魚の血抜きは鮮度を保つために重要な儀式。
中でも最高峰とされる「津本式 究極の血抜き」は、YouTubeや書籍で学ぶ機会があります。
今までの血抜きは間違っていた、となるかも。
「津本式 究極の血抜き」とは?
究極の血抜きとは、魚から血液を全て取り除くこと。
魚が生臭くなるのは内臓と血液からくるもの。なので新鮮なうちに血と内蔵を完全に抜いてしまえば、臭みがなく美味しい魚を維持できます。
「鮮度がいいから美味い」はただの盲信。釣りたてだから美味いと感じるのは、内臓や血液の生臭さが移りきっていないから。
それを美味いと信じ込んでるのは損をしています。なぜなら、本当の旨味は熟成させてこそ出てくるものですから──。
究極の血抜きは、長期の熟成をするために必要なこと。内蔵や血は新鮮なほど使えますが、主に食べる部分の筋肉は、熟成させてこそ旨味成分が増します。
究極の血抜きは販売されている鮮魚でも通用する
津本式の血抜き術の特徴は、水圧を利用して血や髄液を完全に取り除くこと。
言葉で説明するより、実演の動画を見るほうが早いでしょう。
津本式の利点は、死後硬直が終わった魚でも強制的に洗い流せるため、スーパーで売っている丸々1本の魚でも、完全に血を取り除くことができること。
特別な道具はホースにつけるノズルだけ。
ノズルはホームセンターでも売っています。注射器でも代用できないこともない。
魚の血管や神経がどこにあるかは、種類によって多少は変わりますが、大半は中骨に沿った太い血管があります。
頭と尻尾を切り落としたら、中骨の近くで血がにじんでくる血管にノズルを挿して、水をビャーッと流せばOK。水道水でも構いません。
興味ある方は「津本式」のYouTubeや書籍をどうぞ
究極の血抜き術はYouTubeチャンネルもあります。血抜き術を動画で実践してくれているので、見なきゃ損ですよ!
文字でじっくりインプットしたい方には書籍もあります。地域の図書館でネット検索すれば見つかるかも。