静岡県内で魚釣りに特化した地域といえば、御前崎市かもしれない。
なぜそう思うのか──。
できる釣りと対象魚の多さは全国屈指なのでは? 釣り大好き民は移住してきてもいいのよ?
ひょっとして御前崎市はアングラーの楽園なのでは?
御前崎市は隠れたアングラーパラダイス。
そう思う理由は釣種の多さです。
御前崎沿岸は黒潮の分流があたることもあるため、魚の種類がとても豊富。風が強くなりやすいのが難点ですが、年中通して過ごしやすい陽気が光ります。
肝心の釣りに関してですが……。
沿岸はサーフに地磯(のような海岸)に漁港と、ショアキャスティングで人気の対象魚をほぼ全て網羅できるほど。年中何かしら釣れます。
沖は有名な「石花海」への起点となっており、大型の青物なりマグロを狙うこともできます。中深海の高級魚からトローリングでカジキまで狙える幅の広さ!
いや~……、生きているうちに全部できるかな? ってくらいありますね。
淡水魚だけは(隣に行かないと)無理ですけど……。
釣りYouTuberにとってネタが尽きない地域
──というわけで、御前崎市でやれる釣りはとても多い。
年中”何かしら”の人気魚は狙えるし、ポイントの種類も多いため、テクニックを磨く場所にも向いてます。
釣りの対象に事欠かないってことは、ブログなり動画のネタも尽きないことに繋がります。沿岸と沖、どちらもやる勢なら、全国でもパラダイスなポイントは少ないのではないでしょうか。
生息する魚の種類は串本(和歌山県)がトップですが、魚釣りのしやすさとバリエーションなら、御前崎が圧倒していると思います。
ここでゆいいつ向いてないのは、シーバスかもしれない。
人気の対象魚をほぼ全て狙える御前崎市の実力を見よ!
1シーズンを通して、御前崎市で何が狙えるかを、人気対象魚をもとにまとめてみました。
堤防でアジングにメバリング。アオリイカの実績も高い。
堤防サビキが最盛期。青物の回遊もはじまり、船釣りはビッグゲームの季節。
サーフのフラットシーズン。場所によってはヒラスズキ。沖や港内はタチウオ・カマスの回遊あり。
船サビキでキンメが有名。根魚の狙い所は地味に多い。
……あれ? めっちゃスペック高くない?
遠州灘と駿河湾に行きやすい立地もメリット
他の地域から御前崎市に行くのは、ちょっと面倒に感じるかもしれません。……海鮮や釣りを目的にしないと、特に何もないからね。
でも、御前崎を拠点にした場合、行ける場所が多くなります。
半島っぽい先端に御前崎港があるわけですが、東名までの道とR150がバイパス化しているため、車での移動はそう苦になりません。
ここからは、静岡県の都市部である浜松市と静岡市の、ちょうど中間くらい。
静岡空港へは両市より近いため、遠方への旅行好きにとってはプラスでしょう。……電車は遠くなりますが。
御前崎市に移住したくなったらこちらを参照
移住に関しては、御前崎市の公式HPにくわしい案内があります。
東京圏からの移住については、「移住・集魚支援事業補助金」の制度があります。金額もけっこう大きいですよ。
住まいの相談などは、「オンライン移住相談」をどうぞ。
移住に関する総合案内はこちらになります。