魚さん専用の寝台特急とは、名前の通りに睡眠状態にした魚を大量輸送する技術の集大成。活けのまま運べるのがメリットで、その配送施設が大阪府の泉佐野市開設されました。
新鮮な状態のまま長距離に多方面への輸送が期待されます。魚食文化振興に繋がるかもしれませんね。
眠らせた魚を鉄道で全国輸送する技術
活魚輸送はトラックがメインでしたが、鉄道輸送も可能になると、一度の輸送量が増えるから低コスト化に繋がりますね。
産経新聞:産経ニュース
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日建は二酸化炭素を使い、魚を睡眠状態で維持・輸送する技術を平成29年に開発。今回開設した「大阪活魚センター」ではその技術を活用し、まず泉佐野や周辺地域で採られた魚を府内や全国に配送する。12日にはマダイやヒラメ、カレイなど活魚200キロ以上が鉄道用コンテナで東京に輸送された。
貨物列車は都市圏同士を繋ぐ輸送方法として、日夜ひっきりなしで運行しています。そこに活魚が加わると、各地の卸売市場も繋がれることになりますね。
そこに何のメリットがあるのでしょうか?
市場と食卓を繋ぐ輸送と販売経路
最近は市場がHPで通信販売しているケースも少なくない。市場と食卓が繋がるわけだし、中間マージンもなくなって価格も抑えることができるメリットもある。
地方漁港も(利用すれば)販売経路が増えるようになるし、”ならでは”の魚たちも広まれば、地方創生に繋がるのではないでしょうか。
あとは、それを受け入れられるか──。
「大阪活魚センター」で検索したら予想外の釣り堀がヒットする
開設したてらしいから、ネットに情報なんぞないと思いつつ、場所を探してみようかなーと検索したところ……
ディープすぎる釣り堀!活魚センター大昌(大阪)に行ってきた。 | オカルテック
最近釣りにハマっているのだが、たまにうちに記事を書いてくれる阿久野氏(記事一覧)に「大阪に釣り堀があるらしいので行ってみたらいいよ」と教えてもらい色々調べて行ってきた。 大阪生野区にある活魚センター大昌である。『日本最大規模の水槽設備を誇る活魚流通企業』という謳い文句もあり、なかなか面白そうな所である。しかし釣り堀と...
『“大阪”のとある町にある”活魚センター”大昌』がヒットしました。
なんだこの面白空間……! 中央市場より客入りがいいじゃないか。
釣り堀も楽しそうだが、活魚流通もやっているようなので、鉄道流通と無関係ってわけじゃなさそうですね。