サビキ釣りで
「入れ食いで100匹も釣れちゃったよ~」
とニッコニコの後、
「料理どうしよう……」
ってなった経験はないですか?
そんな時は保存も効く「干物」がおすすめ!
大量に作ると自然乾燥が面倒ですが、フードドライヤーさえあれば、キッチンの1スペースを干物工場にできますよ。
この記事のまとめ
サビキ釣りで大量の魚が釣れた時の保存方法として「干物」をおすすめします。特に梅雨や夏の高湿度な季節にはフードドライヤーが便利です。外での自然乾燥は天候に左右され、動物に狙われるリスクもありますが、フードドライヤーならキッチンで簡単に干物を作ることができます。
フードドライヤーは魚だけでなく、ドライフルーツやジャーキー、野菜の乾燥にも使え、食材の保存期間を延ばし、栄養価や旨味を高めるメリットがあります。形状は円形と四角形があり、省スペースなら四角形、使いやすさなら円形が適しています。価格は5,000円~15,000円程度で、サイズや機能に応じて選ぶことができます。
魚は干物にすることで栄養価が向上し、例えばアジの干物は生のアジに比べて栄養価が2倍になることもあります。フードドライヤーの使用コストも比較的低く、使い方も簡単で、タイマーをセットして放置するだけです。
日本は干物を作りにくい季節に魚が釣れやすい
四季のうち、干物を作りにくい季節といえば「梅雨」の時期。
高温多湿になる「夏」も大敵ですが、湿度がめちゃ高くて乾燥しない時期はもっとヤバイです(語彙力)。
外で干物を作る目安は、天気予報で「洗濯指数が高めな日」を狙うといいでしょう。ウェザーニュースなりでブックマークしておくと楽。
大量に干物を作りたい時、冒頭でサビキ釣りを例にしましたが、魚がたくさん釣れやすい時期って春~夏なんです。つまり梅雨前後。
外干しは日光がささないし、室内でも湿度が高すぎて無理だし……どうすればいいの? とお困りなら、「フードドライヤー」がおすすめ!
ボタン押して放置すれば干物ができるフードドライヤー
フードドライヤーは名前のとおり、食べ物を乾燥させるマシーンです。
使いみちで特に人気なのは、ドライフルーツとジャーキーの作成。
どちらも乾燥に手間がかかるので、多湿な日本だと乾燥機なしで作るのは難しいものですね。
食べ物を乾燥させるメリットは、
長期保存が可能になることと、栄養素やうまみ成分が向上したりすることです。
外干しで乾燥させる時は、気候に左右されがちだし、動物から狙われる恐れもあります。地味に目を離せないんですよ……。
でもフードドライヤーならキッチンに置けるし、ボタンを押して乾燥するまで放置しておけばいいだけ。
簡単でしょ?
どんなフードドライヤーを選べばいいの?
フードドライヤーは乾燥させる機能はいっしょ。形と大きさが違います。
形は「円形」と「四角」に分かれます。省スペースなら四角で、食べ物の並べやすさと機能性なら円形ですかね。価格は5,000~15,000円あたりが多く、高くなるほど容量と機能が増えていきます。
だいたい30cm以内の魚を干物にするなら、サイズ的になんでも困ることはありませんが、30cmを超えると適応したフードドライヤーを探すほうが難しくなります。
その場合は半分に切るなど対応しましょう。
魚は干物にするほうがうまいことの証明
魚は体組織と脳の活性に良い成分を多く含む優秀な食材。熟成させるほど旨味が増しますが、同時に腐ってしまうリスクもあります。
いくら最新の冷蔵室でも、鮮度を保てるのはよくて数日……。
でも干物にすれば一週間は保ちます。作成するのは面倒ですが、実は生よりも栄養・旨味が増えます。
干物の栄養価について
例えば、アジの開きは、生のアジと比較して栄養価が2倍あると言われています。
http://kishimoto-web.net/180803-2/
魚は通常でも健康にいい成分が十分に含まれているのに、それを干物にすることによってさらに栄養価が高まるということであれば、干物を食べることが有効であることがわかるでしょう。
干物にすることで栄養価が高くなるし、おいしさも増すのであれば……やらない理由がなくないですか?
動画でみるフードドライヤーの有能さ
食品乾燥機をとりあつかっている「ラボネクト株式会社」の動画がこちら。
よく売っているタイガー的なエビを乾燥させています。
使い方は簡単、食品を並べてタイマーをセットするだけ。
フードドライヤーは温風を送る仕組みのため、「電気代もけっこうかかるのでは?」と思われるでしょう。
調べたところ、250Wモデルなら「6時間可動すると29円」、パワフルなモデルで「800Wを6時間可能で94円」、それぞれ1日フル使用だと「110円前後/300円前後」ってところ。
時間あたりの料金ではエアコンよりはマシ。
機器の洗浄については、内部の棚にある網を洗えばいいだけですし、乾燥も機械を動かすことで完結します。
釣り人におすすめしたいフードドライヤー3選
フードドライヤーの大きさも値段もピンキリあります。
特に大きさ(横幅)は確認してください。よく釣る魚のサイズで考えるべきですね。
安さ重視ならこちら!
安いモデルならこれ。
25cmくらいのアジなら、棚を調整して8匹入るかも……ってサイズです。
おしゃれ×高品質ならこちら!
ウミダスのフードドライヤーはおしゃれな形で高品質。
デジタルタイマーが見やすく1時間ごとの設定ができるし、温風効率も考え抜かれているし、トレイの高さも可変できる優れもの。
抜け漏れ無いね!
スペース重視×ランニングコスト低なら
消費電力を抑えつつ、キッチンスペースに無駄なくきっちり収めたいなら、四角形のタイプを選びましょう。
最初に紹介したBelleLife社のものもこの四角形タイプだね。あとはもうお好みで!