牧之原SAで『炙りとろマグロ缶詰』を見かけた時はスルーしたんだけど……
翌日なんだか気になっちゃって、ポチろうと検索したら商品名がうろ覚え状態でして。四苦八苦していたらぬこ様の高級ディナーが出てこられました。
2食カレーを食べたけど、きっとそれよりも(ぬこ缶が)高い。
猫様のほうが俺より良い物食ってる
マグロを食べたのはいつのことだろう……。
小腹が空く夜に資料として、「旨そうな写真」を眺めつつこの記事を書くのも、ただの拷問だなと実感している。
冒頭であったように、「もう辛抱たまらん!」とうろ覚え検索していたら、楽天市場ではこんな(↓)状況だった。
”ネコちゃんが選ぶマグロの缶詰TOP3”とか、ちょっと興味ある。
セレブぬこはきっと俺より食費が高い(確信)。
それはさておき、今回見かけたのは「ミホミフーズの”とろ鮪”」のようだ。
1缶あたり500円、保存が効いてなおかつ旨味! なら非常食としても優れているんじゃないか?
ただこれを一国の総理が被災地で食べていると、きっと炎上して解散の騒ぎになってしまうだろう。どこだぁそんな国あんのかぁ?(煽り)
非常食としてのコスパは悪いけど、晩酌の肴がない時に役立ちそうなので、ストックはしといていいと思います。
静岡県はマグロの缶詰生産日本一!
静岡の名産は「お茶」と「うなぎ」が代表格。
それだけではなく、マグロの水揚げも地味に多い。その背景にあるのは、大手水産の「はごろもフーズ」を筆頭とする缶詰業者が多い点。
そのため静岡県では、マグロの缶詰の総生産は日本の9割を賄っている。
平成26年における全国のまぐろ類缶詰の生産量25,338トンです。そのうち、静岡県の生産量は25,323トンで全国1位となっています。
[ふじのくに 静岡県公式ホームページ より]
──それもう100%でもいいんじゃないですかね?
特に加工業が集中する焼津と清水では独特の臭いがする。
浜松市民が無駄に高いアクトタワーを故郷の象徴とするように、魚の臭いで故郷を感じる地域だと実感している。
そして”とろ鮪”の「ミホミフーズ」もはごろも同様、清水に本社を置く有名所。
最近は魚の缶詰レシピに人気があり、業績も好調です。
ちょっとした高級缶詰(保存食)ブームが訪れているらしい
東日本大震災で防災意識が一新され、防災グッズや非常用の飲料水など、備蓄できる物がよく売れるようになった。
現在は経済の好転で、防災グッズにも”高級志向”が受け入れられている。
そのため高級缶詰は、ニーズにあった品といえるかもしれない。
ちなみに”とろ鮪缶詰”の賞味期限は3年。
あれからを考えると、丁度いい塩梅で保存食を一新するサイクルが訪れているおかげもあるかもしれない。
でも飢えの極限状態で、こんな美味しそうな缶詰を開けられたら……
隠れて食べられたら、「私が町長です」といわんばかりにしらばっくれそうでもある。
半月に1度のぜいたくとしても、1年楽しめるぜ! 今夏の中元はこれにしてみようかなぁ。