「夜でもラインが見えるライト」の利便性 ~媚びない新技術紹介 ~

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インフルにやられている間にジャパンフィッシングショーは終わり、新製品などの情報を集めるのに乗り遅れたワタクシ。

車の点検整備中に暇だったので、ツイッターで単語検索して、ピンと来る新しいモノを探していた。

その時に唯一目に止まったのが、サンラインの「夜でもラインが見えるライト」。

技術として新しいわけではないが、ライトタックルの夜釣りメンにとって、便利なアイテムであることは間違いない。

「夜釣りに革命をもたらす!」……のか?

とりあえず紹介動画を見てもらい、どんなモノであるかを把握していただきたい。

夜でもラインが見えるライト」の文言で、「もしかしてそれ、ブラックライトじゃ……」と思った。

とはいっても、ブラックライトをヘッドライトに搭載している物って、無かったような──

もっと光を!(釣り用ヘッドライトの件)|極・たまには釣り

探したらありました。サンラインのライトは、記事にあるTAKAMIYAの製品と何が違うかっていわれると……

ラインの可視モードを常時できる」設定……くらい? フラッシュライトじゃないし、そこをブースで力説されても、ライトの機能として常時点灯は普通でないと困ると思うのですが。

これを見出しだけで反応した私は、「特殊な成分を合成繊維に混ぜて、透明なラインでも光ってみえるの? すっごーい!」と予想してしまったわけです。

まあ、蛍光ラインが浮かび上がる光ってのは、もともと在る技術(ライト)だった──て話です。

夜釣りでラインだけが見える利便性

白色LEDのヘッドライトで細かい作業をすると、透過色(蛍光以外)が見難い。細いリーダーを使う釣りだと毎回キレそうです。

アジングなどのライトタックルでは、細いラインを使います。よって光をあてようが見難く、それで蛍光色がもともと多めですね。

とはいってもそれはメインラインでの話になるし、「透明なハリス(リーダー)は?」って疑問も浮上する。

こちらは青白く発光するだろうので問題ないだろうけど、0.8号以下の細すぎるラインでは効果も薄れるだろうなと。

暗闇でラインだけ浮かび上がってみえるのは、視認しやすいのは間違いない(結びやすいかは別だけど)。

ブラックライトは暗闇で使うと、表現として「物の姿が浮かび上がる」感じに見えます。

どんな風に見えるかは、次の記事を参考に。

暗闇で光る!のご報告|おもしろ!ふしぎ?実験体

ラインの視認のみならず、小物やルアーを夜間でも視認しやすくなるでしょう。それも”眩しくない光”で。

通常のLED白色との切り替えが容易なので、「夜釣りに革命をもたらす!」てのは、あながち誇大でもない……かな?

次はその理由について。

アジングに革命はもたらすかも(効率の話で)

ブラックライトを使った釣りアイテムは昔からあります。ラインの視認性を高める用途では知る限りはじめてですかね。

LEDライトが主流になってから、蓄光目的のライトで多く使われています。あとは紫外線に反応するケイムラ塗装の確認のためとか。

「夜でもラインが見えるライト」を使えば、ルアーの確認ついでに蓄光できるので、作業効率はあがります。

蛍光色に反応するので、ライフジャケットを着用している釣り人を遠巻きに確認することもできますね。「うおっまぶしっ」を防げます。

蓄光は紫外線に反応する物が多い。LEDにはそれがほぼ無いので、蓄光させる効率も悪かったわけ。

ブラックライトはほぼ紫外線の光線なので、人間は”無色”に見えます。それを可視化できるよう白色でわかりやすくしたのが蛍光灯。

紫外線だから体に悪いのでは?」と思う人もいるでしょうけど、太陽光に比べればミジンコ以下の影響力なので、直接みたり長時間浴びても、こちらは問題ありません。

……とまぁ、夜釣りに関してはメリットくらいしかないわけだが、なぜ今までそういうのがなかったのだろうと。

発売は「夜釣りしかやりたくないシーズン」の”夏”を予定してるみたいですね。

その前にどんな物なのかを少し試してみたいのであれば、ブラックライトに触れてみるのも悪くないかと。

光を好む魚と嫌う魚

これについて補足すると、「種によって異なるに決まってるヨネ!」と論じられています。

光に寄るとされている魚は、釣り人学的に「表層のプランクトンなどエサを見つけるから」の説が有力。生物学では「光線の何に反応しているのだろう」と結論はでていない。

ただし、”光を好んでいるのだろう”種は分類されている。でもそれは、漁師が既に常識としているものです。

参考論文:魚類の対光行動とその生理

よくわかんねーけど光をあてたらイカが浮いてきたから夜のほうが楽なんだけど?

この”よくわかんねー”部分が、現在の化学でも解明しきれない面白さが残されています。

現在の釣りや漁業のメソッドは、過去からの経験を集計して最善を選んだ結果ですので、”絶対に間違い”ってのはないんですよ。

ただし、「より効率を求める」ことには改善の余地が残されています。

それは釣り人の技術的なところではなく、進化しやすい道具にあるわけです。

釣り人の技術って、同じ身体特徴を持つ人間同士であれば、誰でも真似はできるんですよ。

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