【インプレ】20 EXSENCE(エクスセンス) BB|タフな状況でこそ光るシーバス用リール

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EXSENCE BB|海水がかかる前提のタフな状況下で使える対シーバス用リール

釣りフェスで展示されていた「EXSENCE(エクスセンス) BB」は、マットブラックな見た目で、他のリールよりも特別な存在感がありました。

今回から防水機構(Xプロテクト)が搭載され、ロックショアやウェーディングなど、海水がかかる前提でも使えるモデルに進化しています

より過酷なフィールドに足を運ばされるシーバスアングラーにとって必要なリール

シーバスはルアーフィッシングでも屈指の人気を誇る対象魚。

日本の沿岸なら全国どこでも狙えるし、バスよりも遊べるフィールドが多い。そのため潜在する市場規模は魚釣りでもトップクラス!

その反面デメリットが顕在する。人気が多いゆえにアングラー間の競争が激しい。

腕に覚えのあるシーバスアングラー達は、常に”釣れるポイント”を探し続けている……。それを解決する答えはとても簡単──

「初心者が入れないようなフィールドを選べばいい」

代表的なのが磯のヒラスズキ。干潟のウェーディングも場所によってはかなり歩くし、競争率は低め。

釣りやすい反面、必ずデメリットもあるわけで、それは命の危険が伴うこと。

タックルや自分に海水がかかる前提の釣りは、いつ波に攫われるかわかりません。ライフジャケットを着用してようが、打ちどころが悪ければ──もあります。

そんな環境は錆に弱い金属製品にとって酷になります。特にリールは金属部品が多く、釣具の中でも特に繊細なアイテム。

シマノの「EXSENCE BB」は、過酷な状況下でシーバスを狙う人のために作られたリールです。

http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/5914

「EXSENCE BB」は挑戦者なアングラーの要望を叶えてくれるリール

「EXSENCE」自体はシマノのシーバスモデルのブランド名。ルアー・ロッド・リールが主になりますが、今回はリールについての話。

今作のコンセプトは「高耐久」。

既にいくつかのモデルが登場していますが、一貫しているのは「漆黒」ですね。20年モデルもマットブラックな見た目です。

ヒラスズキやランカー狙いなら、4000MHGがおすすめ。

Xプロテクト搭載で海水を被るのも怖くない!(でも洗ってね)

新モデルから「Xプロテクト」を搭載し、海水の侵入を極力ふせぐ防水モデルに。海水を被る状況下でも滑らかなリーリングを実現します。

波をかぶる前提は安全面でどうかと思いますが、水面と近いウェーディングだと嬉しい心配り。腰まで浸かっていると、ちょっとした波でもだぱっとタックルにかかりますから……。

Xプロテクトは海水が影響しやすい「ラインローラー」と「ボディ」の接合部にあります。

海水の侵入を極力防ぎつつ、撥水処理をしているため、水洗いだけでメンテナンスが完了しやすいから楽ですね。

浅溝スプールはいいものだ

エクスセンスBBは浅溝スプールを採用。PE1号ならそのまま150m巻けます。巻き直しも非常にラク。

まだ通常のスプールが目立ちますが、今はメインラインにPEが当たり前の時代。いちいち下糸を用意するのはもう面倒。

浅溝スプールは下糸が必要なくなるし、無駄にラインを消費する必要がありません。資源を大切にするためにも、メーカーは浅溝を積極的に採用してほしいですね。

 

その流れがようやくシーバス界には来ているわけです。

エクスセンスBBはシーバスハンターならステラ以上の存在になるリール!

EXSENCE BBはシーバスアングラーの”欲しかった物”を実現してくれている感じ。シーバスを釣るために特化したこのリールは、やはり考え抜かれています。

マットブラックのカラーリングも唆りますね。ピッカピカの新品リールを、ごつごつした磯の上に置けます?

光沢がない漆黒のEXSENCE BBなら、まあいいかって置けるよね(多分)。だから”タフな使い方”にもってこいの存在なわけです。

リール

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