シースパロー130HSは先駆けに勝てるのか?

2019年春にデビューした「シースパロー130HS」は、平均飛距離91.2mのぶっ飛ぶシンキングペンシル。大きいシルエットと柔らかいスイムで、サーフのヒラメを狙い撃ち!

──あれ? 妙な既視感が。……もしかしてパクr(検閲)。

もはや搾り尽くしたカテゴリに、あえてシマノが後出しするのは理由がある。

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シースパロー130HSがあいつらに勝てる部分

サーフで使うヘビーでロングなシンペンは、「かっ飛び棒」が先駆みたいな存在。コレのヒットで各社は類似品をこぞって発売。しかしオリジナルを超える存在は居ませんでした。

そのカテゴリに今更挑むのは、サーフルアーのレジェンドを抱えるシマノ。

かつてトップクラスの飛距離がウリだったリップレスミノー「シースパロー」に、ロングタイプのモデル「130HS」が追加。

https://www.youtube.com/watch?v=DJ7KqWMLzoE

姿形に既視感がある? ナンノコトカナ?

……確かに遅すぎる登場ですが、先駆けに勝てている部分はあります! 中でも私は「フラッシング」を特に推したい!

狂鱗ホログラムでフォール中のアピールが最強クラスに

“狂鱗”はシマノ独自のホログラムパターンです。魚の鱗より細かく感じるホロパターンは、たしかに見ないタイプです。

ウグイがこんな細かい鱗だった気がする……。
https://www.youtube.com/watch?v=DJ7KqWMLzoE

どうですこの細かいホログラム。キモイでしょう?(褒め言葉)

シンペンはスイムよりもフォールが命! ボディのゆらぎが光を反射し、周囲の魚にキラキラアピールするわけですが、既存だと”レンズホロ”のパターンくらいだけでした。

狂鱗のホロは実際の小魚より細かいほどで、イワシボールからこぼれ落ちる鱗を再現できるくらいですね。反射する対象物が細かいので、わずかな角度でも乱反射しやすく、全方位へのアピールが可能。

この特殊なフラッシングをさらに強力にするのが、シースパローロングのために設計されたバックスライドと、小刻みに震えつつフォールするアクションです。

狂鱗+小刻みバイブのフォールで煌めくビル光を再現!

狂鱗の細かいホロに小刻みに揺れるフォール──。これらが合わさることで、同カテゴリの先駆に勝つ唯一無二のアピールが実現。

これは動画で見るほうが想像しやすいかと。

動画内にあるスイムとフォールの映像がとても参考になります。

シースパロー130HSはフォールを活かすため、側面の平面部分を広めにとり、小刻みなバイブをしつつ沈むような設計。独特なフォールを補助するのは、あまり見ない水平のフロントアイ。詰めに詰めて洗練されたデザインを感じます

フラッシングは青物に有効と思われていますが、イーター全般に効果はあります。

夜間に光を当てると魚が逃げるように、反射の刺激に反応したイーターは、「あれは食えるのか?」と興味を持ちます。水はクリアなほど光は届くので、日が昇ってからド凪のサーフで使うのが、もっとも効果的なタイミングです。

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フォールを活かすロッド操作でストップ&ゴーをより効果的に

他社の同型シンペンもバックスライドはします。でもこれをフルに活かすのは、アングラーのロッド操作次第。

フォールを活かすロッド操作のコツは、あらかじめ立てて構えつつリトリーブして、止めた時に倒すこと。そしてテンションフォールとフリーフォールの違いを理解すること。

巻き上げた分を落とす調整ができるならヒラメがぐっと近づく

サーフでルアーを垂直に落とすには、ラインを送り出す必要があります。それはレバーブレーキだったり、逆転機構を活用するなど、手元のリールだけで操作する手段はあるけど……。

それより、ロッドを倒すだけのほうが楽でしょ?

立てて構えるのは利点もあって、リトリーブ中に魚が乗ると合わせやすい。フォール中はテンションが抜けるので喰い込みがいいです。

デメリットは繊細なアタリが取れないことですね。フラット相手ならそれを気にする必要は特にないです。

ヒラメにシースパローを届けるイメージで

サーフは遠浅でも水深2mはザラで、シンペンをボトム付近にキープするには、けっこう遅めに巻く必要があります。

ただ巻くだけでもヒラメは釣れますが、シンペンはフォールが特に強力なので、それを積極的に使わない手はありません。

まずは巻き上げでどう動くかを把握し、沈降速度を確認しましょう。したら水中でルアーが今どこに居るかが推測できるので、例えば離岸流の出口や点在する瀬のキワなど、魚が居やすいピンポイントにルアーを落とすことで、効率的な釣りができるようになります。

この感覚を培うには、干潟のウェーディングが一番向いてます。水との距離が近く状況が似ているし、地形も酷似していますからね。

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シースパローロングはアレより安いのも強みだぞ!

かっ飛び棒は2,200円ほどするのに対し、シースパロー130HSは2,000円ほど。

長さと重量はほぼ同等、性能に使い方も似ている……。じゃあ安いほうを買うほうがよくない?

10本買えば実質1本得やん!(都合のいい解釈)

リップレスの弱点を把握してフォローするルアーを常備すること

リップがない利点はレンジの自由度ですけど、難点がけっこうあります。

  1. 強風でラインが煽られる時は沈みにくい
  2. 早巻きで底を引けない
  3. 波が高いと浮かびあがりやすい

などなど──。

シンペンは魚の活性が落ちる時期ほど効果的。反対に高活性時は早く動かすほうが反応しやすいので、シースパローみたいなタイプは早巻きだと水面下を通ることになるから、フラット相手だとレンジが上すぎになる問題があります。

次に荒天時はリップがないため、ラインが煽られる状況だとボトムまで沈まないことも。

これらの特性を理解すれば、たった一種で全てのポイントをフォローするのは無理とわかるかと。プロっぽい人が複数のルアーを進めてくるのは、そういう背景もあります。

熱砂 シースパローロング 130HS [NESSA Sea Sparrow Long]|ルアー|用品|製品情報|シマノ -SHIMANO-
シマノ釣り製品情報を始め、各種イベント情報など、フィッシングシーンをサポートする情報をご提供する公式サイトです。私たちシマノは釣り具という製品を通じてあなたとご一緒したいと考えます。海も川も湖も、そこに魚たちがいる限り、人と魚たちとの出会いのドラマは無限です。この素晴らしいドラマをこれからも永遠に継承するために、テクノ...
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海釣りがメインでたまに淡水も。2019年の目標は月イチ釣行、浜インしつつ遠州サーフを再度マッピングしていきたい。

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とある浜松アングラーの一生