初春の浜名湖シーバスに使えるルアーとパターンについて

2016213tp21

初春である2月から5月頃までを対象にした攻め方をまとめてみた。

パターンの流れ的には、「バチ→アミ&稚鮎→ハク(イナッコ)」という移り変わり。

5月頃になるとキビレのほうが多くなってくる感じ。

2~3月はバチメインでフォローに稚鮎

2月の大潮でバチ抜けがスタートすることが多く、潮が大きく動くのが夜間になるため、夜の釣りがメインになる。アミが居ないことはないけれど、水温が上がりはじめるころに多くなるので、3月以降で気候次第。

バチ抜け”といっても浜名湖全域で一斉にというわけでもなく、にょろにょろ生息域の都合もある。

ヒント的な物をいうと……

今切口から村櫛辺りまでは外洋からの流入が多く、冬期は奥より水温が上がりやすい。夏から秋までは流入が少ない箇所のほうが水温が上がりやすく、多い地域は下がりやすい。

そして浜名湖のバチ抜けは、早い所で2月、遅くて5月ってところ。

時合いはよく抜ける(意味深)大潮の上げ一杯から下げ6までの夜間が狙い目。

3~4月は小魚メインでフォローにバチ

鮎は10月から11月にかけて下流部にて産卵期を迎え、孵化した稚魚は海へと出て行き、大体2月以降くらいから川に戻ってくる。

稚鮎は河口域のイメージが強いけれど、初春の浜名湖名物でもある。そして、この稚鮎は地域にもよるけれど、禁漁対象だったりするので注意されたし。

都田川で生まれ、外洋から入ってくる稚鮎も多かったのだが、近年では水質変化により量も少なくなった。最近ではコウナゴのほうが多かったりする。

サイズ的にはどちらも同じくらいで5cm前後が多い。

アミはアマモ等の海藻が生えている場所に多く留まり、それに伴って中~奥浜名湖のほうがメインになる。

日照時間が増える4月以降で、ぼちぼち邪魔になってきたりする頃。陸よりはボートのほうが(生えてる)広い場所を攻めれるので、狙いやすい。

アミとコウナゴは中層下がメインになるので、ボイルがないから魚が居ないってわけじゃあない。中層下のリアクション狙いが中心になる。

5月以降は場所によって合わせる必要がある

ボラの稚魚であるハク(イナッコ)がわらわら浅瀬に集まる時期。水温が上がりだせばトップも成立するし、日中でも狙って出せるようになる。

浜名湖の魚が満遍なく釣れ出す時期がこの頃。

エサが豊富になる時期なので、とりあえず現地にいって、何を食べているかを考える必要がある。

ある程度地域で区別できるけれど、深く考えずに万能という手をとるのなら、ローリングベイトレンジバイブがあれば事足りる。

ベイトの種類が多いってことは、一番ルアーの種類が必要になる時期という理由にもなる。

魚の活性自体は高い時期なので、『上から下まで探って反応なければ次』という探り歩きスタイルが向いている。

浜名湖バチパターンにオススメのルアー

俗にいう”シンキングペンシル”の類がメインになり、浜名湖では「マニック95・115|DUO」が強い。が、難点としてフックが小さく(#7前後)、40cm↑だとほぼバレるし伸びやすい。

「だったら大きくすればいいんじゃね?」とサイズを上げると、フックが本体に絡みやすくなるので、つけるならリアに#6が精一杯。

浜名湖アベレージは40cm以下が多いので無難ではあるけれど、デカイのがボイルしている時は別のルアーを使いたい所。

水面下を通すには「にょろにょろ|Jackson」が定番でもあるし、「コモモスリム|ima」も使える。

さざ波立つ状況では水面下がいいので”にょろにょろ”、鏡のような水面では皮一枚のコントロールが肝になるので”コモモ”……みたいな選択になる。

飛距離が欲しければ「トライデント90S|SHIMANO」と「レイジースリム110S|DAIWA」がおすすめ。

バチ抜け用ルアーの色は、泳がすレンジでボディ部分を見せるか、ベリーを見せるかで変化する。

どんなルアーでもいえることだけど、底付近にいるシーバスに見つけてもらうレンジに通した時、ボディとベリーのどちらを先に見るのだろうか。

──常夜灯や月光など”光”がある場合は透過するのが良く、真っ暗闇ではオレンジやグローのベリーが効果を発揮する。

浜名湖のアミ&小魚パターンにオススメのルアー

アミとシラスは厄介なベイトの筆頭で、それを模すか、無理やり口を使わせるかの2択になる。

とはいえ最低限必要なのは、「それを捕食しているレンジに通すことが何よりも重要なこと。魚の目の前に通してダメなら次の手を考える──という切り替えとローテが鍵になる。

正直いって「これ!」というオススメが存在しない。水深2m以内を10cm刻みくらいで通せるルアーであればなんでもいい。

例えば──水深1mの場所で中層にいる何かを食べている場合、30~50cmくらいを通せるルアーがあればいいことになる。

そうなると表層下のシンペンでいいし、シャローランナーのミノーでも行ける。

……なので、アミパターンではバチ用で食わない場合のフォローの役割で、レンジバイブミノープラグがあればいい。

レンジバイブ55・70|バスデイ」と「コウメ90|ima」が使いやすく、カラーも豊富なのでおすすめ。

アミパターンのカラーはコンスタンギーゴが定番で、万能性ではキャンディ。真っ黒に塗ってワンポイントに蛍光を塗ったりでもいいし、明るいところではホロシールの光で誘う手もある。

「色よりも棚(レンジ)」の釣りになるので、ルアー操作のほうが重要になる。

「コレで釣れないととりあえず帰りたくなる」という万能ルアー

浜名湖のみならず、日本中でも実績が高い万能ルアーは「ローリングベイト|タックルハウス」。種類の多さでちょっと戸惑うけれど、湖内なら”77”があれば十分といったところ。

これ1本でバチから小魚までカバーでき、ロリベと呼ばれるニクいやつ。

「”投げて巻く”、それだけで釣れる」という物。

初手で使うよりも、最終手段として忍ばせておきたい。

似たようなタイプに「ラビット109|ニコデザイン」があるけれど、こちらはシャローランナーなので、イナッコの時期に合う。