ぼちぼちアナログなメジャーが要らない時代になってきた。
スマフォのカメラで撮影し、比較対象物との差で魚の採寸を測る方式も多くなったけど、精度が悪いので公式に使いにくい問題もある。
その誤差を限りなくゼロに近づけるにはどうしたらいいのだろう。
既に建築業界で使われている『レーザー距離計』が代替品になれるでしょう。
すでに密林で気軽に買えるほど、一般向けも多く販売されており、「レーザー巻き尺」に「レーザーポインターで採寸を測る」などがあります。
iPhoneに付けたレーザーポインターで物の採寸を測るアプリ
レーザー距離計は、光の到達点との距離を測るための測定器。
「iPin」はレーザーを照射した状態で、測りたい対象物をカメラに撮れば、その写真上で長さを測定できる機能がある。
空間として広さが決まっている部屋に対して、大きさが決まっている家具をはめ込む考えには、ベストマッチすると思う。
これスゲーと思ったのは、インテリアコーディネーターが世界中の家で、在宅でも仕事できる発想が生まれるところ。
家電量販店でも、客の室内空間を把握できれば、物を勧めやすくなるし、「サイズ合わなかった!」というクレームも減ると思いませんか?
釣りに使うとすればこんなシチュエーション
レーザーを使えば、1mを越す魚も写真に撮るついでに長さを測れるようになる。
お魚さんを抱えた「ブツ持ち写真」でも、長さを証明できるメリットがある。
かねがね思っていたことですが、魚を釣ってまずメジャーに当てるでしょ? 次にブツ持ちで写真を撮るじゃない。
魚を地上に置く時間が生存率うんぬんいうなら、その時間を短縮したり簡略しようと考えないのだろうかって。
レーザー測定の精度があがり、スマフォで気軽に利用できるようなれば、その問題も解決するでしょう?
釣果偽装などの不正防止にも役立つかもしれない。
レーザー巻き尺でピピッと一瞬で長さを測ろう
「Bagel」のすごいところは、離れた距離と接触する距離を測れる複数の機能を持つところ。
湾曲した面にピッタリ巻き尺を神経質に貼り付けることもなく、コップの円周計算に「π」を使う必要もない。
力学で設計する方にはピッタリの品かもしれない。
レーザー距離計は既に存在するけれど、コンパクトな物はあまりなかったりする。
「dTAPE」のようなスマートフォンサイズの測定器が増えれば、街中で物を測定する楽しみも増えるかもしれない。
釣りに使うとすればこんなシチュエーション
魚に沿ってBagelを動かせば長さを測れるし、尻尾を地面に当てて頭側からレーザー測定すれば簡単に測れることになる。
主にハンドメイドでロッドやルアーを作る方に、こういうデバイスは必要かと思う。
dTAPEはルアーの飛距離やポイントの地形図を作るのに使えそうかな。