大阪FSの翌日、興味本位で中央卸売市場に行きました。
私は地域の食品売り場を見るのが好きなんです。特産や流通による物価変動など、台所を支える特色が見えますし、ウマイ物いっぱいなら、そこに暮らしたくなるでしょう?
さて食い倒れの街を支える市場はどんなものでしょう。
来るのが遅すぎた感がする中央卸売市場
……………………何にもねぇぞ。
ここに来るまで時間をかけすぎた(反省)。
府庁で働く人に紛れ大阪府庁を激写。観光客を横目に大阪城を通り抜けて、FSのカタログで重くなったキャリーバッグを大阪駅にようやく置いて、観光準備が整いさあ──。
そんなわけで、「中央卸売市場 本場」に着いたのは10時を回るところ。
うん、もう閉店してオツーな時間ですね。
築地のように賑わっているのかと思いきや、豊洲みたいにプロ特化した卸売市場でした。
造りも似てますし設備も近代的です。立て直したのが20年前らしくなるほどと。
市場見学の団体がいたけど、機能している時間きて設備の利便性がどうとかを実感できないから、視察としてはどうかと。
場外市場ぽいのもありましたが、一般が買い求めに来るほどの利便性はないですね。徒歩だと最寄からも健脚で10分はかかるし、わりと遠いです。
そんなわけで、本当に見学で終わりました。
大阪木津卸売市場で出会った市場らしさ
本場をぐるっと周り「何も得られませんでした!」状態になったので、環状線の新今宮からてくてく歩いて「木津市場」へ。
今地図を見たら、地下鉄に乗り換えていればそんなに歩くことなかったじゃねぇかと気づく。
こちらは一般が買い物するのもOKな店が多く、店舗数も想像より多かったです。
……しかし買い物客がいねぇ。それもあってか開いてる店も少ねぇ。食べるところは営業してますが、買い物をするには”朝市”の時間で来るのが正解なのかな。
業務向けなスーパーが開いてたのでぶらりと。
やっぱり牛肉が豊富ですね。飲食店街では神戸牛の看板が目立つし、「蓬莱の豚まんはなぜ”豚まん”なのか?」の理由もわかるほど牛肉文化です。
ここでは目についたあご出汁つゆとソースを購入。バッグにオモリを追加したぞ!
あべのハルカスの近鉄でようやく大衆スーパーに出会う
市場が閑散として予定より早く巡れています。
ほんならと木津市場でたこ焼きを食べ、歩いて通天閣へ歩き串カツを食べ、腹ごなしがてら「あべのハルカス」まで歩いてみた。
天王寺駅でたまたま「551蓬莱」を見かけたから、ここまで歩いたカロリーを補給します。
1個でいいのに最低が2個だったよ。餡は玉ねぎの自然な甘みととろみが効いてておいちい。生地が厚くてもちもちなパンを食べている気分。
これから高層ビルに登るのに、気圧変化で戻したら大変だけど、それならカロリーゼロだな!
腹ごなしに地下の近鉄食品売り場を物色。
ようやく野菜を見かけた気がする。値段は東京よりかは安い。
ぶっちゃけ浜松駅にある遠鉄ストアのほうが高いんだけど? あそこの地価と人の流通はそんなに割に合わないのだろうか。
魚介類はさすがに瀬戸内や九州からの品が多いですね。野菜も似たような感じ。
あべのハルカスの展望回廊は360度見渡すことができたし、大阪の道路の通り方が面白かったので堪能できました。
六本木ヒルズはスカイツリーが見えるベストな位置にレストランありやがったからな。
中層の屋外展望で写真整理していたけどめちゃ寒かったゾ。
【おまけ】スーパー玉出のスーパーな安さ
激安スーパーでよく話題にあがる「スーパー玉出」にも行ってます。──前日ですが。
ん? いわれるほど安くなくね?
野菜はいつも買ってるファーマーズマーケットのほうが安い。浜松市は土地柄で農業地に囲まれているから、どの地域よりも安いはずなので当然だけど……。
肉や魚もべらぼうに安いわけでもない。都市圏の立地にしては安いといえるが、ここの何が安いんだってばよ?
惣菜がアホみたいに安かった。
直前に遠鉄ストアで1本900円の恵方巻きを見ているのでめちゃくそ安く感じる。あればボりすぎてるが。
惣菜はいつも買っている値段よりも、常に30%OFFシールが貼ってある感じですね。
これで半額シールついたら、実質タダやん?(錯乱)
おそらく客層を反映しての値段かな
惣菜が異様に安いのは、料理が面倒なお一人様や路上生活者への配慮かな? 真意は知りませんけど。
大阪の一部にあるスーパーと思いきや、いく先々で見かけるので浸透ぷりが半端ないですね。
そんなこんなで大阪の物価状況を見て回りましたが、都市沿線内でもわりと安いから生活しやすそうだなと感じます。
万博で都市化が進んだら次はどんな街になるんだろう。