グルメ本と美麗イラスト本に挟まって、異質な魔力を発していた本を見つけてしまった。
「……水族館、ガイド……ブック……? なぜこんな所に」
メロンブックスで超気になる本を見つけてしまう
元旦はいつも、よくわからない魔力で薄い本屋さんに足を運んでしまう……。冬コミ後だから仕方ないね。購入欲は無いものの、棚を見てはジャンル盛衰の変遷を体感して、二次創作の潮流に乗り遅れない的な建前があるかもしれない。
今回はシャニマス本がないかなーと物色しに来たわけですが────。同人誌はサブカル方面もアツイことが話題にもなった2019年末。「何でもハンバーグにしちゃう本」が欲しかったけど、なかったよ。さわやかが委託しろ(暴言)。
落胆していたのもつかの間、グルメ本やイラスト本に紛れた「水族館ガイドブック」を見つけてしまう。
深海生物ファン目線で選んだ水族館ガイドブック
魚釣りの同人誌はあるのは知っていたけれど、水族館のガイド本があるとは思わなかったよ……。おまけに”深海生物ファン”とある。これは即買いでしょ。
深海生物を扱っている水族館を多く紹介しているのはタイトル通り。”ファン”と銘打っているだけあって、レアな種類や見どころさんをわかりやすくまとめてあります。綺麗な写真が多いので見やすい。
アイキャッチ的に挟まれる雑学──というか、アニメパロなコーナーは、フォントと内容にも”愛”を感じます。マジでファンすぎやろと戦慄しました。
お得きっぷの情報源がマジ神!
入場料がある施設って、公式の案内に料金がわかりやすく表示されていることが少ないんですよ。ウェブチケット予約の直前で「ちょこん」と来ることもザラ。そして交通機関の利用を勧めるものの、費用を明示していない。
「そのくらい自分で調べろ」と言われれば、まあその通りですが……。初見や外国人にとって、案内が不親切すぎやしないかと思っています。
この水族館ガイドブックは、施設がある地域で使える、お得な鉄道フリーパス情報が載っていたりします。
青春18きっぷが特に有名ですが、期間限定と(基本)JR沿線だけ対象なのがネック。でも地域によっては、”県内の電車なら乗り放題!”みたいなのもあります。地域特化しているから、施設や飲食の割引もあったりします。
それを水族館ごとにまとめてくれているからかなり有益!
愛知と静岡なら、「青空フリーパス」「休日乗り放題」などがあります。これらを使えば、県内と県外一部区が一律乗り放題になるし、大体4回乗り降りすれば元が取れるレベル。
その使い方や水族館の割引有無もまとまっているこの本は、最高の水族館ガイドブックですよ! 「メロンブックス」のHPから通販出来るので、気になった方はポチってね!
初夏コミ(C98)はサブカル集めに行こうと思っている
次回の夏コミは2020年5月2~5日の4日開催。いつもの時期は五輪と重なるので、今回は初夏コミですね。
同人誌といえば”妄想が捗ると厚くなるえっちな本”のイメージが強いですけど、今回紹介したような紀行本とか、歴史の考察だったり、自分の”好き”をさらけ出す場とも言えます。リアル世界のブログみたいな物ですね。
例えば「技術同人誌博覧会」のように、SEが書いた技術指南本など、専門書よりも更にコアなテーマを扱っていることも。これらは薄い本屋さんに並ぶことが少ない悲しみがあります……。性欲に市場は勝てない。なら、直接買いにいったほうが早くない?
五輪中よりはマシだろうけど、GW中のホテルはいつもより相場が上がります。予約したはいいものの、キャンセルする事情になった時が一番困りますね。そんな時は、ホテルの宿泊権を売買できるサービスを利用しましょう。
5月になれば国内の新型肺炎は、ほぼ鎮圧されているとは思うけど、他国で流行している間は気が抜けません。cansellのお世話になる可能性がありそうだなぁ……。