29~31日はカントー地方にいってました。
主要目的は、皇居の通り抜け・築地場内の探検・都庁メシ・東京ミッドタウン日比谷です。
番外(実験)は、長時間の鈍行移動に俺のケツが保つかどうか。そしてカプセルホテル初体験の2点。
その時に見たこと感じたことを、地方民並の感想で徒然。
移動・宿泊・飯合わせて1日当たり1万で済ませたかった旅行計画
旅行予定を組むにあたり、危惧していることがある。
最安で済ますなら、なるべく早く(2ヶ月前)にビジホを抑えるほうがいいのだが、よくわからない明後日の方向から急な出費が私を苦しめる。あと天気。
去年から2度もそれに見舞われ、旅行する余裕がなく流れていた。今回は同じ轍を踏まないよう、直前の2週間前に決めた。「来週から出張ね」と昼飯のついでに言われる感じで。
……まあ、桜の開花予報に合わせ、満開になりそうなタイミングに、ちょうど皇居乾門一般公開が合わさり最強にしようと画策したわけです。
ちなみに使ったのは3日で1日当たり11,000円、てとこでした。
「節約しすぎると、逆に不便になる……」を体験した旅行だった(遠い目)。
一日目:皇居通り抜けからの花見
もう散り始めている木もありましたが、おおむね満開。予想より人は少なめに感じましたが、聞こえてくる会話は日本語のほうが少ない件。
東御苑はともかく、年間でも皇居内の一般公開は少ないので、貴重な時間は逃したくないものです。2019年4月までで平成が終わるので、明仁天皇陛下を参賀できるのも、次の天皇誕生日と年始が最後になりますね。
皇居を抜けた先にある千鳥ヶ淵の桜も見事でした。
有名な目黒川の夜桜は、ライトアップの時間を調べずに、晩飯終わりのついでに行ったら、街灯だけで悲しみを覚えた。
二日目:築地場内市場となるべく金を使わない東京観光
場内市場は写真でいくらでも見れますが、実際に触れるとなると、これはまた違う感想が表れます。
移転問題でさんざん揉めましたけど、1970年頃からの移転計画がようやく実ることもあり、現代の設備でよりスムーズな取引ができるのか、それに業者はすぐ対応(慣れ)することができるのか、など。
豊洲市場へのアクセスは、現在だと新橋駅からゆりかもめが手っ取り早く、バイパスができれば都バスのほうが楽になる感じですかね。鉄道使うと乗り換えが入り、今のままではちょい面倒とも。
都内地下鉄乗り放題(900円)をフル活用し、大江戸線で都内中心部を一周したルートでしたが、移動を全て地下鉄に頼るのはオススメできないことを体感した。
階段の昇降が山手線に比べて多すぎるので、疲労感がパナイ。
新橋駅からスタートして築地、そっから茅場町で東京証券取引所の見学、半蔵門線の三越前で日本銀行に隣接する貨幣博物館へ、んで新宿にいって、なんとなく秋葉原と上野に行き、休憩して渋谷に行った。
効率も何もないルートである。
乗り換えで構内をひと駅分歩くところもあるし、車社会の人間にとって、数ヶ月に匹敵するほど歩くハメになる。
ディナー予約していた東京ミッドタウン日比谷に着いたころは、歩数計で約30kmは歩いていたことになる。アホかと。自宅から浜松駅まで往復できる距離やん?
酒も入り、プレ金で帰りはヒャッハーな気分でした。
三日目:浜松市民が宇都宮餃子を食べてみた
よくもわるくも、餃子に垣根はないと実感した。
ただ、宇都宮餃子らしさを味わう「水餃子」を食べる余裕がなかったのがつらみ。それが本物の味まである。
次は日光東照宮に行くついでに寄るからね!
カプセルホテル初体験記と俺のケツ
今までに泊まった宿で最悪だったのは、「泊まらなきゃヤバイけど今からホテルは…」て時に名古屋駅近でみつけた2500円のところ。
10年くらい前のことだが、今でもあの衝撃は覚えている。
窓なし、ドアの下に微妙な隙間。監獄かな?
空調が死んでるせいか、寝ようとすると酸欠になりそうになる(そのための隙間)。以前はえろいことをしていた施設に違いない。
カプセルホテルもそんなイメージがあったわけで、使うのを敬遠していましたが、なるたけ旅費を削るためには、その選択肢を入れなければならなかった。
ネカフェ難民体験も考えたけど、深夜パックだと始発の時間に放り出されてしまう。
高速バスも同じで早朝に着くし、早く着くのはいいことなんだけど、行き先が開くまでの時間つぶしに金がかかってしまうので、なんだか無駄に払ってるような……。
まあそんなこんなで、自由に出入りができるホテル(カプセル)を選びました。
それがここ。
友人に頼んだらリーマンの聖地である新橋の「安心お宿」を選んでくれました。格安に比べればかなりマシです。
気になった所をつらつらと。
荷物の管理と出入りがメンドイ
寝室とはいえ、鍵もかけれないからロッカー利用が基本となり、万全を期すなら(盗まれてもいいやな)最小限に留めなければならない。
ホテルなら部屋に荷物ポーン鍵ガチャで出かけれるけど、カプセルはいちいちロッカーを経由してーの、着替えも1Fでそれからエレベーター利用してーので、とにかく階層の移動が多くなるのが辛い。
まあ本当に寝るだけならアリといえばアリ。
イビキの大合奏がパナイ(安眠ガチャ)
耳栓を用意していても、イビキは低音なので体から響いてくるんですよね。
体全体が集音マイクみたいなもんだから、耳栓もあまり意味がない件。耳塞いでいると難聴になりやすいってのもある。
初日はマジでうるさくて寝れず、睡眠不足で都内を周るハメになった。二日目の安眠ガチャはSRを引いた感じで、ヒキガエルの鳴き声と思えばわりとイケた。
身長あるとやっぱり狭い
178cmあるので、棺がギリギリです。背が高いと人が多い状況での写真撮影に得を感じるけど、こういう時に損やなと思ってしまう。
身長高いだけでモテれば苦労しないんだよなぁ。
【結論】もうカプセルは選択肢にいれたくない
ただ寝るだけならネカフェのほうが安心で快適──て声もあります。
個室があるのと、パーティションで音を遮断できやすいのもあるからね。
今回のカプセル体験の末に思ったのは、荷物を管理する手間と時間が無駄すぎる! と感じたところ。
それなら50%増でもビジホ取って、部屋に荷物ポーン鍵ガシャで出れるほうが楽やなと。
セキュリティ上しかたないだろうけど、ホテルを出入りするために、稟議書の印をもらいにいってる感じが苦痛だった。
俺のケツがブレイク
上野→宇都宮は2時間くらい。──これはまだマシだった。
問題は帰りの宇都宮→熱海の4時間。そこから浜松だと更に2時間追加。
ウッツーからの帰りは長時間なためグリーンを取りたかった。
けれど、窓口に並ぶと確実に乗り遅れるタイミングかつ、電子マネーのチャージをしていなかったのでタッチ発券できず、泣きながら駆け込み固いシートで耐えることになった。
個人的には、立っているほうが楽なんですよね。
なので18切符の特権である「各駅乗り降り自由」を活かし、沼津駅と清水駅を見るついでにケツ休憩タイムを設けていました。
まあその前に宇都宮から横浜あたりでブレイクしたので、あまり意味はなかったという。
でも4時間正座よりは遥かにマシ。
次回は夏に仙台と日光東照宮へ
なんとなく行ってみたい都市TOP3の仙台で牛タンを堪能したいのと、今回は時間の都合で入れれなかった日光を避暑にあてるのを次回の18切符期間にしてみたい。
電車のいいところは、移動中でもスマホをいじれるのと、ラップトップなりで作業ができるところですね。そのために、座る必要がありますが。
色々食べたい所があるのに、1日3食、頑張って5食しかいけない所が、またもどかしい。
その分次の楽しみに回せる、って考えもできますけどね。