真のセレブが使うアイテム集の記事を読んで、そこにクーラーボックスがあることに驚いた。
どうやら「YETIのクーラーボックス」は、セレブのステータスになるたしい。
魚釣りに使うことはできるのだろうか?
プロの要求に答える最高峰のクーラーボックス
「YETI」はクーラーボックス関連の専門メーカーで、2006年操業と比較的新しい会社。
セレブに認めれた理由は、数多くのクーラーボックスよりプレミアムな存在であるため。
価格相応の性能と耐久性はもちろんのこと、プレミアム感があることでセレブに人気!
安さと性能では、日本の釣りメーカー製が優位といえなくもありません。──でもセレブには選ばれない。それはなぜだろう。
YETIのクーラーボックスは熊にも開けられない耐久性!
セレブは古来から狩猟がお好き。YETIのクーラーボックスは、森のハンターが獲物を一時貯蔵するのを想定しています。
そのため、熊に開けられないよう、蓋に鍵をかける構造になっています。
……その機能、日本だと要らないかもしれない。
北海道のサーフで鮭を狙う場合、ところによっては必要かもしれません。少なくとも太平洋側の海辺で、クーラーボックスが獣に襲われる事態はほぼありえないでしょう。
氷を1週間近く残せる保温性!
YETIのクーラーはとにかく厚いしゴツい!
保冷力を高めるため、断熱材を分厚くしており、収納するために本体がどうしてもデカくなります。
蓋は気密性を保つため、凸凹の形状になっています。氷を一週間近く保たせることが可能なため、冷蔵庫の節約になるかもしれません。
日本の釣具用も保冷力は高いですが、氷はせいぜい1日保てばいいくらいですね。……このくらいで十分じゃない?
値段は……それほどでもない
YETIのクーラーボックスはセレブ御用達。……てことは、お値段も高いのでしょう?
ところが、それほど高くないといった印象。
だいたい4万円くらいしますが、釣具用のクーラーボックスも”高め”を選べば、それに近い値段になります。
……値段が高くても性能は申し分ない。
なのにYETIの製品を日本で見ることはまずない。
なぜかと考えると、「使いやすさ」は日本製品が圧倒的なんですよね。だって釣り場に重くてゴツくて持ちにくいクーラーボックスを運ぶのは、……疲れるだけでしょう?
釣り用には向いてないがBBQには最適な存在
YETIのクーラーボックスを使う場面は、日本だと「BBQ」がもっとも適していると思います。あとはキャンプですね。
容量に対する保冷力の高さは世界レベル。ただ大きいだけならホムセンで安いのがありますが、少ない氷(保冷剤)で長く冷やしたいのであれば、クーラーボックスの性能も追求するべきでしょう。
氷を少なくできるってことは、持ち運ぶ際の重量も軽くなります。
クーラーボックスを選ぶ基準で、保冷能力を追求することは、持つだろう自分の体をいたわる選択といっても過言じゃありません。