人工知能(AI)でアングラーの脳死プレイ化は進むのだろうか

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「人工知能(AI)が台頭することにより人間の雇用は減少する」と、よくいわれている。

Amazonの配送ロボットが動いている姿を見ると、それもやむなしかと感じます。力仕事はロボットが請け負ってくれるようになるので、体への負荷は軽減されますが、それに準ずる雇用となれば減少していくでしょう。

これから安定した雇用を望むのなら、ロボットを構成する”何か”に携わるのが賢い

その一方であまり変化していかない業種もあります。

仮に魚釣りが全自動化する未来を想像してみましょう……

それって、ただの「漁」じゃね?

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AIに仕事を奪われるなら、奪われない仕事を探せばいい

我々は魚釣りを嗜んでいるわけですが、これってAIに奪われると思います?

私は思いません。ただの「漁」となるからです。

将棋の電王戦みたいに、AIと人が釣果を競う大会もできそうですけどね。

漁業は釣り人が想像しているより進んでいます。

自動航行は当たり前。衛生からフルタイムで気象情報を取得可能。水深や魚の位置はレーダーでわかる。網の引き揚げは機械が手伝ってくれる──などなど。

自動車よりも船舶のほうが自動化は進んでいます。

ロボットに釣りをさせる時代は来るのだろうか

この時代はもう到来しています。ですが、着眼点を少し変えましょう。

「ロボットが勝手に」ではなく、「人間が動かすロボットが」は、いくら技術が進もうが変わりません。

プログラムが”自律”するためにも、人が提供するデータは無くてはならないものです。

プログラムって知らない人からすると、すんごい難しい言語だと思われているでしょう。

考え方としては、驚くほど単純です。

貴方が通りすがりの人に「ここへ行く方法を教えてください」と質問された時、その答えがプログラムみたいなものです。

リンゴが勝手に木から落ちる理由をイチから説明するのがプログラム

しかしそれを分解していくと複雑な理由が存在する。

リンゴが成っている木から1個のリンゴが勝手に落ちたことを説明する場合。重力の存在を知っている同士なら曖昧でも説明はつきます。しかし、それを知らないと──”なぜ”はいくらでも疑問として出てきます。

論理で説明するには、1つの事柄に存在する”なぜ”を全て説明する必要があります。

htmlやCSSをちょっと弄った程度なら、”条件分岐(if)”には少し触れているでしょう。ある企画を会議に通すためにも、理由として”なぜ”を説明する必要はあります。

これはルアーフィッシングで例えれば「メソッド」のこと。なので論理的に細かく説明できる人のほうが、プログラムは向いていたりします。

AIは「最初からなんでも知っている」わけではなく、「ある程度は知っているが、ちゃんと教えれば学ぶ」システムのこと。

ようするに、何も知らない子供に正しい知識を育んでいく感覚と似ています。

これを教えるのは人間なわけで、仮に等身大のロボットと肩を並べて釣りをする時代が来たとしても、初心者と一緒にする感覚になるのではないかと思います。

職は安定を求めるよりも、そうさせるか探していくのが賢い

なぜ公務員が安定した職業とされているのでしょうか。

それは国民を相手にしたサービス業だからです。国民が存在し続ける限り、職が失われることはない──てことですね。

ですが、日本は人口が減少し続けていきます。まあこれは世界的な問題ですけど。

となれば、ベストオブ安定職の公務員も、先を見据えるとリストラよりも廃業の可能性だって孕んでいるわけですね。官公サービスもAIが代わりにできる事が多いですし。

それ限りではなく、あらゆる業種は人同士のサービスの対価としてお金でやりとりしているわけで、人口が減り続ければ自然と職は減少していきます。

そのサービスを資源と捉えると、人類滅亡という枯渇が訪れるとするならば、成立することもなくなります。

絶対的に未来が約束され安定した職業なんて存在しません。

安定したいのならば、そうなれる人として、必要とされるよう成長するべきと感じます。

「言わなくてもわかるよね?」、遠回しな議論で進む働き方改革

残業時間の上限見直しについて熱く議論している予算委ですが、働き方の改革は進んでいくのだろうか。

民間企業の過労死問題を掘り下げて、今更何が変わるのだろうか。

変えるべきは労基の監査の仕組みじゃないかなとは感じます。

残業は労働者も経営者側からも損しかないです。前者は肉体的に、後者は金銭的に。

ただこれを一切無くす方向にしたとして、給料据え置きで同等の労働力を得られるのか? と考えると微妙。

雇用者として続けていると見失うのが、「自分が給料分を本当に稼げているのか?」という点。

「地元で業績好調な会社がベースアップを望んでいる」、こんな新聞記事がありました。その内容は「給与月4500円、賞与約半年分」。えっなにそれは? ちょっと吹っかけスギィ!

前年も似たような条件でベースアップを申告したようですが、実績は「月1000円、賞与5ヶ月分」で落ち着いたらしい。

「黒字経営ならそのくらい当然じゃね?」と思うかもしれませんが、ここは従業員2000人規模の会社です。

人が多ければ多いほど、”予算”が絡んできます。

給与を10円上げるのも致命的になる大企業

仮に月4000円アップしたとすれば、この会社は人件費に月々1千万が吹っ飛ぶことに。年とすれば1億にもなります。

雇用される側からすれば「4000円ぽっちいいじゃないか(願望)」と思うでしょうけど、雇用する側からすれば「新しい設備に投資して効率を上げたい(願望)」ってなります。

経営者を代弁するなら、従業員数が多ければ多いほど”変えにくい”のが実態です。

ベースアップを正当化するにはどうしたらいいのか。それは──

1日の就業形態が実働8時間で月25日出勤であるなら、1日あたりの個人生産力をプラス100円すればいいだけの話

数値で考えれば簡単ですけど、”現在から100円”と考えると「どうやれば?」ってなるのではないかと。

40秒で1パーツできるなら、39秒でできるようにする。

30分で1000文字書くなら、30分で1200文字書き上げる。

10分で終わる会議に30分かけるなら、10分で終わらせるよう組み立てる。などなど……

……これらが難しいから、コストを下げて全体的に賃金が上がらず泥沼化するんですよ。

「時給1万の仕事がしたいなあ」と考えるだけなら簡単です。これを1人で達成することは困難ですが、時給10万の仕事を100人体制で指示して完遂し、そこから1万貰うことは現実的でしょう。

「楽して稼ぐ」って悪い言葉じゃないんですよ。楽して稼ぐために考え抜いて努力した人たちが結果を出してトップになるのは事実です。

それが「長く続ければなんとでもなるし会社が守ってくれる」という考えが浸透してしまったから、ここらで意識を改革しよう! ってのが現在の流れです。

簡単に稼ぐ方法は無い──しかし、そうなる方法はある

「簡単に稼ぐ方法教えます!」とか甘い誘惑の広告は多い。

ネット副業の本は山ほど出版されていますし、ノウハウもウェブ上に転がっているので、誰でも稼げるようにはなります。

しかしながら、見合った収益が得られるかは別の話。

不労所得の王道である「投資」も、AIが台頭することで自動化が進み、トレーダーもそれを駆使できなければ負ける世界にもなりえます。不動産も雇用が減り定住する理由がなくなれば、むしろ人口が減少しているので住む人が少なくなり、腐りかねません。

どんな業種も明るい未来なんて、実際はありえません。

生き残っているのは先を見据えて動いている人や企業ばかりです。

「これしかできない」って考えは身を滅ぼします。

知識と趣味は広く浅く学んでいき、万能を売りにして複数の職を持つほうが暮らしやすくなるのではないかと感じています。

それは魚釣りにも通じることではないかなと思っています。

キャリアを積むのも生き方ですが、本当に向いている事を探していく生き方もあるんじゃないかな。

そうしやすい社会を作ると、この国はまだまだ伸びるのではないかと。

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