「ヘイ!”アク”はしっかり取り除けといっただろ。お前は料理をわかっちゃいねぇ、スープは女より優しく扱うのさ」
ダッチ、君は重すぎるよ。10ポンドはあるんじゃないかい?重荷すぎるよ、僕にはね。
「料理しながらトレーニングができる。ハッピーじゃないか」
筋トレができる鍋
久しぶりに取り出したる負の遺産、”ダッチオーブン”を使って煮魚を作ろうとした結果……。
「クソッ!10ポンドもある鍋を使うとか、イカれてるぜ!おまけにバカデカイ」
まず錆を洗い落とすところからはじまったのが、運の尽きだったのかもしれない。
先日釣った魚達は、その日のうちに鍋にぶち込んだ。
”クソ重い蓋”のおかげで蒸気を逃さず、「圧力釜」に近い効果を得られるのが”ダッチオーブン”。トロ火でじっくり煮詰めてやる……ほど料理にかかりたくもないから、沸騰させて火を止めて放置しとけばいいだろ(適当)。
私が使っているのは、正しくは”スキレット”なのですが、……同じ鋳鉄素材で形状が似てるからいいだろう(投げやり)。
コイツでハンバーグを焼くと、”さわやか”にも負けないぜ?
ベニツケギンポを食べてみた
写真に収めるのすっかり忘れていて、気づいた時には胃の中でした。
”ベニツケギンポ”とは、こんなヤツです。
寿司ネタとして有名なのは無銘の”ギンポ”で、ヘチ釣りをしているとたまに出会います。同じギンポだし「まあええやろ」と思っていたのですが……。
「やだ、普通に食べれる(小並感)」
味はなんというか、”甘みがないアナゴ”みたい。皮が煮汁をガッチリガードしているせいで、染み込んでないのも原因か。
天ぷらにすると結構イケそう。──だけど、開くのが面倒だよなぁ。ぬめり落として、頭ドーンの鍋ポイしただけだし。
10匹くらい集まれば甘露煮にしてみたい。
煮料理するならアクを取ろう(戒め)
料理をした時に、かろうじて撮っていた一枚がコレ。
泡が浮いていると、発酵してるみたいじゃない?
味は悪くないし、ホクホク仕上がっていたし、骨まで火は通っていた。
トロ火でグツグツやらないと煮詰まっていかないから、薄味の”水煮”みたいになってしまった。
チクショウ!もうこんな失敗しないからな!