カレーうどんでミッションクリア!
いけるのか?笑
いまさら聞けない「土用丑の日」とは?
「土用丑の日って何ですか?」
「土用丑の日」とは、簡単に答えるとすると、「季節の変わり目のことだよ」といえます。
最近は二の丑とか、春の丑とか、秋の丑とか聞きますね。モノを売ることしか頭にないクソマーケ──というわけではなく、ちゃんと理由があります。
土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間のうち十二支が丑の日である。「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)で、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指す。この期間中の丑の日は、年に平均6.09日あることになる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%9F%E7%94%A8%E3%81%AE%E4%B8%91%E3%81%AE%E6%97%A5
季節の変わり目は天候の変化も著しく、体調が悪化しやすい傾向にあります。夏の丑にウナギを食べるのは、これから迎える本格的な夏に向け、栄養価の高いウナギを食べて備えよう! ……という意味合いがあります。
土用丑の日の鰻が生まれたとされる江戸時代はともかく、現代人が栄養不足で夏バテになるとは考えにくい。
現代における夏バテは、過労や睡眠不足による体調悪化にトドメを刺す形のはず。たとえ日々の食に困る貧困層がたとしても、たった1日ウナギを食べるだけでギンギンになって、炎天下でもバリバリ働ける! ──てのは、ちょっと違うんでないかい?
土用丑の日にウナギを食べる購入層の考察がおもしろい
ヤフーの記事で面白いのを見つけました。
ざっくり要点を絞るとこんな感じ。
- 若者ほど土用にウナギを食べない
- 50代以上ほど「土用のウナギ」が根付いている
- 高所得より中間層以下のほうが買ってる
”若者のウナギ離れ”ともよくいわれますが、若いほどわざわざ丑の日にウナギを食べる理由もない。記事中のグラフは”夫婦2人以上世帯”を指しているため、個人の意識はともかく、若年層ほどウナギを買う余裕がないとも受け取れます。
昭和世代にとっては当たり前の文化なので、夏の土用といえばウナギと刷り込まれています。なので中年以上ほど購入している世帯が多くなりますね。
所得との関連性ですが、年収600万以下の分母が多いことに目が眩みますけど、ポイントは300万以下の世帯でも、1000万クラスと遜色ない購入頻度になっています。これは面白いですね。
土用は「う」がつく食べ物でよくね?
ウナギが絶滅危惧種入りして、不漁よる高騰もあり、近年は土用にウナギを食べる習慣は減りました。それでも市場が賑わうのは、食べる習慣が根付いている中高年の層が厚いからだと思われます。
最近は「う」のつく食べ物を食べればいいんじゃない? ──ということで、2020年の丑の日は「カレーうどん」にしました。冷凍うどんが残っていたから、作り置きのカレーをうどんスープで溶くだけで完成。
ウナギの稚魚が豊漁で値段が下がると聞いたけど…?
”稚魚が豊漁”だから、出荷できる来年まで価格に変動は考えにくい。
豊漁とはいっても、池入れ数に制限がかけられているため、生産数が劇的に上がるわけじゃないから、今よりちょっと安くなるかもね程度でしょう。むしろ安心安全の国産ブランドが増えることが利点ではないでしょうか。