新居の海釣り公園は、”上部”だけで撮ると「今沖縄なんすよw」って言い訳可能なくらい南国気分を味わえる。
太陽の下では久しぶりの釣行、潮は悪いが天候はいい。この時期としては珍しく、富士山も拝める絶好の秋晴れ(のはず)。
釣り日和な日曜日。
それもあってか、今切口は満員御礼すぎて釣る場所に困ったぜ!
本日はエサ釣りメインです(穴掘り)
とある魚を釣りあげたいので、海中にイワシがうようよ居ようが、「ヒラメが跳ねたぞ!」と聞こうが、今日は穴掘り。
”根釣り用エクスカリバー(500円)”をまともに使ってあげていないから、しっかりと感覚を覚えてダメなところを模索する。
「いやあのね、オキアミつけるよね。そして、穴にぽいっと入れて、底にコンッと落として、ちょっと浮かせて待てば、そら入れ食いさ」
小魚の反応がすこぶる良すぎて、わんこそばの補給係くらいに忙しい。
釣れてくるのは小さい「カサゴ」「ベラ」「ゴンさん」。……ゴンさん?
テトラの穴がちょうど「ゴンさんボール」になっているようで、カサゴが1匹釣れてくる間にゴンさんが5匹はイケる状況。竿1本先の穴から釣りあげて、ペンチで針を外しつつ手前の穴に返す……を繰り返していた結果──
「これ無限ループになってね?」。その考えがよぎったので、ちょっと移動。
ここでは20cmくらいのカサゴを筆頭に、「1:3:6」の割合でベラとカサゴとゴンさんを数えるのが面倒なくらい釣りました。手乗り以下が大半だから、針を飲んで血がダパーしたヤツ以外はリリース。
針の大きさの1/3サイズのカサゴがたくさんいる
「丸セイゴ12号」のゲイブが「幼カサゴ」の頭より大きいんだけど……。
オキアミ見つけたら「ぴゅーん」と飛んでくるようで、そこら中で釣れてくる。明らかに当歳以下、将来有望な子達ですし、冬のロック本番が楽しみになる状況ですね。……しかし、私は君たちのグランマを探しているんだけど、どこに居るか知らないかい?
これで20cmくらいだけど、浜名湖だと「うおーデケー!」といわれるような大きさ。”これ以上”となると、丸一日堀りに掘って出るか出ないかの感じ。
舞阪側のほうが、大きいのは探しやすいんですけどね。
こっちでは「ベニツケギンポ」「幼メジナ」を釣りあげ、五目を達成する。あわよくば狙っていた「ショウジンガニ」は途中ポロリ。
地味に狙っているのが「ハオコゼ」。毒魚ですけど、昔は嫌ってほど釣れたのに最近めったに見なくなったので。同タイプの「オニカサゴ」の子どもは居るんだけどね。
彼は普通のカサゴより3倍以上は”赤い”から、すぐにわかる。知らずに背びれを握ると「ズクズク」痛いそうで。
夕方なのでルアーを惰性で投げます
そしてノーシグナル。本当にありがとうございました。
最初から準備はしてあって、”ここぞ!”というヨレが来た時に投げようと考えてはいた。その瞬間は訪れましたが、ベストタイミングで投げサビキメンが入ったので、小魚と戯れておりました。
友人は情報通りに「カワハギ」を数枚。そしてアイゴの「アイちゃん」を1匹譲り受ける。
このために揃えたという”現地専用アイゴ捌きアイテム”を試しに使わせてもらったら、カップメンが出来上がる程度の時間で下処理できたので、
「道具ってスゲーな(小並感)」と思いました。
汗いっぱいかいたから、ミネラルが足りねーぞ!、てことで……
”釜玉with天かす(過剰)”にだし醤油で、塩分を補給!
家に帰り、道具を塩抜きして、魚を下処理しつつ調理し、風呂に入って臭いを落とす。
──までが一連の流れです。
やりたい料理の関係で大きめのベラが数匹欲しかったけれど、そう考えるとイマイチ釣れないものだなと。
”ブラタモリ”の「高尾山」、からの”ヤマノススメ”を再読していたら、ダッチオーブンを使いたくなったので。煮込みでブイヤベースもどきを作りたかったのですが……。
ただの醤油煮込みになった料理は、また後日。