ブックマークしているメーカーHPを参考に、2020年釣りフェスティバルの新製品情報を、ちょいと調べてみました。
いや~~~、「直接こいよ!」が伝わってくるね。
横浜FSと大阪FSで東西二分されているのがよくわかる
調べて気づいたのは、横浜には来るけど大阪には来ないパターンがそこそこあること(逆も然り)。そうなるのも準備と移動があるからでしょう。
横浜を皮切りに、春までほぼ全国の主要都市を巡るため、全てに出展するのは(釣り界の)大企業くらいになります。あとは開催都市から近めのメーカー&釣り関連業者が参加する傾向。
釣具メーカーは太平洋側に集中しているため、横浜と大阪で大体二分されていることがわかります。大阪と名古屋を見た感じ、地元関連の出展が多かったですしね。九州と四国も釣りは盛んなので、こちらとはまた毛並みが違う文化と特化が見れるのではないかと──。
さて2020年のFS出展と新製品情報を、簡易ながらまとめてみました。公式HPを参考にしているので、web広報に力を入れているメーカーがわかりやすかったです(小並感)。
DAIWA
2020年で最も早く話題になったのがDAIWAの新製品情報。相変わらずweb広報に強い。
FS特設サイトでは、NEWモデルのリール「ルビアス」「ソルティガ」の詳細が見れます。2020年に発売される製品情報もキチンとまとまっており、釣りメーカーで最もオンライン戦略とデザインが上手いと思います。製品探すのクソ面倒なS社は見習って?
SHIMANO
シマノは今の所ブース展示と登壇スケジュール情報程度。「いいから来いよ」ですねわかります。
昨年は新リールの公開が目白押しでしたが、今年はロッドが多い印象。「ワールドシャウラ ドリームツアーエディション」は、世界で釣りをしたいビジョンを持つ人にピッタリのロッドです。
相変わらず製品情報を探すのが面倒なサイトだぜ……。ニューリリース情報すらまともに全部見れないもんな……。
JACKALL
JACKALLはブースが無駄にデカイのと、グッズ集客がパない印象が強い。
フレッシュではバスが強め。ソルトはライトゲームが強め。かわいらしいワカサギロッドは面白いですね。ファッション性も高く、観光レンタルすれば興味を持つ人があらわれそう。最近はバスで培った小型バイブレーションをライトに流している感じ。
ima
imaは千葉のメーカーだけあって、東日本には出展してくるイメージ。
横浜ではオリジナルグッズに限定カラーの販売など、戦略的”あざとさ”でファンの心理をがっちりキャッチ! 先着60名のパラコードストラップ作成は面白そうですが、無料に釣られて競争率高そう……。
DUO
DUOは静岡焼津市にある会社ながら、インターナショナルを名乗るだけあって、地域を問わずFSに出展してくれています。
新ルアーよりも新色追加。新製品よりトークイベントで魅せていくスタイル。フレッシュorソルト問わず、登壇するアングラーの多彩さでは東西の雄メーカーに負けていない。……昨年のコンセプトルアーは世に出せませたか?
Jackson
Jacksonは最近、ショアキャスティングでフラットとランナーに焦点を当てています。
それに倣った製品情報は少ないですが、カタログ購入(1部500円)で参加できるガラガラ抽選会は、ハズレ無しで景品があたるのでかなりお得。でも長物が当たると持ち帰るのに面倒だぞ!
Tailwalk
Tailwalkはロッドとリールの展示が多め。
今年は小型リールの発表もあり、ユーザーニーズに合わせたタックルチョイスもさらに富む格好に。その分野はSとDが強いんだけど、バリエーションの多さではここも負けていません。
FS情報をわかりやすくまとめている公式が少ない件
釣具メーカーは公式でEC展開しているのが無く、ウェブ広報に力を注いでない──注げる余力がないサイトが多い。一応ブックマークでは30社くらい開きましたが、横浜フェスで展示企画とHP特集しているのは、以上のメーカーくらいでした。
地域特化を入れるとまだ増えますが、「出展します!」程度の情報しかないため除外しています。そういう企業はSNS発信に力を入れている印象ですね。かしこい。
各メーカーの最新情報を手に入れるには、SNSのフォローをしておくほうが早いです。
今年はブースの支払いでキャッシュレス対応が目立ちそう
2019年初頭は「キャッシュレス元年」から数ヶ月後でした。大阪と名古屋でQR決済は見なかったと思うし、まだ飲食店でも対応している所を探すのが難しいほどの時期でした。今回はシマノブースでキャッシュレス対応していることもあり、QRコード決済できるブースも目立つのではないかと。
こういう展示即売会で小売する決済手段では、やはりコミケが一歩先をリードしている印象。
大量のお釣りを用意するにも、カネがいるんすよ……。