大潮の時合は短い……。
久しぶりの朝マズで、お魚さんは微笑んでくれるのだろうか。
初夏を振り切って猛暑
駿河湾方面で新しいポイント開拓をするか、ショアジギングしようか迷っていた。
しかし、浜松中区で36℃とか「梅雨の中休みってレベルじゃねーぞ!」。酷暑でダウン気味だったから仮眠。
──したら日付が変わる頃に目が覚めた。今から向こうに行くのは、ちょっと無理な時間だった。
東の調子良さげな所も考えた。けれど、夜明け前に入れるなら、湖西でも”ここ”といえる場所に入ってみよう。
夜は白けはじめていたが、先行車は数台程度……よし、まだ釣れてないようだ(?)。
やや吹いている西風で水面が波立ち、釣れそうな雰囲気はある。
久々の夜明けサーフを楽しんでいきましょう。が、どうもベイトさんがお留守ぽいのでどうなることやら。
大潮のマヅメは体感30分
この日は大潮、潮汐は舞阪で<満潮5:36>。
湖西サーフでも(個人的に)魚が居やすい条件が一番濃い箇所に浜イン。4時くらいから投げはじめているので、時合があるなら逃さないはずだ。
実のところ、”マヅメ”というか”時合”は、それほど気にしていない。むしろ、それを狙えるほど自由でもない。
回遊タイプならそれを狙うべき。フラット相手では、居るのをとるスタイルだから、目の前にエサを落として「チョチョーン」と動かせば食ってくれる率は高い。
まあ……そこに居なければ成立しませんね。
持論というか経験則からいうと──。
「日の出日没は地形を探して粘る。日中はベイトを探してから粘る」ようにすると反応はでやすい。
今回は前者がハマったので、時合があるならその時に何かは遊んできてくれるはず。日の出と潮止まりが重なるので、『5時前後』が勝負どころかなと予想はしていた。
これを逃すとどんどん潮位が下がるので、それでも釣ろうと考えるなら隣の豊橋に行ったほうがマシかなーと。
湖西は全体的に浅いので、上げで入るほうが良い気もする。
久々に魚をかけたので──(HSK)
サンダロンで下を攻めてから、かっ飛び棒で上を通していく。大きさを変えればどちらが好みかもわかるので、見せ方を変えつつ離岸流を追従してみる。
どちらも100m圏内のどこでも投げれるので、答えを出すのは速い。
1回目は巻いて止めて~の巻き出しで、だいたい第一ブレイク地点(30m沖)。
魚だけどすぐ外れたし軽かったので、グーフーということで会議の決をとる。
2回目は離岸流の向きが変わった時、「このヨレで来なかったらアカンでしょ」な地点に流し込んでゆっくりただ巻き。
流れに反してprpr伝わる最中に「ゴズン」と手が止まる。
「ね?簡単でしょ?」と、イヤイヤ頭を振る感じからこれはキープマゴチの重さだろう。しっかり追い合わせもして、よーし寄せるぞー……というところで外れる。
ただ巻き対策でつけていたトレブルが小さすぎたかな(#6)。
「今のをとれないとアカンでしょ」──意図的じゃなしにバラすのも久しぶりで、浜で魚をかけるのも久しぶりだからお慢心が過ぎたようで。
3回目も巻いて止めーので乗ったが、数秒で外れる。
帰りたい
テンション抜いてないのに外れるとかよくわかんないんですけど……。
リアをシングルフックにしておけばよかったかもなぁ。
平べったいジグなので、ただ巻きでの姿勢制御にトレブルをつけてたけど、ジグにトレブルはやっぱり外れやすいのね。フォールで食ってるならアシストをくわえ込んでもいいけど、先にトレブルが口に当たったんだろうな。
ちなみにここまでAM5:00~30分の出来事でした。
マヅメを逃した敗北者
その後はゴミ以外の反応はなく、ベイトさんもライドしていないしボラすら跳ねない海。
プチ移動で場所を転々としても「ここ!」がなく、お隣にいけば希望はあるかもしれないけど、風向きが東に変わり、涼しくはなったがやり辛くなってきたので終了。
大潮の釣れるタイミングはほんと短いですねぇ。まあ久しぶりに反応を出せただけ良しとしましょう。