外道のほうが美味い説その1~ギマ編~

201667tp19

ギマ”は東海地方ではポピュラーな魚。

専門に狙う人もいるが、キビレやキスなど投げ釣りの外道として名を馳せる

胸にあるトゲのおかげで、扁平でありながら陸上に立つイケメンで、職業はモデルである。

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ギマを讃えよ…

先にもいったが、ギマはイケメンかつモデルである。

このような動画があるくらい、撮影では(ネタ要員として)人気モデル。”ギマ”で画像検索してみると、そそり立ちっぷりがわかってもらえると思う。

堤防に立ててローアングルから攻める写真が多く、数が多くなるほどシュールさが増して「いいね!」もうなぎ登りだ。

ギマと名付けたのは浜名湖

内湾に生息する魚で、浜名湖では古くから存在していた魚。浜名湖はいわば、ギマの聖地である(誇張)。

丁度今くらいの時期になると、浜名湖をはじめ、三河湾などでよく釣られている。

ギマは”銀馬”からきており、名付け親は浜名湖の説が有力。なんとも厨二ソウルをくすぐる、カッコイイ名前ではありませんか。

イケメンが銀馬にまたがって颯爽と駆けつければ、女子は「トゥンク」すること間違いないです。

また英名もイカしており、”Short-nosed tripodfish”といいます。

……おい!見た目そのままやんけ!(直訳:鼻が低い三脚みたいな魚)

ホンカワハギには劣るが肝は甘みがあり逸品

そんなイケメンではあるが、外道として嫌われる理由がある。それは粘液が強力なところと、トゲが硬すぎるところ。

網が破れる原因にもなるので漁師から嫌われている。”ホンカワハギ”をはじめとする沿岸のカワハギ類に比べて、触りたくないし捌くのもメンドイなどの理由で、食卓にあがることも少ない。

でも味はホンカワハギに劣らない。

触って「なんかヌメヌメするぅ!」だけでお帰り願うのは、少し損をしているかもしれない。

粘液と特有の匂いを対処するには、釣ってすぐ皮を剥いておくのがおすすめ。皮を剥くには、そそり立つトゲを折って(めちゃ硬い)、そこからひん剥く。

腹側はパンパンの肝が詰まっており、血抜きする際にはそこを傷つけないよう、目の後ろの頚椎と尻尾に切れ込みを入れる。肝を食べたいのなら、釣り上げた後の血抜きは重要。

身は筋肉質で焼くよりも刺身や煮物が合う。

肝と和えるとか、醤油に肝を溶かすなどして、歯ごたえを愉しむ刺身がベストだと思う。

煮物にすると身がほぐれやすく食べやすい。

被写体モデルとしても、食味としても良質な魚──

脇役でありながら名演技で名声を勝ち取った役者、それがギマさんである。

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外道のほうが美味い説その1~ギマ編~
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