの冠水で止まるなら、60cmの冠水でも涼しい顔で行けるのがジムニーである。

ジムニーが釣り人に人気の理由

私は「ジムニーがなきゃ釣りができないの!」てほどの場所に行くことがない。

サーフルアーはスポーツカーの頃からはじめたし、「4WDじゃないと行けないなら歩けばいいじゃない」の話だから、それに乗らなければならなかったとはいえ、たいしてメリットを見いだせず、ジムニストになることもなかった。

砂浜を実際に走ってみて、「ガソリン撒いてスタックに怯えつつトロトロ走るなら歩いたほうがよくね?」と思ったし。

まあそれも、鳥取砂丘のような広大さがなければ──て話でもある。ラクダに乗りたい。

渓流と砂浜の釣り場で見かけるジムニー率は、東京銀座で走る高級車より多い。

早い話──、渓流なら車で川を登るとか、砂浜なら波打ち際まで行けるのがジムニーなので、「ポイントまでよりラクをする」考えだと最良の車だと思う。

あらゆる車が通れる(停めれる)釣り場でジムニーを選ぶメリットは少ない。

渓流では足で進むより体がラクだし、砂浜だって同様。

しかしながら、そこまで車で侵入するのは、環境保全の観点から”禁止”されている箇所が大半のため、あってもなくてもよかったりする。

ちなみに遠州サーフの磐田~掛川間では乗り入れしている車が多いですが、行政が”見なかったことにしている”ため、グレーゾーンです。

20年ぶりのモデルチェンジを果たすジムニーはどのように進化するのか?

スズキ新型ジムニーフルモデルチェンジ最新情報!2017年10月発表予想で発売日は2018年2月か|MOBY

細かいことはリンク先を見てください。新型の姿(らしい)も見ることができます。

ATのシフト位置が現行と同じなので、シャーシ自体は現行とほぼ変わらないって感じですかね。

ようは「ハスラー」をよりゴツくしたイメージでおk?

軽自動車でSUVの地位を確立した「ハスラー」は、オンロードをメインとして、オフロードはそれほど考慮されていない。

ようするに、街乗りメインで乗り心地を重視したジムニーの感覚。

テスト段階で誰も指摘しなかったのか、くそ眩しいメーターパネルが嫌いすぎたので、購入の選択肢にも入れなかった。

販売台数のわりに釣り場で見ることが少ないのも、釣り人の要望を満たさないことだと思う。

ハスラーはジムニストにとって、一歩以上、足りないスペックだった。

スズキは安めの価格設定を実現するため、車名は別でも共有しているパーツが多い。

ハスラーとワゴンRでシャーシを共有しているとか、内装がラパンと一緒だとか。

でもそれをジムニーでやると剛性が足りないため、内装以外は独自ラインを持つハメとなり、他より値段は上昇するはず。

凸凹道や砂浜を多く走るなら「パートタイム4WD」を選ぶべし

今はあらゆる車種に4WDモデルがあったりする。

多くは「フルタイム4WD」であるが、それは電子制御で4輪をコントロールして安全性とパワーを兼ねる機構となる。

これは車軸に”センターデフ”を取り付けた方式。そこで全後輪の駆動をコントロールすることもできるが、パワー伝達ではロスが多い。

パートタイム4WD」は”任意で”2輪と4輪を選ぶシステム。

4輪全てを同時に回すため、登坂時のパワー伝達では最高効率を叩き出す。

その代わり4輪全てが同様に”前へ”と動くため、内輪と外輪に差が生まれず直線番長となり、カーブが曲がりにくくなる。

現在パートタイムが採用されているのは、日本車ではジムニーとパジェロ、外国ではJeep

ランドクルーザーなどそれっぽい4WD車は2躯との切り替えこそあるものの、電子制御での切り替えやセンターデフ方式なので、万能的な4躯となる。

ちなみにフルタイム4WD車は、2WDとの切り替えがあるほうが燃費の面ではお得。

新型ジムニーにパートタイムがなければ、ジムニストから「スズキの開発陣がクソ」といわれるだろう。

街乗り重視のフルタイム4WDモデルにCVTでSエネチャージがひとつ。オフロードを視野にしたパートタイム4WDモデルに5MTのアイドリングストップがひとつってところかな。

前者は”ハイブリッド”と認められているし、燃費は現行より5km/㍑以上は改善されるでしょう。

セーフティーパッケージ(安全装置パック)対応で、任意保険も安くなるのではないかと。

ジムニーが必要かどうかはメインの釣り場で選ぶべし

ジムニーに乗っている釣り人にオススメの車を聞けば、大抵「ジムニー」と返ってくるだろうけど、”これから(はじめて)”車を買うって人にはオススメできない

この車だけは「ライフスタイル」で選ぶべきだと思います。

「週1以上で渓流やサーフに行かないと死んじゃう!」くらいの人だと、ジムニーかパジェロを選ぶのが吉じゃないかな。

港湾など、舗装されている前提としたポイントなら車はなんでもいいです。

自動車も外国市場を視野にした大型化が進んでいることと、運動性能も向上しているため、「アウトドアなら4躯以外アウトオブ眼中」も今や幻想。

軽自動車は細い道も楽なメリットはあるけれど、複数人と荷物の共存が難しいデメリットがある。

4人1台で釣りをするなら、竿を載せるため屋根キャリアーや、天井ロッドホルダーなんかが必要不可欠。

渓流は管理釣り場でもない限り、川べりへ降りるための入り口しかないため、街乗りが得意な子では入れない所も。

砂浜などサーフでは、ジムニーなら水際まで行けるため、足腰に不安があれば体への負担も少なくなる。

それに広範囲を探るのにはもってこいですけど、実際には禁止区域が多いので無用の長物化するほうが多い。

個人の意見としては、「あったら楽なこともあるけど、なくても困らない」てのが、ジムニーを釣りに使う場合ですかね。

人を乗せつつ竿も気軽に載せれるステーションワゴン系のほうが、釣行には楽です。乗り心地もいいし。

私の場合は遠出をよくするので、大きめでパワーのある普通車のほうが向いているってのもあります。

ジムニーのような4躯であれば、砂浜を自由に走れるってわけでもない。

ハンドル切ってアクセル「ガッ」ってすれば余裕でスタックします。極論ですが、車の下部が砂に”乗らなければ”、どんな車も砂の上は走れます。

新雪を走るのと同じようなもんですが、ハンドルはじわじわ切る、アクセルはタイヤが空転しない程度に優しく踏むのが、必要な知識のひとつ。

それを知らなきゃジムニーであろうとも、砂上でスタックは余裕でします。

ジムニーは2シーターとして扱うべし

乗員数は4名ですけど、3ドアだし後席はクソ狭いので、2名以上のファミリーカーとして選ぶと顰蹙を買います。

足回りがガチガチなので、世辞にも「乗り心地が良い」とはいえない。

新型では車内空間こそ改善(広く)されるだろうけど、乗り心地まではわかりません。

なので1家族がメインで乗るには勧めない。セカンドカーとして趣味に使うのなら問題ない

現行型は「エコカー減税って何?」てくらい旧式なのですが、それは新型でマイルドハイブリッドモデルが追加されるだろうし、税金は減税で年間維持費は現行の半分程度になるでしょう。燃費も大幅改善されるだろうし。

継続的にジムニストでありつつ節約するなら、新型に乗り換えるべきかと。

ジムニーの特権てのは──。

君の車ってアレ? じゃあ俺の領域までは来れないね」……て感じに、ちょっとした優越感を得ることができる程度。

あとは台風など大雨で冠水した場合、普通の車は通行止めでも、これなら行ける場合があるってことですかね(経験済)。

ジムニーEVモデルが登場する可能性

スズキ、電気自動車SUV「イー・サバイバー」初公開へ|SankeiBiz

欧州と中国が全ての自動車をEV化するのを視野にしているため、日本もようやくEV車の開発が本格化しています。

国内では当分ハイブリッドがメインとなるだろうし、おまけで自動運転技術ですかね。

国内メーカー連合として、EV車と自動運転の雛形を世界でいち早く作り出せば世界市場を掌握できるものの、ベンチャーより遅れたフットワークなので先行きは暗い。

国内はトヨタ主導で他社との共同戦線をしているようですが、推進している欧州と中国ではEV販売より開発インフラが間に合ってないので、投資目線ではそこも狙い目ですかね。

スズキの「イー・サバイバー」は、明らかにジムニーを意識したEVコンセプトカー。

小型SUVで完全EVともなれば、アウトドアにも光明が見える。まあ出先での充電をどうするかが問題となるが……。

発売するならジムニー50周年となる2020年が、話題的にも望ましいですね。

個体電池を開発したトヨタがEV車量産を2020年目処にするとして、化石燃料→電気の転換期となる欧州と中国市場を掌握すれば、日本経済に更なる活気が産まれるのではないでしょうか。

自動運転は高速道路上のみなら20年に間に合うだろうけど、整備が必要となるでしょうね。

絶好のプレゼンタイムとなる五輪開催地での運用は、はてさてどうなることやら。

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