海上釣堀は「簡単に大型が釣れる」ことが魅力。
どんなジャンルも”はじめて”には不安がつきもの。まずは簡単でもいいから、海上釣堀はどんな場所かを頭に入れておきましょう。
それを知るためには、シマノの「夢磯倶楽部」がとても参考になります。
これから海上釣堀をやりたい人は絶対に見るべき!
シマノの「夢磯倶楽部」で、海上釣堀のすべてがわかるコラムが掲載されています。
海上釣堀とは、名前の通り海上にある釣り堀のこと。海の魚は洋上にイケスを設置して、そこで飼育しますが、海上釣堀はそこに釣り糸を垂らす感じになります。
放たれる魚は養殖物ですが、大型かつ高級魚を簡単に釣ることができるのがメリット。
ブリ・カンパチ・マダイなど、自然で釣るには難易度が高い魚たちも、養殖物なら警戒心が薄いため、簡単に食いつきますよ!
海上釣堀が海釣りの今後を担う理由
海上釣堀が今後伸びるだろう分野なのは、簡単に釣れることが大きいと思われます。
魚釣りの玄人は、やれ哲学を語りがちですけど、初心者にとって「釣りの楽しさ」を伝えるには、まず魚を釣ってもらうことが近道。
管理釣り場は”釣らせること”に特化しているため、初心者の育成にはもってこいなんですよね。
そして釣具はゼロから揃えると……やっぱり高価になります。
たった1日のために全部買い揃える必要を強いられると、そこまでしてやりたくはないでしょ? だからレンタルしやすい管理釣り場は、ミニマリストにも向いています。
海上釣堀の良い所は──
- 道具はレンタルで済ませることができる!
- 釣った魚は自宅配送してくれる!
- 手ぶらでもいいから観光のついでに出来る!
釣りの初心者で最も高いハードルは、道具を揃えることでしょう。
海上釣堀でいうなら、ライフジャケット(救命胴衣)が必須、釣り竿にリールはそれなりに強度がある物を選ばないといけない、針や糸の結び方を覚える必要もある、持ち帰りたいならクーラーボックスが必須……など。安いのを選んだとしても、軽く2万は超えますね。
これでハマるかわからないのに、数万を気軽に出せるでしょうか。道具の置き場も困るかもしれないのに……。
その点、海上釣堀などの管理釣り場は、は道具をレンタルで済ませることができるし、釣った魚の配送サービスもあったりします。
道具を揃えるのは、釣りの楽しみに気づいて、ハマってからでも十分間に合います。
セット仕掛けがあるから初心者でもはじめやすい
釣り堀でレンタルする道具は、最初から仕掛けが着いているのが当たり前ですけど、自分ではじめる時に困るのが「仕掛け」です。
海上釣堀は大型魚が相手になるので、仕掛けに使う糸と針も太く強い物を選ぶ必要があります。でも初心者に”魚の大きさに合わせた選び方”を説いても、覚えるのが面倒でしょう。
釣具店には海上釣堀専用の仕掛けがセット売りされています。
リールの糸に結ぶだけでいいから、装着も簡単だし、釣りたい・釣れる魚の名前で仕掛けが販売されているから、初心者でも選びやすいメリットがあります。
近くに釣りをする人がいるなら、竿とリールを借りるだけでもはじめることができますよ。
伊豆なら海上釣堀と温泉宿のセットができるよ!
伊豆半島の周辺は入り江が多く、海上釣堀もそこそこあります。
温泉地でもあり観光地でもある伊豆は、首都圏からのアクセスも良く、観光とセットで釣りを楽しむこともできます。
前日はゆったり観光しつつ、夜は伊豆の温泉宿でしっぽりして、翌朝は釣り堀に向かい、魚を自宅に送る手配をして帰る──なんてことが気軽にできます。
少人数でもいいけど、慰安旅行に組み込むのもアリではないでしょうか。大型魚が釣れるので、盛り上がること間違いなし!
伊豆半島周辺のおすすめ海上釣堀
高級魚かつ大型がメインで、利用料は高めですが、誰でも知っている寿司ネタが釣れることは、何より話題にしやすいでしょう。
東伊豆の伊東や熱海にも、管理釣り場はあります。東京からはこっちを利用するのがベストでしょう。
全国の管理釣り場を知りたいなら、こちらのページを参考にしてください。