スピニングリールの最新トレンドは、小型化しつつ強靭で、オマケで低価格──。その領域は高額のハイエンドモデルが担っていた。
しかし技術が進歩した現在、なんと1万円ちょいで同等のモデルが買えちゃう時代です。
紹介するダイワの「レガリスLT」は、高品質でコスパに優れ、ついでに安い!
値段=性能じゃないんだぞと、眼を覚まさせてくれるリールです。
この記事のまとめ
スピニングリールの最新トレンドは、小型で強靭、低価格のモデルが主流です。ダイワの「レガリスLT」はその代表格で、1万円程度の価格で高品質を実現しています。2018年に発売されたこのモデルは、軽量で強い「Light Tough」という意味の通り、見た目も使い心地も抜群です。従来のレガリスと比べて、エアローターで巻き心地とレスポンスが向上し、ATDでドラグ調整がしやすくなりました。また、全体の軽量化と各部の強度アップも図られています。
レガリスLTの番手は1000〜5000番で、幅広い用途に対応しています。最小の1000番は185gと軽量で、ライトゲームに最適。3000番まではフレッシュウォーターとソルトウォーターのライトゲームに適しており、4000番以上はシーバスやサーフヒラメ向けです。また、レガリスLTにはマグシールドがないため、自分でメンテナンスや修理が可能です。
このリールは、性能面でもシマノの「ソアレCI4」と遜色なく、非常にコストパフォーマンスに優れています。値段は安いが性能は良く、日々のメンテナンスが苦手な人でも気軽に使えるモデルです。レガリスLTは、ライトゲームを楽しむ全ての釣り人におすすめのリールです。
レガリスLTは廉価リールなのだろうか
レガリスLTは2018年の9月に発売。
LTは「Light Tough」のこと。直訳すると「軽くてめっちゃ強いリール」です。
公式の商品紹介では、「見てよし、持ってよし、回して良し」と3拍子で推していますが、そのどれか1つでもダメなら、ふつう誰も買わなくないか……?
機能は1万円前後のリールとしては充実しています。少々やりすぎと思うくらい。
旧レガリスと比べるなら、エアローターで巻き心地とレスポンスが向上したのと、ATDでドラグ調整がしやすくなった所ですね。あとは全体の軽量化に各部の強度アップ。
レガリスの上にはフリームス先輩がおりまして、少し高いリールです(1万5千円台)。
そのパイセンと何が違うのか……。ダイワといえばの厄介なアレがないのです。
マグシールドがないから修理し放題だぞ!
というわけで、レガリスLTにマグシールドはありません。
そのため自分で修理し放題です、やったね! でもメンテに時間をかけたくないなら、マグシールドを選ぶほうが無難です。でも自分でOHができる人なら、マグシールドは足枷にしかなりません。
私としてはこれが一番うれしかった! 買うとはいってないけど!
フレッシュからサーフゲームに使えるラインナップ
レガリスLTの番手は1000〜5000番。最小の1000番は185gと軽量、ULトラウトロッドに最適ですね。3000番まではフレッシュとソルトのライトゲームに合うサイズ。
4000番以上はシーバスやサーフヒラメ向け。
ソルトルアー全般をやりたいワガママを叶えるなら、「LT4000DーCXH」がバランス的にいいでしょう。ハンドルノブも大きくなるので、パワーのある相手を想定したモデルだとわかりますね。
あと気になったのがコレ。
フリームスのスプールと互換性が……。それ要る?
レガリスLTはライトゲームにめちゃ向いている!
レガリスLTの強みは、なんといっても「軽くて安いし強い!」が最大の特徴。
2500番までなら堤防のライトゲーム全般に使えます。スペックを同ジャンルの雄であるシマノの「ソアレCI4」と比べると、それよりは重いけど、大差はないからバランスは似ています。
ダイワは向こうのリールを過去にしたいのでしょうか? 数年前のハイエンドクラスと大して変わらないスペックになっているのに驚きます。
値段は安いし性能はいい。レガリスLTは値段もそう高くないし、日々のメンテが苦手な人なら、使い潰す考えでタフに使ってもいいのではないでしょうか。