【マグロの競りを見学】観光市場としての築地・豊洲の現在の姿

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豊洲市場がオープンして2週間経とうとしている。

開場当初はネガティブキャンペーンが止まらず、又聞きの「噂」はロクなものがなかった。でも……、自分の目で見れば、印象は変わるかもしれない。

ということで、2019年現在の築地市場と豊洲市場を見てきました。

豊洲市場が開場した後の築地を眺める

出先で雨に降られることの多い私は、今回も降られている。東京は23区もあるはずなのに、私がいる中央区だけ雨雲がかかってませんかね……? まあ地上の移動は少ないしヘーキヘーキ!

しとしと雨で傘を買おうか迷う中、まずは築地に行ってみた。

築地閉場

うん、閉まっているね(当たり前)。

築地市場の閉場から数日、場内の店が無理やり侵入して営業するなど話題が絶えなかった。「「閉場してます!営業してます!」」のコントはやっていなかった。残念。

場外市場はこれからも続いていくわけですけども

豊洲への移行で築地が閉鎖──までは理解されている。それが築地市場にある全ての店が対象と思われているので、ここに来た人は「なんだ、やってるじゃん」と思うらしい。場外市場は今までもこれからも、営業を続けますよ? ”場外”だからね。

場内の閉鎖を見越して、集約店舗の「魚河岸市場」はミニマム築地です。オープン直後に訪れたよりも、店舗と魚の種類が増えていました。場内を利用していたプロ向けに営業している店もあるためでしょう。観光客は以前より増えたかな? 

変わったな~と思うのは、ターレが一台も走ってないこと

最初期はリヤカーだったし、「これが原初の築地だよ」と捉えるとアリかもしれない。文化を学びたい外国人にはウケるかもしれない。

築地の場外市場はこれからも台所をリードする

「日本の台所」と生鮮市場をリードした築地は、一般向けの青空市場として確立した感じ。

もともと場内は観光客向けではないし、ひっきりなしに走っていたターレが居ないことで、以前より歩きやすい場所になりました。よりいっそう観光向けになった印象。

波除神社 修学旅行?

歴史館ができれば、修学旅行先に選ばれやすいかもしれません。

一般客にとっての豊洲市場とは

世界最新の生鮮市場として整備された豊洲市場。オープンからしばらく、何かと話題が尽きない状況でしたが、2週間が過ぎようとする今は落ち着いた感じ。──メディアが飽きたんだろなぁ。

あいにくの雨模様ですけど、ほとんど屋根があるので傘なしでもイケますね!(濡れないとはいってない)

市場を見学する一般には、「見学ルート」が設定されています。

東京都中央卸売市場
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これがね、「工場見学」している気分なんです。市場を遠巻きに眺めるだけですし、窓が大きいわけでもないし、見れるのはごく一部ですね。

一般でも許可を得ればセリに参加できますし、内部の見学も可能。でも、ここでの買い物は箱やキロ単位で買うハメになるので、どのみち業者向けですね。

豊洲市場は築地と違い、買い物をする場としては弱い。飲食できる場所もあるけど、ここのために訪れるほどじゃないしなぁとも思います。

豊洲市場は、「プロ専用」の市場なのです。

豊洲でガッカリした人が築地に流れている説

オープンから2週間近く経って、当初より人混みはマシだろうと思っていたが、豊洲市場を見学している人さすがに多かったですね。ほぼ全て屋根ありだから雨でも濡れにくいのはいい配慮。

見学ルートを辿り、一応全棟周りました。──が、魚を一切見れないので残念です。唯一見れたのは、展示された模型マグロ。「築地=マグロ」だったのに、「豊洲=盛土」のイメージしかないぞ。

豊洲マグロ

予約が必要ですが、マグロの競りを見学することもできます。

……ただし、電車の始発前に豊洲まで行かないといけない。時間設定をしたヤツは何を考えているのだろう。まあタクシー使うか、ツアーバスを利用するかになるけど、またホテル戻ってチェックアウトする手間も考えられます。

何にせよ個人向けじゃないですね。

豊洲市場でマグロのせりを見学!時間と見学場所までのルートを解説 - とよすと - 毎日更新!豊洲エリアの今がわかる地域情報サイト
豊洲市場が開場してから4営業日めとなった2018年10月15日、ついに一般人や観光客がマグロのせりを見学できるようになりました! この記事では豊洲市場でマグロのせりが行われる時間と、せりの見学ができる

豊洲に訪れる人が、何を目的としているかは不明。築地の感覚で生鮮品を買うために訪れると、空振りしてしまうので、じゃあ築地の場外へ行くか、って移動する人が多い印象でした。

豊洲ランチより築地ランチのほうがいいと思うよ。

豊洲市場はプロにとって学ぶ場所が多い魅力的な施設かもしれない

豊洲はプロ専用の市場として、世界最新の設備を備えており、その技術発信をする施設かなと思います。業者にとっては慣れると、使いやすくなるでしょうね。

これだけ広い市場だと、入場管理の警備だけで人件費がぱなそう。空調に排水などインフラシステムは、他の巨大市場も参考にしたい点はあるのではないでしょうか。

よく聞く問題点が、築地より行きにくいこと。

築地は銀座から徒歩で買い付けができる距離。なんなら東京駅からでも余裕。豊洲は埋立地だから橋を越えないといけないし、徒歩はムリじゃないけど時間がかかる。電車は「ゆりかもめ」か「りんかい線」を利用すればいいけど、起点次第では2,3本の乗り継ぎが必要だから面倒。

業者にとっては駐車場が足りないなど、まだまだ問題は抱えていますね。

五輪会場かしら

五輪の頃には、新宿のビル群みたいになっていそう。冬コミとブッキングする2018年末は見ものかもしれない。

豊洲の鮮魚を買うなら通販が楽だしお得!

豊洲市場で生鮮を買うことはほぼ出来ないので、通販を利用するのがベスト。現在は「豊洲・築地ブランド」として営業しているECサイトが多いです。

全国からウマイ物が集まる場所だから、ここを見れば全国の商品を眺めることもできます。

結局1日中しとしと雨が降っており、夕方前からは風邪の症状もではじめ、帰りの電車はいつも以上にぐったりしていました。東海道線に遅れがでていて、すし詰め満員状態で秋葉原から横浜すぎるまで、グラグラする頭で立ちっぱなしはキツかったゾ。

旅行カバンには折りたたみ傘を必ず入れておきましょう(戒め)。

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