グラスロッドの鱒レンジャーは、1本物でオンリーワンな楽しみ方ができたけど……。
フルカーボンになったら、他の有象無象と変わらないやんけ!
”この記事のまとめ”
鱒レンジャーは、独特な楽しみを提供するグラスロッドで有名ですが、新たに登場した「鱒レンジャーRZ 50S」はフルカーボンソリッド製となり、個性が薄れた印象です。このロッドは、長さ5ft(1.5m)で仕舞寸法は132cm、ルアーウェイト0.8~7g、ライン1.5~6lb、自重95gという仕様で、価格も8,000円弱と手頃です。しかし、他の大衆的なカーボンロッドと差別化が難しい。グラスロッド時代の鱒レンジャーは、独特な曲がりの楽しさが魅力でしたが、カーボン化によりその特徴が薄れています。管釣り用のロッドとしては無難な選択肢で、特にレンタルロッドとしての採用に向いているかもしれません。
管釣り用5ftロッドとして無難なタイプ
「鱒レンジャーRZ 50S」は、フルカーボンソリッドのロッドです。
長さは5ft(1.5m)で仕舞寸法は132cm。
バット部分を強化してあり、管釣りとかポンドで扱いやすいタイプ。
ルアーウェイトは0.8~7gに、ラインは1.5~6lb。自重で95gはそこそこの軽さ。
価格は8,000円弱だから、性能は見合っているし、誰が使っても不満を感じにくい仕上がり……なんだけど……。
圧が……ない……。(圧とは笑
「無個性」なんだよなぁ
良くも悪くも「無個性」なロッドなんだよなぁ……。
グラスロッドの鱒レンジャーは、カーボン主流の現代においては異質だし、曲がりの気持ちよさで”楽しさ”を教えてくれるタイプでした。
それがカーボンになったら、他の大衆ロッドと大差ないわけです。
同価格帯ならスペックは上位に入るけど、ここに手を出すくらいなら、15,000円以上を手に取るほうが賢いでしょう。
管釣りのレンタルロッドに採用するなら正解かも
車に積むことを考えると、5ftの2本継で仕舞が132cmはげんなりしちゃう。
こうなっちゃったのも理由があります。
鱒レンジャーはバット部分に継を作らず、パワフルな引きに対応する手元に強化されているからです。グラスverとはまさに対極。
管釣りのレンタルがこれなら、ドラグを絞り気味でも対応できるし、楽しむためのコンセプトは向上しているかも。
そんなわけで、管釣りの担当者さん。
ナチュラムの鱒レンジャー特集を読んでみませんか。採用したくなるぞ~。