業界最軽量リールの「ヴァンキッシュ」は、新モデルの発売も決まり前モデルが値下がり傾向。
「本当にお得なのか?」「時代に乗り遅れないか?」などの不安は杞憂。
もともと最高峰のリール。
更に新しいモデルが出るまで困ることはないでしょう。
16’ヴァンキッシュがAmazonスポーツ&アウトドアで今更ながら1位を獲る
ふとAmazonの「スポーツ&アウトドア」カテゴリのランキングを覗いたら……
釣具が1位でした。それもハイエンドリールだから珍しい。
それも旧作のヴァンキッシュが──。
そうなった理由を考えるに、発表された『19’ヴァンキッシュ』がとにかくすごいスペックだったからでしょう(語彙不足)。
値段は? 予約は? ……などを知るため商品名で検索した結果かなと。
それだけアングラーの注目が高いリールだとわかります。釣具店は仕入れ多くてもいいんじゃね。
リールの買い替えどきとは?
釣具のモデルチェンジはだいたい2〜3年スパン。
リールの寿命は釣行回数と日々のメンテナンスで左右されます。経験上、釣行後の水洗いとメンテをかかさない状態なら、OHなしで概ね2年は保つ感じ。
雑なら1ヶ月以内で壊れることもあるし、OHしながら大事に使えば一生付き合えるのがリールという機械です。
ヴァンキッシュのように5諭吉ほどするリールは、メンテナンスやOHを委託するとそれなりに費用がかかります。それはパーツが高価なため。
コスパを優先するなら、2諭吉前後を1〜2年で使い潰すほうがいいです。
“買い替えどきの指標“を明確にするなら、本体の歪みや摩耗によるガタつきが目立つようになったら──ですかね。
力で無理やりハンドルを回していると、ボディや内部にダメージがいきます。ひどいとリールシートに固定している部分にヒビが入ることも。
リールは個々のパーツを交換することで、いつでもリフレッシュできる利点があります。それがオーバーホール(OH)。
でも歪みを治すには、丸ごと新しくしたほうが安上がりになることも。
まとめると、道具に気を使える人ほど修理費用が安くすむので、生涯で使うお金は減るでしょうね。
そのかわり、道具に費やす時間は増えますが……。
16’ヴァンキッシュはライトルアー勢におすすめ
ヴァンキッシュの強みはなんといっても”軽さ“!
ヴァンキッシュは16年モデルでも、現行ステラと遜色ない重量で、3000番台以下はいまだに業界最軽量クラスです。
ようはライトタックル専用のリールより軽いってこと。これが強みです。
ライトタックルなら重量バランスが良くなり、以前よりも扱いやすくなるはず。
10ftクラスを使うソルトルアーでも、軽量化が進行する現行ロッドとバランスが狂わないから、時代に遅れることもないでしょう。
そんなわけで、お得にイイ物を手に入れるには、型落ちを選択するのが賢いんですよ。
新モデル発売後ならさらに安くなりそう。でもそんなに在庫は残っているのだろうか……。