朝マヅメタイムを過ぎると、ビジネスタイム(通勤)がやってくる。道路上は「止まると死ぬのか?」と疑う自動車たちが溢れてきて、なぜ君たちは早く家を出ようと考えないのか、とツッコミたい。
朝マヅメは魚の活性が高くて釣りに最適だが、そこへ移動し、帰るタイミングの道路状況も、活性高めの車が多いから注意しよう!
車社会に疲れた……
私は”車通勤じゃないと死ぬレベル”の浜松市に住んでおり、つねづね思っていることがある。
自分が律儀に法律(道交法)を守っても、破るバカが多すぎる。ゆえに俺の方がバカなんじゃないか? と思えてくる。
なので近頃は車に乗るのが面倒になってきた。電車世界に住みたい気持ちが高まっている。そういえば「こっちはこっちで地獄だぜ」──なんていうだろうけど、人同士が衝突してもたかが知れてる、運良ければ恋に発展することも。なのに車同士はほぼ確実に重大な怪我をする可能性がある。
まあどちらも重大事故のリスクは常にあるわけですが……、通勤電車はある程度の秩序があるから苦じゃないんですよ。
車社会と電車社会で違う通勤ラッシュの危険度
車通勤でラッシュに巻き込まれるリスク
- 「◯が原因で遅れた」の証明がしづらい(高速道路なら事故で迂回などの場合は証明書がもらえる)
- 軽度の事故でもよくて懲戒、重度なら解雇も当たり前
- 燃費が悪くなるので金銭的ダメージがある
- 渋滞で動かなくてもエアコン完備でわりと快適
- 接触するだけで金を搾り取られる
電車通勤でラッシュに巻き込まれるリスク
- 事故などで遅延の証明書がもらえるので言い訳しやすい
- 都市圏なら1本ずれても数分ロスで済むけど郊外は数十分以上もあるから致命的に
- 満員状態で停車されると地獄
- 車内は渋滞してても時間通り到着してくれる有能さ
- 接触するだけで金を搾り取られる可能性がある
電車は時間に左右されにくいのが利点かと。遅延したら証明書がもらえますしね。車は高速道路なら遅延損害がありますけど、ただの国道で自然渋滞に対しキレても何も起きません。
とはいえ、毎日満員電車は気が滅入る──てのはわかる。
交通量が少ないほど自動車の活性が高まる
車社会は「法定速度って何?」の車が目立つ。
近年は複車線やバイパスなど、道路が広く走りやすいように整備されている。自動車の性能も向上に、静かでスムーズな電動アシスト加速、そして安全装備がモリモリになり、勘違いをしたスピード狂も多くなっている。
深夜~早朝の時間帯は人通りもなく、車も少ない。そのためスピードを出す車がめちゃくちゃ多くなり、猛スピードで後ろに来たと思ったら、車間を詰めてオラついてくるヤツもいる。
煽り運転が問題視されているし、車内から通報できるシステムを持つ車も登場してきているのに……バカたちは今日も煽っている。
小型オービスは実用済みだし、車内カメラから通報できるシステムもゆくゆくは
危険運転や煽り運転がなくならない? なら「遭遇したら即通報」ができるシステムが当たり前になればいい。その土台が築かれつつあります。
小型で持ち運び可能なオービスは、住宅街などの狭い路地に対応できる取締機。そういう道は30km制限が多いし、50kmで通過してもガッポリ金取れちゃいますね。オーバー60kmで逮捕されたケースもあります。
オービスは道路上とかねずみ取りなど、ある程度目立つ大きさだからわかりやすいけど、それが小型で家の間から睨んでいると思うと、どんな道も気を抜けないようになる抑止力が働きます。
5G回線を利用したコネクティッドカーは、高速通信を利用し、車だけじゃなく市街地カメラからの情報も受け取り、それを自動走行に反映させます。自動運転が増えることで起きるメリットは、交通渋滞の解消があります。法定速度と厳格なルールは円滑な通行と事故防止のためにもあります。
煽り運転をされている──と感じたら、即通報できるシステムも整備されはじめている。後方のカメラ映像をリアルで警察に送れるようになり、周知されてくれば、あおり運転や交通事故は減っていくのではないでしょうか。