大型連休になるとサーフは激混み必死。
そんな中でも、空いているポイントは探せばあります。
当記事では、遠州灘サーフの西部に当たる「愛知県」を中心に、比較的混まない要素のあるポイントを紹介しています。
この記事のまとめ
大型連休中のサーフは混雑が避けられませんが、空いているポイントも探せば見つかります。この記事では、遠州灘サーフの西部、特に「愛知県」のエリアを中心に比較的混まないポイントを紹介します。遠州灘サーフの西部、表浜エリアは「豊橋・田原・渥美」のホットラインで構成され、特徴としては以下の点が挙げられます:
- 豊橋エリア:砂浜沿いに道路があり、初心者向け。駐車場が広く、サーファーが多い。
- 田原エリア:道が狭く、運転に自信がないと厳しいが、フラットと青物の釣り場が多い。
- 赤羽根港周辺:サーファーの楽園で、釣りには向かない。
- 渥美エリア:岩礁帯が多く、釣りが難しいが空いている。中級者以上向け。
- 伊良湖岬:大物狙いのガチ勢が集まるエリアで、初心者向けではない。
表浜エリアはハイシーズンでも部分的に過疎気味のポイントがあり、砂浜沿いの道が広範囲にアクセスできるため、普通車でも探りやすいのがメリットです。
遠州サーフ西部地区(表浜エリア)を簡単に説明
遠州灘サーフの西部は愛知県になります。
釣果情報にのりやすい地名だと、「豊橋・田原・渥美」のホットラインを形成してますね。豊橋~渥美の遠州サーフエリアは、表浜とも呼ばれています。
特色をまとめると以下のとおり。
表浜はヒラメよりも、ワラサとシーバスで名前が通っている感じ。
だからといって競争率が低いわけでもなく、ハイシーズンはどこも混雑しがち。
ただし、砂浜への道路が極端に狭かったり、その道が多かったりするので、ハイシーズンでも部分的には過疎気味のポイントが見られます。
……とはいえ、人が居ない理由もあるんだけどね。
表浜エリアにおける最大のメリットは、砂浜沿いに道があるので、普通車でも広範囲に探れることです。──部分的にはガチオフロード車が必要ですけどね。
というわけで、各地を細かく掘り下げていきましょう。
【豊橋地区】道が広めで運転下手に優しいエリアで初心者向け
豊橋エリアは駐車場が広めで、サーファーが多いことが特徴。トイレに不安を抱える人にとってオススメ。
週末や連休は特に混むポイントになります。
地形変化も乏しく、どこで狙っても等しい感じ。サーフルアーをはじめたばかりの初心者にとって、わりと安心して投げれるエリアだと思います。
夏から秋にかけては、サーファーと投げ釣りが多くなるため、やれる場所を探すのが大変かも。
【田原地区】道は狭いがフラットと青物の狙い所が多い
ここから伊良湖岬までは、「降り口=サーフィンorフィッシング」になるので画像説明は割愛。
田原地区は主要道路に「百々」「浜田」など、海岸への案内板があります。ただし、一方向からしか見えないため見逃しやすい。ナビで地点登録をしておくといいでしょう。
このエリアは特に道が狭く、所によっては崖崩れで通行止めもワンチャンあります。
交通量こそ少ないですが、マヅメタイム上がりの方々とはちあわせると、すれ違いで面倒なことに。なるべく時間帯を合わせるか、ずらすかの工夫が必要。
フラットの実績は多い。遠浅でも深めなポイントなので、岸近くまで寄ってきてくれるおかげかもしれない。
秋頃に激混みだったら「ワラサが釣れだしたんだな」と察しましょう。
【赤羽根港周辺】サーファーズパラダイス
赤羽根地区でサーフルアーをするのはあきらめたほうがいいです。
サーフィンの大会があったり、五輪会場候補にもなったことから、特にサーファーが集まるエリアです。夏の週末はもう無理ゲー。
どうしてもやりたいなら夜しかないですね。
【渥美地区】岩礁帯が目立つテクニカルなエリア(中級以上向け)
渥美エリアの東側は、一帯がほぼ岩礁帯です。
まずサーファーは来ないし、釣りをするにも難しいから、週末や連休でもわりと空いているポイントになります。
フラットの定石である「ボトムに落としてから巻く」をすると、もれなく根がかりすることもザラ。砂地に慣れすぎているとルアーをポイポイ捨てるハメになります。
西側の「堀切海岸」は普通の砂浜。サーフシーバスで有名なポイント。
人は西側に集まりやすく、表浜の釣果情報は大体ここから。
【伊良湖岬】秋は鉄火場。夏は大アサリを食べる場所
伊良湖岬はネタに事欠かないエリア。
愛知サーフの括りでは、最も大物報告が多いため、ガチ勢が集まりやすい。青物が釣れだすと、前日から待つ人もいるやばさ。
まあ……初心者向けの場所じゃないです。岬の先端は特に鉄火場。サーフルアーの装備よりも、磯のヒラスズキ狙いの感覚で来るべき場所ですね。
とはいえ、手前の浜は砂地ですし、わりと空いてます。観光スポットなので人や周りに配慮しましょう。
大型連休中に「遠州サーフで釣りをしたい!」を叶えるなら表浜をオススメしたい
遠州サーフの愛知県エリアは、連休中でこそ、他より人が少ない場所が多いですね。理由はいくつかあります。
- (海まで行く)道がクソ狭い
- 東名など主要交通網から遠い
- ポイントの情報が少ない
- 行き帰りで渋滞にハマりやすい
ざっくりいえば、”遠い”んですよね。
地図だと砂浜が近く感じますけど、海沿いを走る国道からでもけっこう走ります。砂浜は崖の下ですし、畑や森の範囲が地味に広いからです。おまけに道が狭い。
地元でも気軽に行けない面倒さがあります。観光のついでならなおさら。
しかしそれは、連休なり週末だと、”空いているかも”と有利に働きます。特に大型連休中なら、浜松よりもだんぜんこっちをオススメ! 釣れるかは知らないけど!
他にも「連休中に遠州サーフで釣りをするなら」については、こちらの記事でまとめてあります。ぜひご覧ください。