遠州灘サーフのポイントは地域名で区分けされています。
釣りができる場所は全域になりますが、駐車場や設備がある箇所をまとめた書籍は少ない。
地図アプリで補完できるけど、アングラーの多数はこのようなまとめ本を待っていたのではないだろうか。
「サーフ道44+4」は遠州サーフを丸裸にしてくれました。
釣りポイントを探す方法の今昔
誰しも最初から遠州サーフ全域で、魚が釣れるポイントを知っていることはないでしょう。
それは地道に足で稼ぐもので意欲が必要です。
一昔前はポイントをまとめたこういう本が必要でしたが、今は行きたい砂浜を指定すれば、地図アプリがナビゲーションしてくれる時代です。
……便利になりましたねぇ。
サーフ道はポイントを探す手助けをしてくれます
遠州サーフ全域を知る人はガチ勢でも多くないと思う。
私も全域周るのは1年以上かかりました。実際に移動してようやくその広さに気づきます。
その時間を短縮してくれる「サーフ道」は、遠州サーフ全域のポイント紹介をしている本。
ここで出ている浜の名前は、釣り情報でもよく聞いたりするかと。ぶっちゃけると、わりと誰でも行きやすいポイントがメインにのっています。
降り口がわかりにくい愛知エリアや、降り口は多いけど車を停めるとこが少ない御前崎~掛川エリアでやる人にとっては、とても参考になりそうな予感。
ポイント名を知ることで効率良く情報収集もできる
遠州サーフでは数多くのブロガーが釣行レポをしているので、降りた砂浜の名前さえわかれば、それを検索することで過去のデータを集めるのは容易い。
もし最新を集めたいのなら、SNSで検索するのが手っ取り早い──のだが、釣れたポイントを公開するのはギルティなので、それは効率的じゃなかったりする。
サーフで重要なのは「実績」です。
いかに広いサーフでも、元来の地形や潮回りで、魚が入りやすい入りにくい場所は存在します。
釣果情報でよく名前が挙がるポイントは、そういった要因が絡んでいるので釣れやすいわけ。
でも初見に優しく「釣らせてあげるYO」を実現するメディアなんて、ほぼ無い。
「サーフ道」はポイント探しのサポート的な存在。
広大な遠州サーフの釣れる一箇所だけではなく、全体でより良い場所を探すのには向いているかと。
ようは視野を広げたり、新天地を探すための一歩になる感じですかね。
ぶっちゃけスマホのナビがあれば必要ないんだよなぁ…
Google先生に聞けば、サーフ道は必要ないくらいです。
でも”行きたい場所が決まっているなら”という条件があります。
自分で探していきたい冒険欲があるなら、地図から探していけばいいかと(私はこのタイプ)。
「情報は金になるし金で買える!」と、先よりも楽して短時間で知りたいのなら、「サーフ道」はいい選択かと思います。
──よく釣っている人ほど、一箇所で効率を求めるので、全体は案外知らなかったりします。
それを知っていたとしても、又聞きの曖昧な情報なので、精査の面ではガバガバなことも多いので注意。