今年は台風が多いなーと思っていたら、実は毎月発生していたオチ。
しかもそれは統計史上初の快挙(?)らしい……。
漁師やルアーメンの苦難はいつまで続くのだろうか。
台風が毎月発生した要因とは?
台風が毎月発生した要因は、エルニーニョ現象が頑張りすぎた結果です。
エルニーニョのせいでなぜ台風が多くなるのか? を簡単に説明すると、赤道付近の海水温がアチチで積乱雲が発生しやすくなるからです。
気象庁 | エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
気象庁が提供するエルニーニョ/ラニーニャ現象に関する情報を掲載しています。
今年は海水温の上昇にあわせ、”台風を産みだすための気圧配置”が長く続いたために、台風がよく発生するダメになったと思われます。
台風が毎月発生したなら数も最大になるのでは?
毎月発生こそしましたが、「年間27個」は一番多いわけでもありません。実は平均よりちょっと多い程度です。
ちなみに、統計開始から年間発生数が一番多かったのは、1967年の39回です。多すぎでしょ……。オマケとして、「五輪台風」で有名な5つ同時襲来は1960年です。
台風が二つ発生しただけで不安に思う人は53年前のこの天気図見たら死ぬと思う。 pic.twitter.com/rQe79pdvWS
— 電気で作る煮豆です (@denki_nimame) 2013, 10月 23
いつ平穏な海が訪れるのやら……。