ヒラメのリリースサイズ監視している人を「ソゲ警察」って呼んでる

20151227tp19

ソゲ持ち帰んな!」と、他人のサイズがどーこー影でgtgt言ってるのもバカらしくない?

スーパーで30cmくらいのヒラメが活で売っているのを見て、「ソゲ警察はこれも取り締まるのだろうか」と考えたのでこれを書いてみる。

ソゲと呼称するのも嫌だったりする

小さいヒラメをソゲと呼ぶようになった由来は、漁師の呼び方がはじまり(らしい)。

(木から削げた破片みたいに小せぇ奴の意→削げ→ソゲ)

それはどのくらい?」といわれると、各地の再放流基準の平均を考慮すれば、1kg半未満の2歳以下が妥当。これは大きさとして稚魚から最大40cmまでの範囲。

ソゲ”の呼称は実に幅広く用いられていることになる(他にも地方名としての呼称は多い)。

そう呼ばれた由来自体曖昧だが、そこまで知らずに使っている人が多い。

「A:これはヒラメですか?」「B:いいえソゲです」

ヒラメはおこちゃまでも「エンガワ(ボソッ」といえば、「!!」と顔を輝かせるレベルの知名度かもしれない。

特定の大きさのヒラメを、ソゲと呼ぶことを知らない人はたくさんいます。

私はブログもリアルでも、地方名や固有名など、一部のマニアな人しかわからない用語はなるべく出さないようにしている。

それが、私がソゲと呼ばない理由。

シーバスも「何釣れたの?」と道すがら聞かれれば「スズキorセイゴ」と答えている。

Q.「それはヒラメですか」

A.「いいえソゲです」

Q.「ヒラメではないのですか」

A.「ヒラメですがソゲなのです」

こういう「中1英会話かよ!」みたいな会話は、釣り人と一般人で無いこともない。

用語を使うことは、同じ知識を持つ相手には簡単に伝わります。けれど、何も知らない相手には伝わりにくい。

こういう場面に出くわすたび、「国語って必要だったんだなぁ」と義務教育のありがたみを感じる。

小さいヒラメを「ソゲ(笑)」と嘲笑している連中は嫌い

スポーツフィッシングは「魚の大きさを競う」のが基本だから、呼称で大きさが一発で伝わる”ソゲ”の呼称もアリかもしれない。

それを伝えるための公式動画で、小さいヒラメを釣るたび「ソゲ(笑)」ってのはどうかと思う。

「小さいから逃がす」のと、「漁業規定に反するから逃がす」のでは意味合いも違う。

私はソゲと呼ばれるヒラメを「40cm以下である」と認識しています。

漁業規定により、愛知と静岡で定められた再放流サイズも把握している。

釣り人が”ソゲを40cm以下と定めた由来”は追いかけれなかったけれど、発端がメディアアングラーだろうというのは想像できる。

愛知と静岡は漁業規定で30cm以下は再放流と決められている(詳しくはリンク先参照)。

だから「30cm以上なら、ソゲでも持って帰るのは問題ないのでは?」と考えているほう。

んでリリースしている姿を見て、「ソゲはリリースしなきゃいけない!」と伝わっているものの……律せられた規定と俺達ルール(アングラー)の齟齬が、面倒な問題になっているのがサーフヒラメ界隈だと思っている。

(一応)高級魚に位置しているらしいヒラメは、食味も良しと煽っているので、釣れたら誰もが「ソゲでもええやろ」と、持って帰りたい衝動にかられることでしょう。

自分にとって40cm以下をリリースするのは、「明らかに食べるとこ少ないだろこれ……」というサイズでもあるし、「別にこれだけしか釣れないわけじゃない」とも考える。

30cmくらいでもプリップリの個体は居るには居るが、小さいから調理するのもメンドイという理由もある。

小さい魚をリリースするのは普通で、当たり前のことでは?

釣れたのを片っ端から持ち帰ることは、数の大小関係なく、乱獲と同義ではないですかね。

ソゲ警察さん達はこのくらいの知識は詰め込んでおいて欲しい

ヒラメは漁業規定で大きさにより再放流が定められている。その大きさは日本の北から南までバラつきがあります。

九州~関西は25cm前後が多く、中部から東北くらいまでは30~35cm、青森~北海道は40cm以下の地域もある。

どこでも再放流の規定に反しないとあれば、「40cm以下はリリース」てのが妥当てわけです。

釣りは漁業に含まれる”遊漁”にあたるため、漁業規定を遵守する必要があります。

ソゲ警察さん達には、最低でもこのくらいの知識(各地の再放流サイズ)は入れておいて欲しいものです。

ヒラメのリリースサイズについて教えてください|YAHOO知恵袋

決まりはありませんが、逃がしたほうがいいかな?と思うようであれば逃がしてあげてください。

海の釣りにライセンス(許可証)は現在のところ必要ありません。

川では針からルアーorエサなど、持ち帰れる魚の数、リリースするべき魚など、明確な規定が存在しています。

これは資源と自然の保護を念頭にした、漁業組合の尽力による成果でもある。

海釣りに遊漁の許可制を持ち込むことができれば、「40cm以下のヒラメはリリースしなければならない」と定めればいい話。

そうなれば大手を振ってキープしているヒラメに定規を当て……

「(๑•̀ㅂ•́)و✧」

とする人達が居てもおかしくない状況になる。

現状では釣り人の良識による判断が問われるため、統一性を目指すのはほぼ不可能。思想は自由だからね。

40cm以下を持ち帰っている人は何度か見ているが、流石に30cm以下の手にチョコンと乗るサイズを持ち帰っている人は、中部で釣りをしている自分の範囲では見ていない。

「40cm以下はリリース」の風潮は悪いことじゃあない

日本全国の再放流規定を守っているわけだし、先もある魚を逃がすことは資源保護の役に立っている。

なので悪いことじゃあない。むしろ推進していくべき運動である。遊漁だからこそ、戒めていくべきだし、そう指摘していくのは良いじゃない?

ただし……頭ごなしに否定するだけなのはいただけない

知っててやる人は逆ギレするだろうが、知らない人は初めて怒られた子供のような反応をするでしょう。

そんな人のために、そうしなければならない理由を説明できる知識は持つべきです。

フックがエラを傷つけて血がダパーとしているのを帰したり(生存率激減)、写真パシャパシャしたりして、長い時間空気に晒しておいてから唐突にポイ──は良識を疑います。

ちなみにヒラメやマゴチなど、底に張り付く平べったい系をリリースした場合は、その個体はそこに長く居続ける傾向があると、養殖での研究結果でも報告されています。

もともと移動自体あまりしない魚なので、「30cmが翌年50cmになって同じ場所で釣れた」という恩返し(?)もないわけじゃないです。

NPOソゲ保護団体でも作ってみたら?

ヒラメのリリースに何故これまでメンドクサイ問題があるのかというと、味に優れているからという理由がある。

シーバスのリリースサイズは何故明記されていないのかというと、大型が釣れやすい場所はほぼ臭い場所だから。

火を通せば美味しい魚で、欧ではド定番な魚なのですが、日本は「とりあえず生」とビールを頼む感覚で刺し身を選ぶため、シーバスは持ち帰る魚ではなく”サイズを釣る魚”としてブラックバスと同様にゲームフィッシングとして認知されてきた経緯がある。

釣り人がリリースするかしないかは、その人の良識に委ねられるとは先にも言いました。

自分の価値観を人に押し付けるよりも、価値観を共有して団体にすれば発言しやすくなると感じるんですけどね。まあひとつの事例にひとつの価値観なんてほぼありえないので、それが論争に繋がるわけですけど──。

争いの中でもお互いが譲れる妥協点というのが、律していくことに繋がると思います。

私は漁業規定による再放流サイズを守っているのであれば、持ち帰ってもいんじゃない?派です。

人に教える場合はいつもここまで説明して、あとは当人の良識にまかせています。

ソゲ警察の炙り出しには、40cm以下をSNSに「キープしました!」とアップすると、もれなく湧き出てくるかと思います。

ソゲ警察さん、いつも暇そうですね(お疲れ様です)。

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