テイルスラップ75Sは小型のジョイントルアー。
バチパターンで使われる型ですが、
「食いが渋い時」「スレてるなと感じた時」でも効果を発揮します。
特にベタ凪でどうにも食いそうもない時がオススメ!
””この記事のまとめ””
テイルスラップ75Sは、75mmの小型ジョイントルアーで、バチパターンで使われることが多いですが、「食いが渋い時」や「スレていると感じた時」にも効果を発揮します。特にベタ凪で食いが悪い時にオススメです。このルアーは魚本来の滑らかな泳ぎを再現し、違和感を消すことができます。そのため、流れがない場所や静かな状況で非常に効果的です。
テイルスラップ75Sは小型で軽く、飛距離は最大30m程度。バチ向けの繊細なタックルで使用することが望ましく、特に近距離のストラクチャー周りで活躍します。ベタ凪や警戒心の高い状況で、このルアーのゆらゆらとしたアクションが効果を発揮します。
軽量なため、ライトタックルが推奨され、適したロッドとして「ディアルーナS806ML」や「クロステージ862L」が挙げられます。これらのロッドは、軽いルアーを扱いやすく、バイトの食い込みも良いです。
釣果実績もあり、「ベタ凪+小魚が見えない」状況で、数投で魚を釣り上げることができました。標準の小型トレブルフックから、大きめのシングルフックに変更することが推奨されます。夜間なら透過タイプで白っぽいカラー、日中なら暗い色が効果的です。
ジョイントルアーはなめらかなアクションが売り
ジョイントルアーは魚本来の泳ぎに近い動きのため、普段通り泳いでいる小魚を演出できます。
違和感を消せることが最大のメリットですね。
これが最も活きるのは、流れが全くないような場所。
水族館で見る魚たちは、ゆらゆらと優雅に泳いでいる姿が印象的でしょう。でもルアーの大半は、バタバタ激しく泳ぐ物が多くないですか?
なめらかに泳ぐルアーって、実は少ないんです。
ジョイントルアーの利点は、巻かなくてもアクションしてくれる点。そのため、風も波も静かな時にこそ役立ちます。その時に限っては、違和感なく他の魚に溶け込むわけですからね。
でもジョイント系は、100mm前後の大型が多く、使い所が難しかった……。
けど、とうとう理想のサイズが生まれるように!
テイルスラップの飛距離とアクションについての雑感
『テイルスラップ75S』は75mmと小型なジョイントルアー。
よりバチらしい大きさだし、イワシ系にばっちりハマる小型ジョイントルアーです。
ただ巻き(1回転/sec)なら小魚系を、それ以下ならバチのうねうねっぽくなります。リトリーブの速度でベイトに合わせていく感じ。
小型で軽いため飛距離はお察し……。バチ向けの繊細なタックルでも、せいぜい30m投げれて上等かな。広い場所ではサーチ能力で遅れを取るため、バチ抜けはシンペンで十分。
テイルスラップが活躍するのは、近距離のストラクチャー周りに着く対象を引き出す時。特にベタ凪で活性が悪く、警戒心も高い状況でこそ、このゆらゆらアクションが活きます。
港湾のテトラや岩礁帯とか、パイル周りを通したい。
ローテーションに入れるためにはロッドを選ぶ必要がある
テイルスラップ75Sは「約6g」と軽いため、シーバスロッドよりライトタックル向けです。
これを使いつつ20g超も両立させたいなら、「MLモデル(ミディアムライト)」が無難かと。
手に入れやすさでオススメだと、「ディアルーナS806ML」「クロステージ862L」あたり。
どちらも20g以内のルアーであれば満遍なく使えます。
柔らかめのロッドを使うメリットは、軽いルアーを扱いやすいのと、バイトの食いこみがいいところ。デメリットは魚が大きくなるほど苦労すること。
ありがとうテイルラップくんの回
テイルスラップ75Sで釣果を出したのはこの回です。
「ベタ凪+小魚が見えない=釣れる気がしない」の状況で、やれるだけのことをやってダメだったのに、テイルスラップを使ったら数投で魚を連れてきてくれました。
別記事でも書いてますが、標準の小型トレブルフックから、大きめのシングルフックに変更するほうがいいです。チーバス相手なら標準でいいけどね。
カラーも多いけど、夜間なら透過タイプで白っぽいものを。日中使うなら暗い色がいいはず。
バチパターンを想定しているので、透過タイプが多めなのもいいですね。