ゴミにゴミを拾わせるための工夫

連休がはじまり、どこの釣り場も”人のほうが多いレベル”で混雑している話を聞きます。

人が増えると顕在するのがゴミ問題。観光にライブイベントなど……これは世界遺産だろうがどの分野でも同じこと。対策にはモラルを問わねばならないのも、改善しにくい理由でもあります。

たかがゴミ? そう思うバカが多いから、釣り場がどんどん減るのでは?

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なぜ釣り場にゴミが捨てられるのか?

釣具の包装って分別回収に出すとかなり面倒。

ルアーのパッケージなら「燃える・燃えない・プラ」に分かれるし、釣りエサにしても「燃える・燃えない」に分別されます。タックルならなおさらで、”そもそも捨て方を知らない”って方も多いのでは?

ちなみに浜松市ですと、リールは燃えないゴミ、釣り竿は60cm未満が燃えるゴミ、60cm以上は連絡ゴミ(5本ごとまで)、釣り針は燃えないゴミとなっております。

参考までに、タックル一式をゴミに出す場合はこんな感じで分別されます。

  • リール(燃えないゴミ)
  • ロッド(60cm未満は燃えるゴミ。以上は連絡ゴミ)
  • ライン(60cm未満に切って燃えるゴミ)
  • サルカン・スナップ(燃えないゴミ)
  • 釣り針・フック(刺さらないよう処理して燃えないゴミ)
  • オモリ(資源回収。プラ含なら燃えないゴミ)

端的に包装が過剰すぎるといえるし、人間は手間が増えるほど、面倒がって手を抜きたくなる生き物。ゴミを減らすためには、企業の努力もかかせません。

わざわざ釣り場にゴミを持っていく必要あるん?

釣り場に落ちているゴミは、現地で包装を破り、それを持ち帰らないパターンがほとんど。

私は釣りに行く前に必要な道具を用意します。家で包装を破ってケースに小分けするから、家庭でゴミ分別が終わるし、現地でゴミが出るとすればカットしたラインとエサの包装くらい。それはポケットなりバッグに入れておけばいいし、「なんでゴミが落ちてるんだい?」と不思議に思う。

特にゴミを出す人は、”釣り直前に釣具店で買い物をする人”かと。

ルアーメンは「ルアーケース」という便利なアイテムがあるのに、釣具店でパッケ入りを買って、現地をそれをはぎとりケースに移すから、邪魔になったパッケージが地面に落ちているのをよく見かける。

市販の投げ釣り仕掛けも、針がなくなればそのまま捨てられているし、入ってた袋もよく放置されている……。

数あるアウトドアジャンルでも、人が最も近づく水辺で食とも関係する場所で行うことなのに、ここまでゴミが捨てられるのも、不思議を通り越して「同じ人間か?」と疑いたくなる。

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ゴミを拾わせる工夫を

アウトドアの世界では、ゴミを捨てない思想は多いけど、実際に清掃活動を行う人は少数派です。取り組みもボランティアですし、集団での活動は善人アピールと受け取られることも多い。

清掃活動に関しては、SNSで特定のハッシュタグを使う活動が盛んです。

ゴミを拾う前の写真を撮り、終わった後のゴミ袋とハッシュタグを添えてアップ。いいね乞食と受け取られることもありそうですが、そんな思想と関わることは何一つメリットはないでしょう。

人が集まりやすい観光地は、ゴミのポイ捨てに困る地域が多い。その対策として、ゴミ捨てに遊び心を設けるのはひとつの手段ですよね。

「自分のゴミ+1」で釣り場は自然とキレイになっていくのでは?

自分が捨てたゴミじゃないのに、釣り人の足元に落ちているゴミは、その人が出したゴミと受け取られます。いくら弁明しようとも、それは一般からすると”同じ人”にしか見えませんし、一般が捨てた物でも釣り人が原因だと受け取られやすい。

「水辺によくいるのは釣り人だから、そこにあるゴミは釣り人が落とした物に違いない!」

……という心理が働いているため、水辺のゴミ対策には釣り人を排除したほうが手っ取り早いんです。

たとえ清掃活動でアピールしようとも、行うのは全体からすれば少数ですし、ゴミを生み出す側が多すぎるのが問題です。

私はなるべくゴミを出さないよう、事前に包装を解いて釣りに行く工夫をしています。それと魚を入れる用のゴミ袋を数枚用意して、入る範囲で自分が行動する範囲の人為的なゴミは拾っています。

──こんな簡単なことを、逐一拾いましたアピールするのもバカらしい。

なので私はSNSにブログで報告はしていませんが、アングラーひとりが自分とは関係ないゴミを1個拾って帰るだけで、釣り場は自然とキレイになっていくはずじゃないですかね?

他人の思想を変えるのはすごいカロリーが必要

清掃活動をSNSでアピールするのは、人によって裏はあるだろうけど、私は合理的と思います。

いい大人とは、若者の規範となるべき存在。

先日、信号待ちの交差点で、自転車から降りて押しながら横断歩道を渡る小学生を見ました。ルール上ごくごく当たり前の光景なんですけど、都合いい時に車道と歩道を使うチャリンカーに「どう思う?」と見せたい光景であります。

ツイッターにインスタは若年層が多く、高いタックルで多方面で活躍できる大人アングラーのフォロワーになって、未来の想像とあこがれを持つ若者は、それなりにいるのではないでしょうか。

だからこそ、魚との記念写真アングルにこだわるよりも、ただしい思想を写真で伝えるのも大事なことかと思います。

そんなわけで次回の釣行からは、私も積極清掃アピールしていきたい所存。……行ける日に荒天が重なりまくり、あれから結局平成が終わるまでに行けなかった。どこでお祓いすればこの呪いが解けるのだろう。

コラム マナー問題
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とある浜松アングラーの一生
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