どこからともなくスノボが飛んできて、指が吹っ飛んだという体験が話題に。
安全うんぬんの話題は魚釣りもよくありますが、意識して怪我させる人はいないでしょう。「絶対に安全です! 儲かります!」は、この世で1番信用ならない言葉。
AIなりロボット技術が進もうと、人間の油断によるミスはなくなりません。
そのために予防線が必要です。
親方!山頂からスノボが!
まずはこちらをチラ見してください。
ボードを扱うスポーツには大抵、リーシュコードと呼ばれる、人とボードを繋ぐ道具があります。スノボかサーフィンを経験しているなら、知っている人もいるでしょう。
それが無くともボードには乗れます。でも安全のためには必要なものです。
──なんのための安全?
例えば転倒してボードが”離れた”場合……当人は打ち身程度で済みますが、飛んだボードが他人に向かっていくこともあります。休憩所で立て掛けていた板が風で倒れ、それがゲレンデをマッハで滑走することもあります。
それらの起点はうっかりからだろうし、個人の意識次第でなくせる事故です。
もしものためにあるのが保険、それが安全装備
釣りにおけるフローティングベストもそう。
無くても釣りはできる。でも落水する可能性はゼロじゃない。だけどそれを装着するのは個人の自由…………施設の規則や地域の条例で決められていない限りはね。
最近新たなポイントで注目を集める磯も、魚釣りのカテゴリ内では危険な場所であります。
でかい魚が釣れることに目が眩み、安全意識が欠落しているアングラーも少なからずいるはず。怪我をすることは勲章じゃありません。「このおかげで助かった」のも道具に助けられた結果。
臆病になるほど怪我はしにくい。リスクに近づくほど離れるわけですからね。
ああしておけばよかったの実体験
今までで1番の失敗は、魚に釣竿ごと持ってかれた時ですね。
これを防ぐには釣竿と自分を繋いでおけばよかっただけ。でも案外、陸っぱりで対応する道具がほとんどありません。
足場の悪い磯だと岩と繋ぐためにピトンと紐を用いたり、オフショアだと座席に固定したり。これらは道具が持っていかれるのを防ぐ一面もありますが、魚に引きずり込まれないための安全対策でもあります。
水に落ちれば即サヨナラになりやすい魚釣りは、道具と人を結ぶ紐も忘れてはならない安全装備です。
まずは小道具をコードで繋ぐことから
ちんまいハサミやプライヤーは「キーバック」を使えるよう配慮されています。なのに釣竿にそれがないのが面白い。
今までずっとコードリールって呼んでたけど、それって電源コードを巻くやつだったなと気づく。
これ100均でも普通に売ってるけど、すぐコードが戻らなくなるのでそこそこの値段を選ぶのがおすすめ。