ようやく釣りに行けるようになった時には、時すでに遅し。
ここ数日間で釣果は嫌というほど聞いているものの、私が入るとパッタリ居なくなるのが今年のパティーン。
満を持して魚を散らす男がやってきましたよ~^^(煽り)
「うわああああああ! 逃げろぉぉぉ奴が来たぞぉぉぉぉ!」
「もうダメだ…おしまいだぁ…(マジ泣)」
……夏以降、マジでこんな感じだからなぁ。
そりゃあ神頼みもしたくなりますよ(笑)。
今年はこのまま暖房要らないんじゃ…? と思うくらいの暖かさが継続していましたが、寒波も到来してとうとう寒さに屈することになったので、今日は灯油入れるついでに豊橋サーフをちょいと覗いてみる感覚で来てみた。
下げ始めが当たるので、丁度いいかなーと思っていたけれど……アカン、これ釣れない海色ですわ。
ほぼ真横からの爆風の中、釣り人は思っていたより多い。
「みんなよくやるよな~」と呟きつつ、浜インする男にブーメランが突き刺さる。
やるのには問題ないし、横風がきついとドリフトせざるを得ないので、なるたけ人が居ない箇所を選んだのですが……
開始しばらくして何故かワイ、囲まれる。
あれ? 入った時は左の遠くに1人だけだった気がするのに、いつのまにか4人くらいになっているぞ。人気者はつらい(錯乱)。
ラインを1.5号にしたので、余計に煽りがきつい。
この風が続くようになると、0.6号くらいに落としたいものだが……ドン深でない砂地だけで使うならまだしも、そこで使うとなると、今日みたいな状況では途中でプッツンいく未来が見えているようなもの。
スラッグ出す釣りをすると、手前のブレイクで擦れやすいので注意。
風が強い時はルアーを流し込め!
兎にも角にも、今日は風ではまともにルアーが泳いでくれない。
なのでサスペンドのプラグを任意に流し込む感じでやっていた。一度ジグを沈めたら意外と深かったので、ヘビーな奴にして底を転がす感じに変えても流れる流れる。
こういう時は”巻かなくてもいいくらい”だけれど、流した先には人がいるから、回収タイミングに気を使う件。
どんな感じでやっていたのかを図で説明するとこんな感じ。↓
払い出しの先は岸から30~40mくらいの所。
東風(逆のパターン)になるとこれとは逆になりますが、潮流も加わりこれより更に速い動きになるので、東風が7mを超えると絶望しかなくなるし、あとうねりやすい。ブレイクや瀬の位置がわかっていると、サーフのドリフトは非常に捗る。
魚は駆け上がりに沿って移動するし、居着きやすいので、”横に引ける”というのは効率的なのですが──横風ビュービューの中、そこまで飛ばせるルアーは結構限られる。
今日みたいな横風8mクラスでは、メタルジグが飛距離も出せるし重くすれば底も取れるので扱いやすい。
重さでドリフト時のレンジをコントロールするのですが、”流す釣り”なら40gで、密集地など”線で引きたい”となると60g以上くらいが必要になる。気にならない無風クラスだと30g以内で事足りるし、フォールの時間が取れる20gくらいを転々と投げつつただ巻きがオススメ。
”エフリード”など、リップがあるヘビーシンキングにあと10g載せれるとバチコンはまるんですけど、来年では”スピンビームTG”がハマるんじゃないですかね。
ラインスラッグは無くすじゃなくてコントロールする
風が強い時に、ラインのたるみは無くそうとするだけ無駄なので、どーしても無くしたい場合は重いルアーを使うこと。
ドリフトさせる時は、ラインのたるみを一定にキープするのがいい。
たるませすぎは沈みすぎ、張りすぎは浮きすぎ──という感じ。重いルアーほどティップを上げ、軽いほどティップを下げラインを水に浸けるほうがコントロールはしやすい。
けれど、波打ち際の状況によってはラインが擦れやすいため、時と場合によります。
探り歩き大会しようにも、何故か密集地になったし、もともと1時間ちょいで終わる予定だったのでほぼ定点観測。
プラグで上から流して徐々に重くしていき、ジグまで使って図にあった払い出しをペロペロする作業を繰り返す。市松で1回ゴンと来たけど、そういう当たりならお帰りサイズなので、無かったことにしよう。
まだ17度くらいあると踏んでいたけど、15度くらいになっていたから魚が遠くなったのかな。こっちは大潮になると伊勢湾から出る冷えた水で下がりやすいので、神がかったタイミングだったともいえる。
一昨日辺りは湖西でぽつぽつ釣れてたので、チャンスはあるかと思ってたんですけどね。
次は行けたら火曜日辺りで納竿になるでしょう。
寒さに負けてなければ夜のカマシングにも行きたい。
焼津のカマスも私が行くとみんな逃げるんよ~。