【冬~春季】低温・低水温で戦うためのウェーダー選び

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度々訪れる冬将軍。気温1桁が当たり前の気候でも、アングラーに休みはない。

そんな時にこそ狙える魚が居るとすれば、いてもたっていられないのがサガというもの。

冬~春にかけてウェーダーを使いたい釣りでポピュラーなのが、サクラマスとシーバスになる。

2月から5月までは、海も河川も水温が上がりづらい時期。

水温も気候と同様、体温の半分以下に下がるこの時期は、ウェーダーを履いても浸かれば冷たく感じるのは当たり前。

だからこそ、なるべく”ぬくい”ウェーダーを選び、風邪を予防していただきたい。

冷水から身を守る2つの方法

水に浸かっても濡れないようにするのがウェーダーの役割で、簡潔にいえばただの防水アイテム

その種類はピンキリでも、冬期ともなれば”使える物”はかなり限定される。

素材はネオプレンがベスト。しかし高価になりやすい難点がある。

夏場は快適なゴアテックスやナイロンでもイケるけど、ただそれだけでは1キャストで音を上げるハメになるほどの極寒体験ができる。

「サーファーは冬でもウェットスーツじゃないか」と気づく人もいると思う。ただそれにも理由がある。

それは後述するとして──。

まずは厳寒期に使うネオプレンの選び方と、ゴアテックス・ナイロンとの付き合い方を紹介していきたい。

フィッティングと素材の厚さが重要なネオプレンウェーダー

ネオプレンなどのゴム素材はウェットスーツにも採用されており、水に浸かりつつの断熱・防寒対策はピカイチになる。

それには条件があって、水を通さないこと、中の熱を逃がさないことが挙げられる。

夏場のムレ度が他に比べて半端ないのはこのためで、保温力に重点を置いたのがネオプレン素材である。

腰まで浸かることを想定しなければ着脱のしやすさで選ぶ

フロントにファスナーがついている物は着脱がしやすい。

突然のもよおし対策もできるので便利なのだが、ファスナー部の防水がどうしてもザルになりやすい弱点がある。

なので渓流やサーフなど、膝くらいまで浸かる釣りに選択するのがオススメ

BLUESTORMのネオプレンウェーダーは、ストッキングタイプでありながら値段も手頃なほう。

擦れやすい部分に補強があって、膝をついたり座ったりしても長持ちしやすい。

生地の厚さは防寒にも繋がるが、カタログだけで判別するのは難しい。

実際に断面図を見れるわけもないけれど、裏地となるやや硬めの生地が厚いほうを選ぶのが無難。

ネオプレンでもオールシーズンタイプは薄手になるから、製品に触れてから購入を決めたいところ。

腰まで浸かるディープウェーディングならファスナーは避けた方が無難

厳寒期の鉄板メソッドであるバチ抜けで立ち込むシーバスアングラーは、釣りやすい時期ながら、状況はシーズンの中で最も過酷になる。

夜に限定されてしまうため、「低温+低水温」の相乗効果は半端ない。

防寒対策を怠ると、翌日は休むための理由を探すハメになってしまう。

ネオプレンでディープする際に気をつけてほしいのは、肌着のインナーを考慮しつつなるべく密着する物を選ぶこと

ドライウェットスーツとは違い、ウェーダーは完全なる密閉にできないため、保温能力はそれより下がってしまう。

防寒に重点を置くならば、空間という隙間を最小限に抑えるのが得策

1万前後の商品も多いけれど、高い製品はそれなりの理由がある。無難な製品なら2万前後。

密着しやすい素材のネオプレンでも、厳寒期はズボンを履いたまま着用したいのも人情だし、余裕があるサイズを選んでおきたい。

これがフィッティングが重要である理由。

ブーツ一体型の弱点として、ワンサイズ大きくすると足に余裕ができてしまい、動きづらくなるデメリットがある。

これをある程度解決してくれるのが、自分で靴を選べるストッキングタイプのメリット。

しかしながら、ウェーダーの下に厚手の防寒対策をしても、やっぱり動きづらくなるだけなのでほどほどにしていただきたい。

ゴアテックス・ナイロンウェーダーでも低水温を戦うためのインナー選び

先にいっておくと、はっきりいってオススメしません(経験談)

ホットソックス、タイツ、厚手のズボンなどなど。これらで防御しても、ウェーダーの素材自体が熱を通しやすいため、水温が18度以下になるだけでも体温が奪われやすく、とにかく寒い。

なので下にウェットスーツ着るほうがマシ──といえる。

インナーに金をかける必要があるので、ネオプレンウェーダーだけより割高になりやすいのがゴアテックスとナイロン素材の弱点。

おまけに効果も低いとなれば、「選択肢としていれるのもどうなの?」って話である。

サーファーが着る冬でも海に浸かれるウェットスーツの秘密

おおまかにわけて「ドライ」「セミドライ」のタイプが存在する。

アングラーが使うウェーダーは、この中ではドライタイプに位置する。

ドライタイプは完全防水仕様で、中に絶対水が入らない仕組みになっている。インナーを着けることでも断熱と保温を調整できるし、脱いでも体が濡れていないから冬でも着替中に寒くなりにくい。

セミドライタイプは水こそ侵入するけれど、体温で温まった水を外に逃さないから温かく感じやすい。結果として塩水に濡れるため、終わった後に体を洗い流す必要があるから、冬場は片付け時にクソ寒い。

値段としてはドライタイプが圧倒的に高価になる(5桁もザラ)

ロックショアでウェットスーツが重宝されはじめ、そこ以外でもアングラーの選択肢として挙がるのだが、使用用途からしてドライを選ばないと寒いだけともいう。

ただ水から守るだけならセミドライでもいいけれど、中途半端に水をかぶるだけの釣りでは、寒いだけといえる。

「放尿して中を温めてから──」ともされるように、温まった水を全身に巡らせてから本番になるのが、セミドライタイプのウェットスーツだから。

「ウェットスーツならなんでもいいのでは?」で選ぶのではなく、機能と使用方法から物を選ぶ癖を付けるようにすれば、賢い選び方も自然と身につくようになるはず

冬でも海に浸かれるのには、それなりの理由があるってわけです。

ウェーダーを”安全のために履くもの”と認識しているっぽい話をよく耳にする。 落水した場合の死亡要因は、実はウェーダーがトップクラスで、ライフジャケットとセットでなければ意味がない。 水に濡れないだけで、命まで守ってくれるものじゃ...

季節毎や素材からウェーダーを選ぶ方法については、こちらに詳しく書いてあります。

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