KUREの5-56とシリコンスプレーは釣り具メンテナンスの神器

20151216tp20

”CRC”でも”KURE”でも、どちらで呼んでも通じる不思議な潤滑剤。

『5-56』『シリコンスプレー』は潤滑油になりますが、それぞれ性質が異なります。

なのでメンテナンスに使う際には、用途を間違えると痛める恐れがある。

そのため、釣り具に扱う場合の方法をまとめてみる。

スポンサーリンク

CRCとシリコンスプレーの特性を知った上で使おう

自転車のチェーンや駆動部に『5-56』をかけると、音が静かになった、ペダルが軽くなったとか経験があるかと思います。

しかし潤滑油としての寿命は短く、駆動部はグリスのような粘性がある油が向いています。

5-56の用途は錆を防止する・溶かすことが主である

5-56は”浸透性”のある油で、”溶剤”に分類されます。

サビで固まってしまったネジに使うと、小さな隙間に浸透して錆を浮かし、再び緩ませることが出来るようになったりもします。

後述するシリコンスプレーとは違う性質で、金属製品での使用が原則

プラスチックに使うと変形・変色などの影響が出る恐れがあるので、金属以外への使用はNGです。

シリコンスプレーは「保護皮膜」をあらゆる物に与えることができる

最大の特徴は使用出来る物を限定されない万能性

プラスチックや木製品──布にも使えて、接着面の洗浄にも使用できる。

5-56が溶剤であるのに対し、シリコンスプレーは”非溶剤”だからです。

ただし潤滑油としての役割はあまり期待できません。床に塗るワックスのようなものと考えるのがいいかと。

例えば防水のため、錆から守りたい。──素材を保護する考えでの使用が向いています。

5-56を使うのに一番向いているのは「フィッシュグリップ」

フィッシュグリップはほぼ全てが金属製。スプリングやネジ部分が多く、メンテナンスは難しい部類。

外に露出することが多く潮風に当たりやすい。毎回水洗いしても内部に水が残りやすいため、錆でダメになるのが早い釣り具No1かもしれない。

そこで役にたつのが『5-56』ってわけです。

「最近グリップが固くなったなー」の原因はバネの錆

これを溶かして保護することにより、本来の動きを取り戻すことも出来ます。

とはいえ、全てに使うとベッタベタのツルッツルになってしまうので、可動部と内部のみの使用を薦めます。

表面を水滴や錆から守るには、シリコンスプレーの併用が効果的です。

5-56をグリスとオイルを使用している箇所に使うのはNG

特にリールのパーツに使うと、潤滑剤(グリスとオイル)を全て溶かしてしまうため、基本的に使用はNG

ただしパーツに錆が浮いてどうしよう……て時には、試す価値はあります。間違っても「マグシールド」への使用はダメ。

普通のグリスならまた塗ればいい話ですが、マグオイルが溶けるとメーカーに入院するハメになるし、入手するのも困難です。

釣り具全般に対して光るシリコンスプレーの万能性

とくに濡れやすい、ロッドとリールのメンテナンスに必要な物。

ガイドの掃除やブランクスのワックス代わり、リールは表面を磨き上げるついで、また錆を防止する役割もあります。

おまけにPEラインのコーティングとしても使えるし、ナイロンジャケットに簡易的な防水処理も施せる万能さ。

「PEにシュッ!」とか高いだけでこれと変わらないのですよ。

あとは「電気ウキ」とか「リールシート」など、金属ではないネジ機構にもオススメ。

ベイトリールではレベルワインダーに、スピニングではベールやスプールにつけると効果的。

でもロッドを掃除する時は、接合部に付けないようにしましょう。

──あと、シリコンスプレーを多量に吹き付けるのは意味があまりない。

布やキッチンペーパーに吹き付けてそれで磨くか、吹き付けてから延ばすだけで十分です。

余談ですが、「シリコン」と「シリコーン」は別物になるので注意。

スポンサーリンク

にほんブログ村 釣りブログ 東海釣行記へ

この記事の他にも
「とある浜松アングラーの一生」の情報は、
いいねしてチェック!
スポンサーリンク