シースパローロング130HS vs かっ飛び棒:どちらが最強のサーフルアー?

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サイズアップして生まれ変わった「シースパローロング130HS」は、平均飛距離91.2mのぶっ飛ぶシンキングペンシル。

はる@釣行中
はる@釣行中

大きいシルエットと柔らかいスイムで、サーフのターゲットを狙い撃ちだぜ!

……あれ? なんかデジャブを感じる。やれやれまたか、いくら大手でも流行りを真似るしかないのか。

──と侮ることなかれ、あえてシマノが後出しするのは理由がある。

この記事のまとめ巻き上げた分を落とす調整ができるならヒラメがぐっと近づく

「シースパローロング130HS」は、シマノが誇る平均飛距離91.2mのシンキングペンシル。大きなシルエットと柔らかな泳ぎでサーフのターゲットを狙い撃つ。特に、狂鱗ホログラムによるフォール中のアピールが最強クラスで、動きが少ないシンペンでも効果的です。

ジャンプライズの「かっ飛び棒」が先駆けとして有名ですが、「シースパローロング130HS」はその遅れを取り戻すために設計されました。細かいホログラムと小刻みなバイブのフォールアクションにより、アピール度が高いルアーとして評価されています。

バックスライドアクションや、ストップ&ゴーのロッド操作でさらに効果的に使えます。特に、バックスライドさせる際のロッド操作が重要で、巻き上げた分を調整することでターゲットに近づけます。

さらに、価格面でも「かっ飛び棒」より少し安く、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。全体的に、性能と価格のバランスが取れた優れたルアーとして、多くのアングラーにおすすめです。

シースパロー130HSがあいつらに勝てる部分

サーフで使うヘビーでロングなシンペンといえば、ジャンプライズの「かっ飛び棒」が先駆ですね。

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実績を積み上げたら、各社は類似品をこれでもかと発売しだしましたが、オリジナルを超える存在は居ませんでした。

もはや飽和状態のカテゴリに、サーフルアーのレジェンドとシマノが、ガチンコ勝負を挑む。

https://www.youtube.com/watch?v=DJ7KqWMLzoE

シースパロー(旧)は、かつてトップクラスの飛距離がウリだったリップレスミノー。

そこにロングタイプのモデル「130HS」が追加。

はる@釣行中
はる@釣行中

おお、この見慣れたようなシルエットは……。

……確かに、確かに遅すぎる登場。ですが! 先駆けに勝てている部分はあります!

狂鱗ホログラムでフォール中のアピールが最強クラスに

“狂鱗”はシマノ独自のホログラムパターン。

魚の鱗より細かいホロパターンは、わずかな動きでも乱反射しやすく、動きが少ないシンペンでは有効なアピールになります。……どうです、この細かいホログラム。ギッラギラですよ。

ウグイがこんな細かい鱗だった気がする……。
https://www.youtube.com/watch?v=DJ7KqWMLzoE

ペンシルタイプはゆらゆらフォールが命。落ちる時に下方向へ反射光を届けるため、スイムよりも広範囲のアピールが可能になります。狂鱗はより細かいホロパターンだから、イワシのウロコが落ちるイメージとそっくりですね。

この特殊なフラッシングをサポートするのが、シースパローロングのために設計された、バックスライドとフォールアクションです。

狂鱗+小刻みバイブのフォールで煌めくビル光を再現!

狂鱗の細かいホロに反射する光、そして小刻みに揺れ落ちるフォールアクション。これらが組み合わさることで、HSシンペンで最もアピール度が高いルアーになったのかもしれません。

シースパロー130HSは、フォールアクションをより活かすため、側面の平面部を広めにとっています。これにより小刻みなバイブをしつつ沈む設計。3箇所のフックはどこにバイトしてきても逃さない意思を感じます。水を噛みやすいフロント形状は、浮き上がりやすく、フォールの機会を増やしてくれます。

詰めに詰めて洗練されたデザイン性を感じますね。

フォールを活かすロッド操作でストップ&ゴーをより効果的に

シースパロー130HSは’バックスライドアクション’があります。まあ他社の同じタイプも大抵バックスライドはするわけで、大して珍しくはありません。でもこの機能をフルに活かすには、アングラーのテクニックが必要になります

バックスライドさせるコツは、ロッドを立てながらリトリーブしている時、止めた時にロッドも倒すこと

巻き上げた分を落とす調整ができるならヒラメがぐっと近づく

ようはラインを送り込むことで、後ろに下がらせるわけです。前重心なら手前に向けて落ちるので意味がありませんが、中心か後重心ならバックスライドしてくれます。レバーブレーキならロックリリースだけでも出来ますが、ロッドを倒すだけのほうが楽でしょ?

ロッドを立て気味でリトリーブするのは利点もあって、魚が乗った時の感触を感知しやすいのと、合わせの時にいい角度でフッキングしやすいから。水平以下で合わせると、ロッドを立てた時に曲がりの角度が合わず、下手すれば折れてしまいます。

イメージとしては、「魚の口にエサ(ルアー)を放り込む」ことを意識しましょう。

シースパロー130HSはかっ飛び棒より少し安いのも強みだぞ!

かっ飛び棒は2,200円ほどするのに対し、シースパロー130HSは2,000円ほど。大して変わらない? いやいや全くその通りだが、長さと重量はほぼ同等、性能に使い方も似ている……。じゃあ安いほうを買うほうがよくない? 10本買えば1本分得するやん!

http://fishing.shimano.co.jp/product/lure/5745
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