台風21号と北海道胆振東部地震によって、被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。
それが襲ったのはつい先週のこと。
大規模停電が話題となり、電気のありがたみを再確認しつつ、停電対策に注目が集まりました。
そして陳列棚から姿を消す「GENTOS」の製品たち。
対策するなら「何日停電するか?」を想定すること
北海道の地震では、全道の電力供給がストップする『ブラックアウト』が話題になりました。
停電により経済もダウンしたので、予想されていたことを回避できなかった北電への、ネガティブな記事が炎上気味にアップされる状況ですけど、メイン復旧は約2日と早い対応でした。
しかし、現在も約220戸が停電となっております。
一方近畿地方では、台風21号の影響で電柱がなぎ倒された区域もあるし、現在も約2400戸が停電しています。
そういう情報は、地元ニュース以外で報じられることはほぼない。
たった一週間で「もう報じなくてええやろ」みたいな空気も、恐ろしいですね。
現在も停電が続く近畿地方のある地域は、台風通過から11日が経過しています。
「停電対策をしよう」といざ考えても、せいぜい2日くらいでしょう。
設備故障や供給ストップだけなら、そのくらいで大体なんとかなっています。
ただし、「周りの電柱が全て倒れてる」など、多くの電線が断線している状態なら、それだけで済むはずがありません。
2、3日なら備蓄でなんとかなります。でも一週間以上は、一家で対応できる範囲を超えています。
停電の影響外でバカ売れするGENTOSのLEDランタン
日本のどこかしらで災害が起きると、関係ない地域で食料・飲料水の買い占めや、災害対策グッズが売れる不思議。それを被災地に回そうとする意識はないのだろうか。
防災意識が全国でも高い(らしい)静岡県でも、その傾向はありました。
今回は北海道の大規模停電が話題だったため、「灯り」に関係するものに注目が集まったようで、乾電池の買い占めや、LEDライトが商品棚から消えさったとニュースで見ました。
そして「GENTOS」の製品がよく売れたと……。
俺たちのGENTOS!
「GENTOS」は1978年設立(途中で社名を現在に)。ライティング製品(照らすほう)を取り扱う企業。
夜釣りを嗜むアングラーにとって、相棒みたいなものです。かくいう私もGENTOSのヘッドライトを使っています。
釣りやキャンプのアウトドアはもちろんのこと、土木工事などでも活用され、トップクラスのシェアを誇ります。
手持ちの懐中電灯、よく見るヘッドライトに、置けるランタンなど、LED照明だけで生き抜いている企業だから、いかに信頼を勝ち得ているのかがわかります。
オールインワンの手回し充電ラジオとLEDランタンがつよい
停電で最も不安になるのが、手持ちのモバイルデバイス達。情報を求めて触り続けると、半日も持たないのがほとんど。
モバイルバッテリーはスマフォなら2回はフル充電できるけど、ラップトップPCだと心もとない。放電しちゃったら給電できないので詰んでしまう。
ならばと太陽光給電もありますが、太陽が出ていないと意味がないデメリットも。
そんな時に役立つのが「手回し充電式」のもの。
このラジオは手回し充電ができるタイプ。USBソケットでスマフォに充電することもできるし、LEDライトも付いている欲張りパック。モバイルバッテリーも手回しタイプがあるにはあります、面倒すぎるけど。
これを防災袋に入れておけば、もしもの時に活躍してくれるでしょう。
発電機やPHV車から給電する方法もありますが、そういう状況なら、燃料(ガソリン)の供給もストップするだろうので多用は禁物。下手すれば立ち往生です。
実際に北海道の停電を乗り切った人の経験が一番ためになる件
今回の北海道地震で、ちょっと完璧すぎて怖いくらい、参考になったブログ記事はこちら。
地震の揺れで、家がどの方向に揺れるかまで計算に入れているのは凄い。
私の住む地域は、駿河湾か南海トラフで巨大地震が起これば、南北気味で揺れるはずなので、そこに倒れやすい物は置かないようにしています。正解だったのね。
GENTOSのランタンは、夜長の釣りにも使えるし、持って損はないかと。
情報を得るにも何かと電気が必要なので、手回し充電タイプの”何か”は、用意しておくにこしたことはありません。
あとはそれらを備蓄しておくにも、何かの下敷きになりやすい場所は避けましょう。